★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

年金生活者になって

2021年08月05日 19時40分36秒 | 徒然(つれづれ)
 定年退職後、再就職はせずに、すでに2年半の引きこもりの日々を過ごしている。
 収入は年金と家内の内職の稼ぎだ。
 それでなんとかやっていけている。

 その年金は長年の労働の対価の一部を、老後のために積み立てたものだ。
 しかし労働というか、仕事をしたという実感はほとんどない。
 ただ単に会社に行って、大して難しくもない、いわばルーチンをこなしていただけだ。

 それで普通に給料を貰え、人並みに管理職まで昇進したのだから、一応、仕事にはなっていたのだろう。
 学校に行ってとりあえず授業を受けて、試験では平均以上の点数を取っていたようなものだ。
 それで最低限の生活を維持できる年金を貰えているのだから、不思議な気がする。

 若い頃は、自分が年金生活者になるとは夢にも思わなかった。
 祖母が老齢年金をもらっていたのを子供心に記憶していて、年金生活者イコール老人という認識だった。

 今やその私が年金生活者であり老人だ。
 年金生活者というのは甘受せざるを得ないが、老人というのにはまだまだ抵抗がある。
 いつになったら、自分を老人と認識するのだろう。
 
 

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新陳代謝のためのウォーキング

2021年08月05日 13時26分19秒 | 徒然(つれづれ)
 若い時は何かにつけて活動的で、身体は無意識のうちに活発な新陳代謝を行なっているものだ。
 しかし歳をとるにつれて、動くのが億劫になり新陳代謝が低下する。
 すると当然のように肉体は老化のスピードが速まる。

 新陳代謝とは、いわずもがな、古いものが新しいものに入れ替わること、人間の身体でいうと、細胞の入れ替わりだ。
 部位により異なるが、胃腸の細胞で約5日、肌の細胞で約28日、骨の細胞で約3ヵ月の周期で入れ替わるという。
 要は、人間3ヵ月で別人に変身するのだ。

 私にとって、その周期を維持するための最低限の活動が日課のウォーキングだ。
 定年退職以降、コロナ禍も相まって、人との付き合いもほとんどなくなり、外出することが極端に減った。
 それは取りも直さず、新陳代謝の低下に直結する。

 ウォーキングをすることにより、酸素の吸入量、水分の補給量が増え、汗や尿などで老廃物の排出が促進され、新陳代謝が高まるのだ。
 炎天下のウォーキングで、滝のように流れる不快な汗もそれを思えば、エアコンの効いた部屋で終日ゴロゴロしているより、健康にはプラスに作用しているはずだ。

 実際に大量の汗をかき、大量の水分を補給することにより、心なしか肌のツヤがよくなってきたように感じる。
 また歩くことにより、足腰の衰えをさほど感じなくなった。

 マグロが泳ぐことをやめたら死ぬように、人間も歩くことをやめたら、老化して死期が早まるのは当然か。
 当分、朝の日課のウォーキングはやめられない。
 

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