菜々花ちゃん、悠真くん、沙弥ちゃん、葵ちゃん…み~んなとっても可愛い私のお友達の子供。
私の友人はまだ目が離せない小さなお子様のママが多い。
外ではなかなか話せないので、会いたいときは友人宅にお邪魔する。
そこには私の元気の素がいっぱい転がっている。
心を鷲づかみにされたのは、アンパンマンボール。可愛い~。
これ、どうしたん? 虎視眈々。
それ? がちゃがちゃ。
ふ~ん。以来、がちゃがちゃを見掛けてはアンパンマンボールがないかチェックは怠っていない。
そして、ついに土曜日、遭遇。震える手で財布を探るも、百円玉がない。こんな時に!
五百円玉…荷物になるがジュースを買ってくずす。
がちゃ、がちゃ、茶色!アンパンマン? 手にとると、カレーパマン…
カレーパンマン、嫌いじゃないよ、嫌いじゃないけど~もう一度、がちゃ、がちゃ…
…No~! またしても、カレーパンマン!! 百円玉が尽き、また来ると誓った。
絵本もあるある。
これ…手にしたのは、はたこうしろう著「ぼくのいろなあに」ポプラ社。
こういう時の私の勘はよく当たる。やっぱり可愛い~。
きっとこれ、私、買うことになると思うわ♪
元気でるでる。この家庭訪問、止められない。
子供がいても・いなくても、変わらず、友達。
友人の口から「子供産むなら、絶対30までがいいよ~」なんてきいたことはない。
優しい友人に囲まれている幸せを思う。
最近、どお?
近況報告がいつの間にやらお悩み相談になっているのは奥様の優しい笑顔のお導きのなせるわざ。
仕事をしている・していないではなく、誰かを心から愛して…
命より大切なものがある彼女たちの意見をきくのが私は大好き。
私が働きながら思うこと(ほころび茶話ん)がママの心にも届いているという。
結婚しても・していなくても…
私ね、主婦でもOLでも、女の人生、やっぱり結局どこか似てて共感しあえるって思ってるの!
可愛いもの大好きだけど、それ以上に一緒に可愛いねって共感しあえること、
それが一番、私の元気の素なんだよね~。
これからも宜しくお願いします。
※「元気の素」関連茶話んは3/10付第24話です。
「忙しい」、心ない言葉である。
就職して…私もこの言葉を都合よく使っていた時期がある。
友人からの誘いを断る時、「ごめんなさい仕事なの…今忙しい時期で」など。
「大変なんだね…落ち着いたら連絡頂戴。体、壊さないようにね」
「仕事」とか「残業」とか…やむをえない理由をふりかざしては同情までかっていた。
嘘ではなかった。事実、残業三昧だった。でも…
今思えば、働き始めの頃は「残業で」という言葉に相手に対する申し訳のなさに
ある種「社会人になった私」の格好よさを感じていたような気がする。(馬鹿)
しばらくすると断りのメールを打ちながら気持ちに嘆きが入ってくる。
「どうして私ばかり?配属先が違うだけで、こんなにも退社時間に差があるの?
辞令を受けた時の運がこうも人生を変えるものなの?」
その間、友人はずっと待ってくれていた。会うときは私の都合のいい日を優先してくれた。
気づいた友人達の気持ちが嬉しく、彼女たちの存在が心にしみてくる。
連絡に心から感謝しつつも、会いたくても会えないのだ。
久しぶりに会う友人に、私の今いる暗い世界に巻き込みたくない。(第53~56話参照)
「今、忙しくて…」抱える悩みを打ち明けずにいることを選択した。
今、思えばきっとあの頃どんなに私が暗い顔をしていても、友人は私の話を真剣にきき、
どんなことがあっても私の味方だと、私が一人ではないことを教えてくれたかもしれない。
私も友人を思ってのことだったが、我慢せず甘えればよかったと思う。(目指せ、甘え上手)
その時々の気持ちは様々だったが、「忙しい」という言葉で全て片づけていた…便利だった。
私は、その後、恋をする。片想い。会いたい。
私から送ったメール、彼からの返信はいつも「忙しい」。
毎年恒例の繁忙期を迎え、帰宅して食べて顔を洗ったりで、いつも12時近くになった。
今の私の生活より忙しい…?
そんな彼に対し、私は決して忙しさを持ち出さなかった。(私の片想いだから当たり前なんですけど~)
毎日毎日、自分の想いだけで育てる植物性恋愛。連絡を待ちながら、1年2年と過ぎていく。
やがて来る限界。大きくふくらんでいく気持ち、枯れない前に伝えたい。(たとえふられるとわかっていても…)
結局、彼からの返信は「会う暇がない」だった。たったの5分も…割く時間がないと。
うまく昇華できなかった気持ちは徐々に腐り、時間をかけてゆっくり土にかえっていく。
今は茶色く枯れた芽が細々と横たわるばかりかな。
友人からメールが届く。「相変わらず忙しい?…また落ち着いたら遊びに来てな」
私は携帯を手に今までに自分のしてきたことを心から詫びた。
神様っているんだ…便利な言葉に手痛くしっぺ返しされて初めてわかるなんて…
以後、私はできる限り、「忙しい」という言葉だけで片づけないようにしている。
物理的な時間が絡む時は、どうしてなのか理由を添えてお断りするようにしている。
心理的な悩みが絡む時は、たいがい思考することに忙しいのだから、まずその誘いを受けてみる。
行動することが気分転換になったり、何かの拍子に答えが閃いたり、
例え見つからなくとも一人で悩む時間はその後いくらでもあるのだから慌てることはない。
土にかえった気持ちを栄養に、心ある返信を心がけている。
久しぶりに会った友人はいつもあの頃のまま。
私はあまり変わり映えしなくて…はにかみながら言う。
すごいことだと思う。
変わらないでいることの方が難しい。
年を重ねる中で、何かを失ったり、何かが加わったりするものだから。
変わらないでいる為には、失ったところを補い、余分なものを浄化していかなければならない。
毎日の足し算引き算を丁寧に繰り返してきたあなたを感じて、すごいと思う!
あ、今ずっと息してなかった…はっとすることがある。
もちろん本当に息していなかったら、私は既に死んでしまっているので、あくまで感覚として。
迫る期限と残る仕事の分量を確認しては、「急がなきゃ、早くしなきゃ」
いつも自分を追い立てて仕事をしていた気がする。
できた!と思ったら、息つく暇なく、次がもう用意されている。
仕上げたら仕上げた分だけ…早く仕上げた意味を見失う。
さ、帰ろう!と思ったら、週末、次の仕事の予告編。
今、言わなければならないことなのだろうか? 言う側が軽くなった分、聞く側は重くなる。
仕上げた達成感は吹き飛ばされ、負担をお持ち帰りとなる。
拒否権がない、先が見えない、終わりがない中で、下向きに根を詰めていく。
ふっと…このままだと私、早死にしてしまうかもしれない…本気で思った。
ちゃんと息しなきゃ。息継ぎしなくちゃ。
しているのかしていないのかわからないほどに浅い呼吸を、深く、しよう。
忘れがちになる呼吸を、気づいた時に深くする。数回でもいい。気づいたら心がける。
ようにしている。
マイペースに仕事することは難しいかもしれないけれど、
呼吸を自分のペースに操るのは簡単。
大きく吸って~ゆっくり吐く。す~。
それだけで、落ち着きを取り戻し、おだやかになるから不思議。
みなさんも一緒に「なが息、なが息」長生きしましょ。
私って、一体どんな顔をしてるのかな~
鏡に向かって思うことがある。
感情の入った私の顔…
むか~し、むか~し、こんなことがあった。
「そんな目で見られても、僕には答えられないから…」
へ?
えー! 突然、何? これって…振られたってこと? まだ告白もしていないのに??
で? 友達に、私、そんな目って一体どんな目で見てるっていうの?
「遠くから見てても、なんかキラキラしてるからすぐわかるよ」…らしい。
えー! うそっ、ずっと私、密やかに片想いしてると思ってた…ばれてたの?
いってよぉ… はずかしいよぉ…
案外、自分の顔は自分ではわからないものである。
自分が今どんな顔をしているのか知ろうとしたら、どうすればいいのか?
目の前にいる人を見てみるといいかもしれない。
きっと相手の顔の中にその答えが映っているから。(ただし恋する乙女よ、錯覚には要注意!)
人は、一人では自分の存在を確認することは困難だと思う。
人との関わりあいの中で見つかっていくものなのだと思うから。
こうしてパソコンと向き合って座るのがなんだかとても久しぶりのような気がします。
私の経験したことが誰かを今ある状況から少しでも楽にできたらいいな…
抱える問題を解決できる力はないけれどほんの少しでも何か届けばいいな…
伝えたい思いのままに書き始めたほころび茶話ん。
誰かの為にと始めた中で、私は書くことが好きなんだと気づきました。
毎夜、好きなことに没頭しました。
劇団HPのカウンターがあがるたび、誰かが読んでくれたことを感じ、また書きます。
嬉しさが書く原動力となり、数字を見ては、文字を、数字を見ては、文字を…
そのうち開いて更新していなかったらがっかりするだろうな~勝手に期待を妄想し、
その期待を裏切らぬよう今夜も書かなければならない、と疲れていても毎日…
すると「継続できている私」が自信となり、いつしか私が、訪れてくれる人を期待し、
数字を増やそうと、文字を?
好きなことが規律になっていました。
いつの間にか書くことにとらわれていました。
そんな中、体調不良…
続けてきたことを途絶えさせるのに、勇気がいりました。
以前、友人に言われたことを思い出します。
そんな無理しなくていいんじゃない?大丈夫。
読みたいと思う人は更新なくても、きっとまた見に来てくれるって!
そういえば救急受信箱(←5/6付第68話参照)にも…
とーまちゃんが気持ちを込めて書いている限り、読み手は減らないよ!って。
書くことを断念しました。
好きなことですりへらないように。枯れないように、休むことを選びました。
自分勝手にとらわれていた規律を破ると、またやっぱり書きたくなりました…2日後。
あなたに向かって…この衝動を大切に、好きを見失わず書いていきたい。
息切れしないように書いていく!
昨日は節分。(この記事は2/2付劇団カプチーノHP掲示板に掲載されたものです)
その年の恵方を向き、巻きずし(切れていない太巻き、子供用に細巻きもあるらしい)を
無言で食べきったら、無病息災招福祈願となる日本の?大阪の?恒例行事。
例年は、家族四人揃って、生真面目に恵方を確認、
私は弟に「今年は笑かさんといてな!」と念押し、いざ出陣。
本来は無病息災だと思うのだが、欲張りな私はここでもやはり願い事。
もの言わずこれ食えば、願いは叶う! 恵方を見る目は本気。
気合いは充分。だが、しかし…私は食べるのが遅い。
それぞれが無病息災のゴールを果たし始めるが、私はまだまだ先、長し。
よそ見してはいけない。恵方をむいて一心不乱に…もくもくもぐもぐ。
自身の無病息災を勝ち得た弟はいつも私を笑わせる。
笑うな、笑うな、笑うと願い事が…ブッ。
となり、例年願かけ途中、完食できず、後半ぷりぷり食べることとなる。
でも、今年は、弟が家を出て、両親も留守、チャンス到来、
ずんと重みのある長い巻きずしを素手で持ち、いざ行かん!
…私は食べるのが遅かった。
その間に不覚にも、前から見た今の私の図って面白くない…?と雑念が。
もしかして今、目がいってたかな…と、とどまることを知らずあふれ出す雑念。
今はそんな事どうでもいいから願い事を…と集中力が途切れたその瞬間、
噛み切れなかったかんぴょうが一本、巻きから飛び出し、
そのまま私の口に、でっろ~ん、とぶら下がった。
とっさに「うわっ、ちょっと私って…野生の王国みたいじゃない?」
え?突然、野生の王国!この時点で、願い事は吹っ飛んで、王国だけが残った。
無の境地、遠し、今年は自身の雑念に敗北したが、恵方に向かって笑った、笑った。
しょう吉もありかな、と。
※これで掲示板にUPしたものをすべてブログに移行完了です。
もうすぐ劇団HPカウンターが5000になりそうですね。
記念のほろこぴ茶話ん、何にいたしましょうかね~わくわく検討中。
帰りの電車、目に止まったのは、彼女の揃えられた足もと。
私の前に座る親子、小学校低学年くらいの女の子の母親であろう
その人はローヒールのパンプスを履いて、ひざをそっと結んでいた。
まっすぐきちんと伸びた足には緊張感があった。
姿勢を正し、ひざを揃えることのしんどさを知るだけに尊敬のまなざしを送る。
さらに素敵なのが、まわりに緊張感を与えていないことだ。
固くぴしゃりと寄せつけないほどではなく、
くり返しの中で習慣化された自然さを感じる程度に。
緊張を表に出さず、あくまで内に秘めているのでやわらかい。
素敵な女性だな、と思う。
神は細部に宿りたまう
きっと美の神も。
指先や足もとにも生活がみえてしまうから怖い。
慌てて私も姿勢を正すが、いつの間にやら眠りこけ、
ひざはゆるみ、背中は丸まっていた。
私の美力はまだまだ微力。目指せ、清く正して美しく!
※このお話は2/2付劇団カプチーノ掲示板に掲載されていたものです。
過去ログUPのみだけだと、掲示板読者に申し訳ないので、以下、+NEW
生きる姿勢がいい女になると、上質な品が生まれる。
清く正して品が宿り、板についたところでたまに崩せる人が、いい!
崩シには教養を要する。
例えば言葉遣い。シーンにあわせて、またはシーンを裏切って、語尾や声音をくずす。
女性の声で語尾を男言葉にしているのをきくと、妙に可愛くて好き。
どうあがいても男性になりきれない背伸び加減が、余計に女を際だたせ、色っぽくもある。
また、大きく崩スには品は上にある方がいい。
下にあると際だたないのだ。
普段から乱暴な言葉遣いをしていると、いざという時、効き目が弱くなってもったいない。
清く正して美しく! 品がぶれなくなったところで、そんな風に遊んでみたい。
こんなこといいな、できたらいいな♪ 面倒くさいと思わぬ心。
昨日80話で少し触れたが…人の死を願ったことはない。
「本気じゃないわ。ただ軽くそう思っただけよ。言うだけ言うだけ」なんてのも、無理。
冗談でも恐ろしくて言葉にすることなんてできない。
言霊を信じているから、怖い。
それに、お父様やお母様、お婆さまやお爺さま、奥様やだんな様、お子様…
その人とつながっている誰かを思う意識が心に攻撃的な言葉を生まないようだ。
問題は無意識な独り言。
あぁ~面倒くさ…こう思うと、必然的にしんどくなるから、いけない。
気持ちが濁る。嫌になる。時間がかかる。
始めるまでに多大なエネルギーを要する。
ふと身の回りを見渡すと、面倒くさいことだらけになっていた…
受け身ばかりでは面白みに欠ける。
面倒くさ~こう思った瞬間、女は老ける。
このくわばらくわばらの法則を背水の陣に、面倒くさいと思ったらあかん、思ったらあかんと唱えている。
言霊効果か、生活から面倒くさいことが少し減ってきたように思う。
よし、この調子、この調子。
こんなこといいな、できたらいいな♪ 罪を憎んで人を憎まず。
運命が人の手によって変えられてしまうことが、あるように思う。
たとえ法にふれなくともそれは犯罪に、なるように思う。
忘れられず、とらわれる。
ふとした拍子に幾度となく蘇る思い生々しい思いを、繰り返し体験してしまう。
このひきずった思いを…どうすれば? いつになったら?
いまだ渦中、答えを模索する日々だが、
その時、飲み込んだ言葉を大切にしていきたいと思っている。
ひとつ吐きだしてみると、
「え? 私には夫や子供がいないけれど、私にも親や弟はいる。家族はあるんだよ。
自分の奥様や子供にも同じように、できる?」を、飲み込むと、
誰も一人で生まれてくることはできないのだから、人類初・両性具有な人間がいない限り、
必ずパパとママ、二人の人間の存在があることを、消化できた。
大勢の中の孤独を反芻する中で心がけてきたこと、それは私の中に積もっていく言葉。
憎、死、殺…消化不良をおこしてしまいそうな言葉を心に溜めなかったことが
悪性にならず、今の私を支えるエネルギーとなっているように思う。
いまだ渦中、どうすればを模索途中、
あなたをほころばせる力もないことを知りつつ、発信する。
一緒に悩んでいることだけでも知って欲しかったから…。