百済の反撃、後燕の侵攻、タムドクは休む間もなく戦い続ける。
ふと、高速道路の追い越し車線を連想しました。
追い越し車線に一度出ると、なかなか走行車線に戻れなくなります。
追い越し車線でアクセルを踏み続けながら、興奮して、気が休まらない。
領土を広げようとするタムドクも、追い越し車線にいるようなものでしょう。
GYAO放送。
1話あたり、20分ちょっとなので、2話まで見ても、まだよくわかっていません。
ガイドブックを見たら、シットコムとあったので、コメディーとして見ればいいのかと納得しました。
ユン・サンヒョンがやたら元気なのが、目立ちます。
韓国で無人島にたどり着いたら、中国船や北朝鮮船が来てしまうこともあるんだなーって、妙に納得しました。
すごく地味。
始まってから、ずっと寝込んでる高麗皇帝。
戦闘シーンはまるでなし。
主人公は、子役から始まったわけでなし、最初から大人なのでした。
そして、政権闘争を延々と…。
でも、きらいじゃないんですよねー。
頭脳戦のドラマって。
「太祖王建」の続きの時代のドラマ。
\驚いたのは死にゆくワンゴンの回想シーンに「太祖王建」の場面をそのまま使っているところです。
「太祖王建」では何もかもうまくいっていたように描かれていたのに、実は高麗王朝は問題だらけだったというところが、おもしろいです。
配役が変わっているので、「光宗大王」になって、ワンゴンの王妃達がいきなり老けてしまったのが、一番衝撃なのでした。
「二人の世界」届きましたけれど、いつになったら見れるでしょう?
思悼世子の死。
米櫃の中で死なず、刺客と戦って死ぬなんて、こんなに創作していいのかしらとおもうほどです。
それも「イ・サン」とか見ているから、わかるのであって、初めて見た歴史ドラマがこれだと、いろいろ誤解しそうです。
ドラマで堂々と北伐なんて言って中国の人が見たらどう思うんでしょう。
冷静に考えると北伐なんて、無理でしょうから、思悼世子を死に追いやった臣下達の方が正しいのかもしれません。
清への復讐心と思悼世子の死に関連があったかどうかも、よくわかりませんが、ありえそうに思えてきます。
いよいよ、イ・サンの登場で、ドラマは新展開なのでした。
BSジャパン放送。
録画していたのをやっと見始めました。
番組始めの日本版のプロローグを見て、ぞくっとしました。
韓国の時代劇はここまで進化しているんですねー。
チョン・グァンリョルの剣仙が出てきただけで、番組が締まる感じがとってもします。
いままでの時代劇のおもしろエッセンス盛りだくさんで、ドラマを作ってしまうんですね。
剣仙の手を切られるところは、ちょっと引いてしまいました。
子役たちが、ちいちゃい頃から、ドラマでおなじみの子たちで、彼らがこんなに成長したのかーと感慨深いものがあります。
そのうち、ヨ・ウン役のユ・スンホみたいに大人の役をやっていくんでしょうねー。
ペク・ドンスの竹のギプスは巨人の星の星飛雄馬の大リーグボール養成ギプスを連想させるし、武士養成所の壮勇衛はハリー・ポッターを連想しました。
タムドクの兄、タムマン王子がいい人だったのに、いきなり豹変してタムドクの暗殺を指示したりして、なんというご都合主義ドラマだと思ったら、実はやっぱりいい人だった?
タムマンは太子の地位をタムドクに譲るためにわざと殺されたなんて、やっぱり変。
すっきりしません。
タムマンのチョン・テウは「太祖王建」にも出ていますが、顔がだいぶ変わっていて、おっさんになったなーという感じです。
たまっていた「広開土太王」を見ました。
もう、見るのやめようかなーと思いながら、時に早送りで見続けたら、なんとかドラマ世界になじんできました。
イ・テゴンのタムドクが、太い声でいつも怒るのが、好きになれないところです。
私はどっちかというと、怒りを表に出さないキャラクターの方が好きです。
高校時代とか、世界史で中国史を学んだ時、漢や三国時代や五胡十六国時代に、北に高句麗という国がずーっとあったなんてまったく教わっていなかったし、知ろうともしませんでした。
ただ、騎馬民族あたりがその辺にいたんだろうくらいしか思っていませんでした。
この辺が韓国ドラマを見ていて、よかったところです。
たぶん、中国ドラマだと、高句麗はやっばりただの反抗する異民族国家くらいにしか描かれないんじゃないかしら。
毒矢に当たったタムドクは、崖から落ち、奴隷商人に捕まり、奴隷仲間と協力して脱出を図る。
どこかで、見たような展開。
王子物の歴史ドラマって、これしかないのかと思うくらい、展開が一緒なのはなぜだろう。
それにしても、このドラマの奴隷商人は甘いというか、管理が緩い。
こんなに、奴隷を長い間ストックしていたら、コストがかかってしょうがないし、奴隷同士が仲良くなってしまって、結束して反抗されてしまいます。
こういうところが目につくとイラッとします。
韓国歴史ドラマを見始めると、おなじみの俳優がつぎからつぎへと出てきて、つい、にやっとしてしまいます。
確実に韓国にも、時代劇俳優がいることがわかります。
今回の「広開土太王」は「ヨンゲソムン」と「テジョヨン」が重なって作られたような印象がします。
同じタムドクが主人公の「太王四神記」を全部見ていないので、比較できないのが、ちょっとつらいところかも。