NHKBSプレミアム放送。
新聞にクリスマス映画の古典と載っていたので見てみました。
この時代(1946年)にこんな映画があったんだーと、自分の不勉強を実感しました。
自殺を図る男を救う2級天使のおはなし。
このモチーフはこのころからあったんですねー。
ジョージは町を出る夢を捨て、父の跡を継ぎ、住宅金融公庫の仕事をしています。
事業に支障が出て、自分は何の価値もない、いない方がいい、生まれなかった方がいいと話すジョージに、天使は彼の生まれていなかった世界を彼に見せます。
その世界のすさんでいること。
妻のメアリーを探すと、彼女は独身の図書館職員で、ジョージが話しかけると逃げていきます。
このシーンがすごく衝撃的でした。
ラストシーンは町中のみんながジョージを救うため、お金を寄付します。
このシーンにほろっとしました。
いい映画でした。
この歳だから、なおそう感じたのかもしれません。