マイガール、おもしろかったです。
二人がいとこでないことを明らかにするために、本当のゴンチャンのいとこを捜していると、地震で死んだはずのいとこが、ユリンの父とユリンによって助けられたことがわかります。
ユリンが死んだはずのいとこだったというオチではないか、とちょっと思っていましたが、そうではありませんでした。
ユリンの友だち姉弟の会話で、韓国ドラマのパロディーぽくこのドラマのラストシーンの予想が出てきました。
ユリンとゴンチャンが実はほんとうのいとこだった…。
でも、ゴンチャンは養子だった…。
でも、ユリンは病気で血を吐く…。
それじゃ、ユリンが死んじゃうじゃないというと、だいじょうぶ、ゴンチャンが交通事故で記憶喪失になるから…というオチ。
それを言っちゃおしまいですけど、おもしろいです。
この辺がこのドラマの新しさを感じます。
結局、ユリンが本当の孫でなかったことを知って、おじいさんが、ユリンに、ゴンチャンと別れるように命じます。
ユリンは済州島に行くふりをして、外国に行ってしまいます。
おじいさんはほんとうの孫娘に会いに行きます。
そのシーンを見てこのドラマのテーマが思い浮かびました。
『ウソが真実を超える』ということです。
このシーンでおじいさんがほんとうの孫娘に会った時、彼はちょっとがっかりしたのではないでしょうか。
そのときまで、彼はユリンに会ったとき以上の感動が訪れるはずだと思っていました。
しかし、実際にはそうではなかったのです。
ほんとうの孫よりユリンの方がもっと親しみやすかったのです。
『ウソが真実を超える』というテーマはファンタスティックカップルにも共通しています。
そして、2年後、ソウルでゴンチャンはユリンと再会します。
ゴンチャンは偶然実のいとこが2年前に見つかっていたことを知りますが、おじいさんはユリンとの交際を認めません。
ユリンは最後のウソをついて、ゴンチャンと別れようとします。
しかし、ウソであることはみんなにわかってしまいます。
みんながおじいさんに会いに来て、ユリンとゴンチャンの仲を許すよう説得します。
ついに、ユリンとゴンチャンはおじいさんに認めてもらえたのでした。
ラストシーンのほんとうの孫娘の顔が出るところは、テレビのときはちょっと出て終わりました。
そのときは誰なのか、まったくわからず、孫娘の夫として出た人物の意味もわかりませんでした。
韓国の人だったら、わかるんだろうなーとその時思いました。
怪傑春香を見終わった今は、なーんだ、そうだったのかとわかって、とてもすっきりしましたし、このオチしかなかったんだなと思いました。
孫娘はチュニャン役のハン・チェヨン、夫はモンニョン役のチェヒでした。
でも、怪傑春香はKBSでマイガールはSBSなのに、よく出れましたね。
このドラマ、とってもよくできていました。
このドラマをみれば、韓国の俳優は次回作ファンタスティックカップルに主演したいと思ったでしょうね。
あと、テレビで見ていた時はユリンの「いいことありますよ!」の決めゼリフがすごく印象的でしたが、韓国語版だとそんなに印象に残りませんでした。