第154話は「体内革命」と題し、妊娠安定期の話を書く構想を練っていましたが、
私自身が不安定期のため断念、少し渦中の話を。
難産の影響は私にではなく、息子に出ました。
息子は長時間分娩の疲労から体の各機関の足並み揃わず、
肝臓が少し遅れてゆっくり働き始めたようです。
のんびりでもいい、働いてくれればいい・・・
通院日、もし検査結果が悪ければ再入院です。
真夏、新生児期の通院の苦痛と一緒に家に帰ることができるのかどうかもわからない不安、
いつもぴりぴりしながらの通院でした。
生後2ヶ月を過ぎ、ようやく黄疸値も下がりすべてが正常値圏内に!
家にいる時は相変わらず1時間毎の授乳(というよりは格闘)。
体の疲れはたまっているものの、最初の3カ月はみんなそう。
半年を過ぎてからしかわからない症状もあるというが・・・
それでも、心配事が一つ減った嬉しさにほっとした矢先のこと。
隣りが改装工事をするという。2ヶ月半も!
息子は寝つきが悪い。寝ない。
なけなしのおっぱいでようやく寝かしつけたと思った瞬間、隣りからのドリル音。
息子、大泣き。耐えかねて、生後2ヶ月より乳飲み子との放浪・・・
生後3ヶ月、息子がアトピー性皮膚炎(の可能性)と判明。
この月齢ではアレルゲンが特定できないらしい。
「食物アレルギー検査で、もし母乳がダメだったらミルクに変えていただかないと・・・」
睡眠不足に何度も諦めかけ、それでも頑張ったおっぱいを断乳かもか~
ハウスダスト? ダニ? 卵? 牛乳? 衣服?
アレルゲンを特定できない今、すべてが疑わしくなる。
手足の運動が活発になるこの頃、用意したロンパース着れず、
腕足を覆い、手にはミトン。
掻かせない為なら、四六時中でも縦抱っこ。
それでも、私の服に顔をこすりつけた時用に、服は綿もの。化粧はしない。
息子をお風呂に入れる作業を終えると、私は灰になる。
あ、いけない。息子の目を見ていないとハッとする。
見つめるというより、肌チェックしてしまう自身を反省し、明日こそは。
哺乳瓶との闘いを終えた私は現在、騒音をかわしながらアトピーと闘っています。
つきあってます。かな。