不思議なことに、シフォンケーキを余り好きではない人に
このレッスンを進めると半信半疑ながら受けられて
焼きあがったときそのふわふわ感に
皆さん、感動される。
大抵よく話を聞くと初めて食べたシフォンケーキが
まずかったらしい。
パン屋のシフォンケーキはオススメしない。
そしてオイルも重要になる。
シフォンケーキを試食で出すと、
『今まで食べてたシフォンケーキはナンだったんでしょう?』
という言葉を聞くことも多々あった。
だから私はシフォンケーキのレッスンをお勧めしている。
昨日は備前でカフェを開くことが夢であるHさん。
型から抜いたときにそのふわふわ感を見て
『うわ~先生!ありがとう~
』と、
彼女はLuckyに来てまだ4回目のレッスンだったが、
ほぼ毎回、出来上がったときに感動して
この言葉を言う。
お世辞でもない、よいしょでもない、
心からの感動の声。
私はいつもこの声を聞くと
ヤッパリこの仕事はコレがいいんだよな~と
つくづく思うのである。
焼きあがったときの、出来上がったときの
つい口から出るこの言葉。
それがとてもいい。
講釈こねたり、感想を言ったりより、
このつい言葉に出てしまう感じが何より正直な感じがしていいね。
その場しのぎの適当な社交辞令は好きではない。
耳がこそばくなるような褒め言葉も好きではない。
(ウソっぽく思える)
やっぱり、心に思った感動がそのまま言葉に出るほうが、
正直な感じがして心地いいね。