「宝島」を読み終わりました。
今まで読んだことがなかったことがわかりました。
だって、展開が読めなかったですもの。
とは言え、古典なのでおおまかなあらすじみたいなものは頭に入っているので、そこから生まれた勝手なイメージとは違っていたのでびっくりしました。
とにかく人が死にます。
船乗り(海賊)ってこんなに人が死ぬものなのか、こんなことしていたら、世の中に船に乗れる人材がいなくなってしまうんではないのかな。
とにかく「ツバメ号とアマゾン号」の設定の素になっている本を読んで、「ツバメ号とアマゾン号」をさらに深く理解できたように思います。
「宝島」のフリント船長(キャプテンフリント)というのはとにかくお酒に酔っぱらって精神不安定で怒ってばかりの人でした。
ツバメ号の子どもたちは、オウムを飼っているので、ジム・ターナー氏をフリント船長と読んだのですが、そこにはなぜだかわからないけれどいつも怒っている人という意味があったのです。
「宝島」ではフリント船長は物語が始まってすぐに死んでしまいますが「ランサムサーガ」ではずっと出てきて、子どもたちを支援します。
イメージでは「宝島」のフリント船長も物語の後編でいい人になるのかと思っていたら、そうでなかったのが意外でした。