カプチーノノート cappuccino note

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「いちばん危険なトイレといちばんの星空」を読む

2020-05-15 | 本を読む

田ゆうすけ著 幻冬舎文庫 2010

副書名「世界9万5000km自転車ひとり旅Ⅱ」

自転車で世界一周をした石田さんの独断による様々な世界一を紹介した本です。

ここに世界一危険なトイレが出てきます。

アフリカの内陸部にある国ブルキナファソのトイレはブタが人間の排泄物を処理するブタトイレだそうです。

世界一危険な理由はブタが人と同じ平面にいて、目の前に来るからです。

それは済州島でも見たことがある(済州島のはトイレの下にブタがいる)のでめずらしい話ではなかったのですが、その後のエピソードが衝撃でした。

ブルキナファソの町ではブタ肉の串焼き屋台があって、石田さんが喜んで串焼きを食べたら、その肉の香りはまさに生き物の体内で生成される有機化合物だったそうです。とくにレバーは強烈で、そのにおい以外の何ものでもなかったそうです。

あーそうか、昔、ブタ肉のレバーといえば子どもにはとても食べられないきついものだったのはそういうことだったのかーと今になって理解できました。

そして今、普通においしく食べているブタ肉やブタのレバーっていうのはブタがよっぽどいいものを食べていたんだと納得しました。

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