他者とつながる
Ｉ=私、EYE=目、ai=愛、３つのアイ。
エントランスから（ワァ・・・）
美しさに圧倒された
大阪中之島美術館
「塩田千春 つながる私（アイ）」
作品《巡る記憶》の通り抜け。
無数の線と生まれては消える水の波紋。
《The Eye of the Storm》に私は
舞う白い鳥をみて、平和を祈る。
ニューロン（線）、鍵、窓、靴、へその緒、
灰、骨、燃えたピアノ、土（泥）・・・
インスタレーション作品がよくわからぬ私
だが、塩田千春の作品（モチーフと表現）は
そんな私にも 伝わってくるものが！
作家自ら 己のすべてを使って
表現する作品（パフォーマンス）。
作家の人生に触れる
資料映像「クロノロジー」（これが、いいのだ！）
インスタレーション作品はわからないから・・・
自分からは 行かない展覧会 だったが、
「（自分は）行く暇がないから あげる」
会期終了間際に チケットをいただいて ww
ご縁をつないだ。 結果、私も
塩田千春とつながった「つながる私（アイ）」
大阪中之島美術館「ＴＲＩＯ（トリオ）
パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」
（前期）鑑賞。
都市のスナップショット
アンリ・カルティエ=ブレッソン以外で
ロベール・ドアノー と
東松照明 に出会たのは収穫。
現実と非現実のあわい
ヴィクトル・ブロネール
「ペレル通り2番地2の出会い」
（左下にいる鳥が好き）
ラストは、自己と他者（映像作品）
33-1 ジュリアン・ディスクリ
「Marathon Life」
33-3 百瀬文
「Social Dance」
これは、映画？！の衝撃。
短時間で ここまで表現できるのか！
最後の最後に こんな
心も体力も奪われる作品が待ち受けていようとは！
（相変わらず、我々は）
事前に予定を組むことなく、
ドライブしながら決める
今日の予定。
天然温泉 たまご肌美人の湯 美榛苑
ここ（出先）から あとどれくらい？
ナビでセットすると、小一時間後。
よし、行こう。
なんといっても 決め手は
中学生以上 大人ひとり ５５０円。
さすがに ５５０円じゃあ、
シャンプーやリンスはないよね・・・
（つかるだけでも）と話していたが、
リンスイン ではなく、
ちゃんと ボディソープと
シャンプー、リンスの３点セットが！
ドライヤーも有料じゃない。
なんて良心的！！
しかも、
宿泊者と日帰り温泉客の浴場を分けている！
この配慮に 高評価 ww
※この良心的価格を末永く守るため
節度を持って アメニティを使おう。
奥河内くろまろの郷 駐車場から。
風の向くまま
近くの天然温泉 検索。
目的地を 風の湯 設定。
へ～ 漫画があるんだ。
ラインナップを拝見すると、
男性もの が多い。
お連れ様（女性）を待つ男性用かな？
私（が気になるもの）は
最新刊まで読んでいるから・・・
あ、これ読みたい！ と思ったのに
（私はとても読むのが遅いので）
パパが早く帰りたいと言い出す。
まだ１冊も読んでないのに？
後ろ髪ひかれながら出口へ。
お時間がある方は 入浴料のみで
漫画も読むことができると思えば、
お得かも。
運慶と快慶。
「見に行きたい！」と思う仏像に
（私は）快慶が多い。
快慶作の「不動明王像」を
明るい場所で
こんな間近に
360度 拝見できるなんて！
開創1150年 醍醐寺 国宝展
於：大阪中之島美術館
フライヤーの顔になっていた
「如意輪観音座像」！
フライヤー写真では
ふてぶてしく？ けだるく？
見えていたが ww 実物の、
なんと、おしゃれな！
なんと、柔和な美しさ！
国宝展で 仏像にうっとり。
「大威徳明王像」「金剛夜叉明王立像」
明るい場所で
こんな間近に
360度 拝見できるなんて！
京都は 城陽市にある天然温泉
「上方温泉 一休」
駐車場から 入口に向かうまでの庭園も
露天風呂からみる景色も 旅館風。
大人、税込１，２３４円。（その心は？
たずねたくなる端数）
訪ねた日は
女性が 滝の湯。男性が 松の湯。
週ごとの 男女入れ替え制。
露天風呂に、「マムシに注意」の掲示。
景観美。
自然の多いのだから 仕方がない。
いつもは はしっこ、
岩場を背に入る私だが、
センター寄りに位置 ww
ぬるめのお湯も多く、夏向き？
相変わらず、人がひしめきあう
炭酸泉には 入れない ww
浴場に向かう道すがら、
しぼりたてのオレンジジュースが
購入できる自販機があるのだが、
ちょうど 補給のため 空いており、
ふわっと広がる 柑橘系の香り
に癒される。（ラッキー）
画塾というものが
なんとなく私の気分に添わぬ感じがしたので、
遂に入らなかった。
今日からみて、これが為に
大変遠い道を歩んで来たようにも思えるが、
一面それ故に、私は私なりの好きな道を
歩んできたようにも思われる
展覧会「没後50年 福田平八郎」
（大阪中之島美術館）
私の絵は、わかりやすく言えば、
写実を基本にした装飾画と言える・・・
日本画家・福田平八郎の言葉通り、
「写実」画（美しい）と
「装飾」画（可愛い）を行き来する。
いつもながら・・・画家には
写実からオリジナル（作風）創出へ
の転換がある・・・
人には様々な「時代」があるんだなと。
私も ある日 突き抜けて
私独自 を表現できるのだろうか。
後年 ～時代と称される日が訪れるのだろうか ww
鑑賞から時間が経って・・・
何が頭の中に思い浮かぶのかと思っていたら
あの「鯉」
観ていて 気持ちが明るくなるような
色鮮やかな鯉ではなく、黒い鯉なのだが、
目が離せなくなる。
大阪中之島美術館「モネ 連作の情景」
クロード・モネ といえば・・・
（私は）
水辺、水面、移ろい、光、あわい。
至近距離で観る 筆致も圧巻だが、
遠目に観る
一瞬を切り取った美しさ。
至近距離で観る 輝きも圧巻だが、
遠目に観る 当時の空気がたちのぼる
かすみがかった美しさ。
５章「睡蓮」とジヴェルニーの庭 では、
黄緑の「睡蓮の池」や紫の「藤の習作」。
チャリング・クロス橋の夕暮れ や、
しっかりとした色使いが日本海を思わせる
ポール=ドモワの洞窟 も好き。
あぁ、これが「100％モネ」、
「あなたはモネに包まれる」なのね。
モネの代表作約70点が一堂に！
うち約10点は大阪展限定！！
あのモネだから！！！
だろうけれど、個人的には
（ひとり 2,500円）
もう少し 欲しかったかな。（強欲）
大阪中之島美術館「女性画家たちの大阪」
融紅鸞のキャプション（作品の解説）に
昭和32年から人生相談回答者として人気。
日本画家、兼、タレント活動
（ラジオのパーソナリティ）・・・て、
キャリアコンサルタントとしても興味津々。
菊池成輝は 軍人・菊池恭三と結婚。
後に夫が大日本紡績（現・ユニチカ株式会社）
社長、貴族院議員・・・て、すごくない？
（ひとり、キャプション前で羨望の眼差し）
作品のみならず、女性絵師の人生に触れて ww
島成園「西鶴のおまん」
愛する美少年と死別した 源五兵衛（男性）を
男装をして待ち受ける おまん（女性）の図。
井原西鶴は 未読だが、何、
（令和もびっくり）この展開？！
いや、おまんの気合いは十分だけど、
男装して どうにかなる問題なの？？
また新たな物語との出会い ww
大阪中之島美術館「女性画家たちの大阪」
絵筆ひとつで個性と才能を発揮し、
正しく評価される可能性に
女性たちは目覚め、発奮したのです
とあるが、
男社会の中で 有無を言わせぬ
圧倒的な力をもって 初めて
同じ土俵に立てることを思うと、
その道のりの壮絶さを思う。
先駆者・島成園「萩美人」
（表具、サイドのチェック柄も可愛い）、
菊池成輝「春」 の美人画。
私は いつも 写真を撮る時、
見得を切ってしまうのだが ww
（東洋人の場合）
視線をはずす方が色気が出る。
島成園「香の行衛（原題・武士の妻」
討ち死を覚悟の夫の兜に名香をたく
武士の妻の図・・・
柔軟剤入れときゃなんとかなるだろう的
洗濯はじめ、一事が万事。
頭が下がる思いで観る 良妻の図 ww
