○成宗はユン王子を世子にするため、廃妃に賜薬を送る決意をチョソンに語る。
チョソンは王宮を抜け出し、廃妃ソファに会いに行き、一緒に都から逃げてほしいと願う。
しかし、息子が世子になる妨げにならないために、死を選ぶとチョソンに話す。
ついに、チョソンはソファへの想い(恋慕)を告白する。
しかし、ソファはそれでも(それでこそなおさら)、死を選ぶ。
チョソンは廃妃へ賜薬を運ぶ係になってしまう。
チョソンは拒絶するが、成宗の頼みを断れない。
賜薬を飲んだソファはチョソンにおぶられて、死ぬ。
チョソンは内侍府に辞表を出し、荒れた生活を送る。
しかし、一人残されたユン王子を守るため、チョソンは再び、出仕する。
チョン内官の陰謀は、ホン女官の世子暗殺失敗により、暴露される。
オ尚宮は、記憶を取り戻し、チギョムに長い間、だまされていたことを知り、チョソンがわが子であることを知る。
オ尚宮は毒を飲み、訪ねてきたチョソンにわびながら、死ぬ。
次々とタイトルロールの主役級が死んでいきます。
ソファの死の直前、チョソンの告白シーンはよかったです。
いままでのだらだらしていた展開も、この回のためにあったのだなー、いままで、見てきてよかったと思いました。
その告白へのソファの答えは、あっけなく感じました。
もっと、こってりしてほしかったです。
ソファとソファが選んだ成宗と選ばなかったチョソン、この三角関係がこのドラマのカギなのですから、成宗に見捨てられた状況で、チョソンが自分のために去勢までしたことを知ったことに対して、ソファのやっぱりそうだったのだという驚きと愛されていることを知った喜びが、表現されてほしかったです。
で、ここまで、見てきて、やっと今後の展開が読めました。
チョソンは世子を守り、王にする。
王となった燕山君は、自分の母に賜薬を飲ませたのがチョソンであったことを知り、チョソンを処刑する。
チョソンがいなくなって、誰も守るものがなくなった燕山君は、ますます荒れて、謀反により失脚する。
こんな感じでしょうか。