○ポストに入っていたきっぷの列車に乗ったウンスのとなりに座ったのはヨンスだった。
ヨンスはふざけあいのけんかで親友ジョンファンを殺してしまったこと。
刑務所を出たヨンスは山の中で男に逢い、その男の名前、IDをもらって「キム・ヨンス」となったことをウンスに話す。
そして本当の名前は「ユ・テギョン」だと打ち明ける。
一人列車を下りたウンスはソウルへ戻る。
ヨンス=テギョンを待ち続けるウンス。
動物園で二人は再会する。
最終回。
見ていて「魔王」を連想し、「復活」を連想しました。
自分を救うために他人になり、うまく生きているはずだったのに、結局、失った自分を取り戻さなくては、生きていけないことを知る。
自分を取り戻すための試練は長く重いのです。
このドラマは、その人を待つウンスの日々がうまく描けているよう感じました。
ヨンス「もし、時間を巻き戻せるなら、本当に一瞬だけでも巻き戻せるなら、雨の日のカフェに戻りたい。今度は見ないつもりです。窓の外を眺めるウンスさんの姿を…。でも、見てしまった。ウンスさんをあきらめることはできなかった…」