★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

円周率なんてどうでもいい

2021年08月17日 21時19分20秒 | 徒然(つれづれ)
 スイスのスパコンが円周率を62兆8000億桁まで計算したという。
 円周率、言えるとしても、普通の人間なら3.14まで、ちょっと変人でも10桁くらいまでだろう。

 別にそんなもの知らなくても、日常生活になんの支障もない。
 それを気の遠くなるような桁数まで計算してなんの意味があるのだろう。
 
 当事者は、現代の先端の数学、物理学、工学などは、円周率なしでは機能しないなどと言う。
 具体例を挙げると、火星の表面に惑星探査機を着地させるのに必要な、パラシュートのサイズを計算するのに欠かせないらしい。
 そこかよ。ニッチもニッチ、日常生活とは何億光年も乖離している。
 火星での日常生活が普通になるのに、あと何年、いや、何世紀かかると思うてんねん。

 円周率は無限小数であり無理数だから、コンピュータに計算させても、永遠に割り切れず、不規則な数字が無限に続くだけだ。
 そんな徒労を莫大なコストがかかっているスパコンにさせるのは、いかにも資源の無駄遣いだ。

 スパコンはそんなことのために使うより、もっと生活に密着したことに利用できるはずだ。
 現在の世界の懸案事項、コロナ対策に使えないものなのか。
 

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