息子がむいたみかんの皮を見て「なんか人に見える」と言う。
ヒトデ型のみかんの皮も言われてみれば、人型にみえなくもない。
大発見した息子がなにやらもくもくと制作を開始。
「できた。見て」
画用紙には、仲良く手をつなぐように貼られている皮ふたつ。
大きい方がパパ、小さい方が自分らしい。
大きい方の皮のそばにメッセージがしたためられている。なになに・・・
パパへ
しごとがんばってね
ぶちょうになるまで いきていてね
なぜ部長?! こ、これは・・・重いぞK(笑)
旅館やホテルに泊まった時、チェックインからチェックアウトまで
他とどう違うのかを見るのが好きだ。(インテリア編)
憧れの一戸建て・・・
我が家はいい土地がない(家を建てるための土地をまず持っていない)
という初歩的な問題にぶち当たりいまだ具体化せずにいるのだが、
旅先ではいつも「憧れのマイホーム」視点でインテリアを見ている。
これはぜひ取り入れたいと思ったのが、
「志摩観光ホテル ベイスイート」のベッドルームの間仕切り。
可動は上部だけで行い、下に敷居がない構造。
自宅のふすまは上下に溝がある従来のタイプなのだが、
下の溝にほこりはたまるわ、
掃除機をかける時は踏切のごとくぼこぼこ渡らなければならないわ なのだが、
下に溝がない構造であれば、
フラットで解放感があるわ、車椅子でも大丈夫なバリアフリーだわ、なのである。
もうひとついいなと思ったのが、机にソファがくっついているところ。
ゆとりの100平米だからこそ可能なのかもしれないが、
くつろぎ用のソファのそばにビジネスデスクがある構造になっている。
これなら息子がリビング学習をしている時、
私がソファでくつろぎながら対話することも可能だし、
私がパソコンをしながら、息子と共にテレビを見ることも可能。
ソファのそばに机、各自マイペースでありながら家族交流が生まれる構造ではないかと考える。
ホテルの「ちょっと工夫で このうまさ」は憧れの一戸建にて使いたい英知である。
旅館やホテルに泊まった時、チェックインからチェックアウトまで
他とどう違うのかを見るのが好きだ。(アメニティー編)
またひとつ歳をとる代償に
「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」での宿泊時間をプレゼントしていただくことにする。
ウェルカムサービスとして自分の好きなコスメアメニティーを選ぶ。
今より綺麗な自分へ・・・ここで未来への期待をいただく。
アロマ香るお部屋にお休み用手袋と靴下、窓の向こうには神戸タワー(夜景)
さらば、いつもの私・・・非日常空間にうっとり。
子連れでも周りを気にせず食せるルームサービスはフランス料理のフルコース。
お宿評価最大の分かれ道、食・・・
お肉料理のソースの甘さと肉の柔らかさに身悶えし、見事クリア。
ここまでかなりラグジュアリー。
完璧に気分をよくした後はベッドに寝そべりながらビデオ・オン・デマンド見放題。
ここから結構ユージュアリー。 抑えきれず、私らしさが出てしまう。
息子は「特撮」を、私は「お笑い」を、バイキングやサンドウィッチマンをハシゴした後、
「アニメ」の中に北斗の拳が!
あまりの懐かしさに・・・せっかくのお休み手袋を使うことなく、
深夜からチェックアウトギリギリまで見てしまう・・・アタタタタ ホァタァ!
私のテンションの高さに比して、主人は平静。
ま、今回は私の誕生日企画ということで。 女性に嬉しいホテル、でした。
徳川家康はある日、「この世で一番うまいものは何か?」と尋ねた。
側室のお梶の方にも尋ねると、
「それは塩です。山海の珍味も塩の味付け次第。塩がなければ味を調えられません」
「では、一番まずいものは何か?」
「それも塩です。どれほど美味しいものでも塩を入れ過ぎると食べられなくなります」
息子の食が細い。
ご飯を食べないので「魔法の塩をかけてあげるから食べてみて」と
ピンク色のヒマラヤ岩塩をかけてあげる。
この世で一番うまいものに出会った息子からここ最近ずっと「魔法の塩をかけて」とねだられている。
塩分の取り過ぎはだめ、薄味にと言われるが、子どもだって味気ないと食べない。
塩分も糖分も気になるが、
あんなに汗をかくんだからと塩分補給、子どもながらにいっぱい頭を悩ませているのだからと糖分補給。
我ながらゆるい子育てだと反省するが、ほどほどを旨とする。
保育園で呼び止められ、見ると、私の知らない女の子だった。
同じクラス(息子は年長クラス)の子でない。下のクラスの子が私に何の用だろう・・・
「そうだけど、なにかな?」の質問に対し、
「ママの車に車をブツけた人」と言う。周りに人がいる。隣で息子もきいている。
「その話は誰に聞いたの?」
「ママ」
それは2年ほど前、
正確に言うと2012年7月、園の駐車場で停車を試みた時の事故だった。
「D」を「R」に切り替え、バックしている時に停車中の車にあたり、
こちらが修理代を全額負担という形で終了。
もちろん故意ではなかったが、その後、園でその方をお見かけする際、
「あてた身」としての負い目があり、こちらも忘れたことはなかったが・・・
2014年1月、その女の子の無邪気さに傷つく。
事故当時、その女の子は2歳か3歳。親があえて教えないとわからない年齢だ。
親同士の問題だと思っていたが、先方でいまだ親子の会話としてなされていることを知る。
しかも、その教えは「あてた人」までで「なおした」までではない。
息子にはママが故意でした事故ではないこと、謝ってきちんと弁償したことを伝える。
「小1の壁」問題の前に育児休暇制度の変更を求む。
育児休暇制度の「分割取得制度」。
現在、育児休暇は一括使用であるが、
本人の希望により乳児期と小学校入学時に分割できるというのはいかがであろう。
人によって環境も希望も様々だろうが、例えば、勤め先の取得期間が1年であったとする。
産後8ヶ月使用し、残りの4ヶ月を小学校入学時に取得するもよし、
夏休み終了まで使用したいと考えた場合は6ヶ月分割申請する。
取得期間が一年半あるところは1年後復帰、小学校入学時に半年も可能・・・
あぁ、考えただけでうっとりしてしまう。
もちろん分割取得希望者は、育児休暇取得時に申し出た期間を守ることを原則とし、
後で期間延長・追加申請なしという誠意はみせたい。
この声、いつか届きますでしょうか・・・
親子で「すべらない話」を見ていた時のことである。
不意に息子が「俺、あたっても話されへんわぁ。うわ、どうしよう」と悩み始める。
ん~、それは完全な取り越し苦労だと思うが、
記憶の中から面白い話を探すのは悪いことではないので放っておく。
しばらくするとネタが見つかったようで、本番さながらに話し始める。
「あんな、トイレに行ってな、うんちとおしっこしてな、おしりふいたのに、見たら、
パンツにうんちついててん」(本人、自分で言って自分で大笑い)
「ん~、それではあかんのんちがうかな?」とネタの練り直しを要求する。
「がっこうのかえり うんこがでそうになった。
おならをしようとおもったら うんこがひとつでてしまった。
あっとおもったら もうひとつでてしまった。
ぼくは がにまたでかえった」(本人、自分で言って自分で大笑い)
「ん~、それは(「せんせいあのね」に収録の小学校1年生男子の詩で)
自分の話じゃないからあかんのんちがうかな?」
面白い話といえば、うんちばかりではないか・・・男子は子どもの頃から下ネタがお好き?
前歯がないので口元だけ見るとおじいちゃんみたいだが、
肌にハリがあるため「子じいちゃん」。この若さと老いが混在している顔が面白い。
子どもの話は長く、大概オチもない。
大人からすると苦痛極まりないものなのだが、ここのところ可笑しくてしようがない。
自分の話がウケたと思い込んでいる息子には申し訳ないが、
私は不謹慎にも歯がない息子の歯茎を見て笑っているだけだったりする(笑)
息子が手紙を書いたと言う。
ママに いろんなものお くれて ありがとう
ママも よろこんでるよ
ぼくも あなたを スキです
しごと がんばってください Kより
海外旅行のお土産をいただき、はしゃぐ私の様子を見て書いたようで、
「この手紙をその人に渡して」と言う。
二礼、二拍手、一礼 の後、息子が「ぼく、何をお願いしたと思う?」と尋ねる。聞くと
「ママのところに 赤ちゃんが来ますように」と言って、微笑む。
相手の気持ちを自分のことのように感じ、自分のことより相手を思う心。
お・も・い・や・り、思いやり。 息子の成長とやさしさに感謝を込めて手をあわせる。
息子とトランプ遊びをすることとする。
「神経衰弱」、「ババ抜き」・・・改めてネーミングがすごいなと思う。
なぜ神経衰弱なのか、なぜババなのか その語源を調べていくうち「オセロ」も気になる。
名前の由来はシェークスピアで、緑の盤面は、戯曲「オセロ」の戦いの舞台、
イギリスの緑の平原をイメージして作られたと言う。
じゃあ、「すごろく」は? とコマを進めてみると、
起源は古代メソポタミアで語源がインド・・・「かるた」も、ポルトガル、南蛮文化とある。
お正月遊びのイメージが強いすごろくやかるたが伝来物で、オセロが日本発祥とは驚いた。
ゲームが終わってすぐ「もう一回しよう」という息子に辟易するが、
息子と向き合えるのも今のうち。 今度、「人生ゲーム」を買ってみようかなと思う。