権力を手にすると、人間堕落しますなー。
だから、キョン・デスンは在野を貫いたのかー、と今さらながら彼は偉かったのでした。
もともと、何の理念もないイ・ウィミンなので身内に甘いところから、どんどん回りにつけこまれてしまうのです。
また、数年が経ち、少年、少女は大人になりました。
さあ、次の波乱が始まります。
権力を手にすると、人間堕落しますなー。
だから、キョン・デスンは在野を貫いたのかー、と今さらながら彼は偉かったのでした。
もともと、何の理念もないイ・ウィミンなので身内に甘いところから、どんどん回りにつけこまれてしまうのです。
また、数年が経ち、少年、少女は大人になりました。
さあ、次の波乱が始まります。
武臣たちの子どもたちの荒れているのは、たぶん字が読み書きできないことと関係が深いはずです。
それは、イ・ウィミンの二男、三男にもあてはまります。
字を知らないとどうしても、思考が浅くなります。
今のところ、誰も権力を掌握していません。
これから、また権力争いが始まるのですが、結局、国王の力が弱くて国王を倒すという必要性がないから、高麗王朝は続いたのでしょうか。
この頃の高麗の武臣政治は日本だと平清盛の政治みたいな感じなのかなと思いつきました。
○キョン・デスンは血を吐いて倒れる。
テスンが飲む薬の中に毒が入っていた…。
キョン・デスンはストレスによる病気かと思ったら、毒のせいだったのでしょうか。
まー、彼の立場は非常に不安定なので、命を狙われやすかったんでしょうね。
王の信任も得ていないし…。
理想は現実に食いつかれ、同志は変容していく。
しかし、だれかが、現実を相手にしなければ、理想を求める者は存続できない。
ということですか…。
キョン・デスンの理想と現実の間の葛藤はよく起こりうることですね。
強権を発して、すべてを弾圧すれば国王さえ沈黙するのに、なまじ権力から自らを遠ざけようとしたばかりに、国王、朝廷、軍部すべてに否定されてしまう。
つまり、キョン・デスンの誤りは自分以外誰も理想の政治を為すことができないのに、それを自分以外の誰かに任せようとしたことなんでしょう。
そして理想の政治、民衆のための政治を行うために権力を握ったとしても、権力の魔力によって自らの理想が変容していく矛盾があるんです。
この辺が、韓国軍事政権時代と重なってくるところなんでしょうね。
最近「武人時代」がおもしろくなったのは、他に韓国歴史ドラマを見ていないのとパク・ヨンウ演じるキョン・デスンに共感を感じるからでしょう。
始まりの頃のイ・ウィバンやイ・ウィミンはどうも好きになれなかったので、いま一つおもしろく感じなかったのです。
いつもは「ジャワカレー」なんですが、ハウス食品の株主優待品の中に入っていた「バーモントカレー」を使いました。
イ・ウィバン亡きあと、いままでと、まったく違うドラマになりました。
こういう展開も、歴史ドラマならばありなんでしょう。
イ・ウィバンの弟がイ・ソンゲの先祖だという話が本当だったら、イ・ソンゲが新王朝を建てたのも先祖からの怨念がそうさせたのかとも考えられます。
日本で例えれば足利尊氏みたいなエピソードです。
済衆院に出ていたパク・ヨンウが若くて同一人物と思えないほどです。
このドラマ、テーマソングはやたらに明るいのに内容は暗くなりがちです。
ナヨンの死の原因がセビョクということが明らかになり今回いきさつが明かされたのですが、もう言いかがりとしか思えないものでした。
目の見えないセビョクが赤信号で横断歩道を渡って、それをよけようとしてナヨンの車が事故を起こしたのですが原因はただのよそ見運転ではないのかな。
でも、ここまで人間関係を複雑にする必要があるのかはよくわかりません。
出だしはおもしろかったんですが、あとはパターンの展開でした。
チェ・ガンヒさんがヒロインをしてくれるのはうれしいですが、なぜ、ジホンとムウォンがウンソルに惚れたのかは、集中して見ていなかったので、いまだによくわかりません。