テレ朝チャンネル2放送。
以前、途中回を見て気になっていたドラマです。
きのうから一挙放送が始まりました。
ハードディスクぱんぱんでもうたいへんです。
忙しくてすぐに見られないし…。
でも、もうすぐ「ありがとう」も「空くらい」も終わってしまうので、暇になるでしょう。
泣けましたー。
ソイの左手が緑色になって、するべきことを悟り、行い、チェユンに託すシーン。
最後にシン・セギョンにやられてしまいました。
このシーンのためにいままで演技を抑えていたとしたら、すごい演技力と言えるでしょう。
そして、ムヒュルの最期のシーンも泣けました。
ドラマとして、チェユンも死んで完結したような気がしてすっきりしました。
最終回でこんなに盛り上がるとは…予想を超えていました。
確かに全24話なのに、あっという間に終わってしまった感じがします。
チョン・ギジュンと世宗のハングル論争はおもしろかったです。
互いに互いの言葉で相手を論破したようで、実は自論の欠点に気づくというのが議論のよいところでしょうか。
二人の考えに欠けているのは、グローバルな視点です。
中華思想が永遠に続くとすれば、民衆に文字は必要ないかもしれませんが、その停滞の間に中華思想に縛られない国々(日本、欧米)が発展、強国化してしまうことは想定外なのでした。
チョン・ギジュンの正体は、視聴者にはわかっていて登場人物にはわかっていない。
この秘密をどれだけひっぱるのかと思っていたら18話でオープンになりました。
見ていて、ストレスがなくて、いい感じです。
このドラマに足りないものは、やっぱりサブヒロインでしょうか。
悪役の女性刺客でも、出てくればいいのに…って、それは「大望」かな。
ソイが言葉を話してから、ドラマは転換し、カン・チェユンは世宗への復讐心を鎮めました。
朝鮮半島の人々にとって、ハングルは精神的バックボーンであり、思考ツールのすべてとなっているのでしょうから、ハングルに対しては全肯定で、いささかの批判も許されないような気がします。
したがって、その創始者である世宗は絶対的な存在としか言いようがないでしょう。
世宗以後の君臣の権力闘争は、結局、数が多くて取り換えが容易な臣下が勝利を収めることになります。
しかし、その事実は結局、民衆を虐げ、国力を停滞させる要因となったのかもしれません。
成功は失敗の元、失敗は成功の元なのです。
GYAOからCSLaLaTVに変えて見てみたら微妙に翻訳が違ってて、字幕の地名、人名に漢字とふりがなが使ってあってわかりやすく感じました。
で、10話でついに秘密結社密本本元チョン・ギジュンの正体がわかったのですが、このどんでん返しにはひさしぶりにびっくりしました。
いやー、見ていてよかったーと思いました。
たしかに「マイダス」であれだけの役をした人が、ただの善良な白丁で済む訳がありませんでした。
でも、パン村の女の子と遊んでる浮浪者がチョン・ギジュンだろうと思いこんでいたのでやられたとー感じました。
そして、12話、ついにトルボクとタムが再会か?のラストシーンはよかったですねー。
ここでも、見ていてよかったーと思いました。
いまだに、このドラマにも引き込まれないのでした。
なぜでしょう。
世宗の内面を描きすぎて、視聴者(わたし)がチェユンと同じように世宗を憎めないところが原因でしょうか。
世宗については韓国では絶対の存在で、それを否定する描き方はできないのではないか、なんて思ったりします。
このドラマはCSLaLaTVで土日に放送していますので、今後はGYAOでなくCSで見ようと考えています。
8話まで見ましたが、いまだによくわからないのでした。
それは、すでにハングルのある世界にいるせいなのか。
思えは、文字を創造するって、絶対権力を手にした世宗にしかできなかったことなのかもしれません。
そして、この世のすべての責任は自分にあると考える世宗にしか、なしえなかったでしょう。
いまのところ、ヒロインのシン・セギョンの魅力を感じないのも、このドラマにのれない理由です。
CSホームドラマチャンネルで放送していました。
このラストシーンは何度見てもいいです。
自分の気持ちに逆らって、別れて生きてきた二人が、やっと再会して、お互いの本当の気持ちに気がつくのです。
○死んだはずのタムは生きていた。
しかし、彼女は声を出せなくなっていた。
トルボクもタムもあまりにも変わりすぎていて、再会しても、互いに気づかないって、ありうるのでしょうか。
記憶喪失ってわけじゃないのに…。
でも、声が聞こえないと、本人確認が難しいのは確かです。
男の子は声変わりするし…。
ということで、チェユンとソイがお互いを見つけるのはいつかを楽しみにしましょう。