第987話 男の秘密

2015年05月30日 06時03分56秒 | 子育て・「おママごと」

あっ、こんなところにホワイトデーの(お返し品)が隠してある!

バレンタインデーのお礼に準備したもの (第907~910話参照) が、

まだ 彼女たちに手渡っていないことが今頃発覚・・・


「これ、渡さなあかん?・・・みんな渡してなくても、渡さなあかん?」

息子の問いに、いただいたお礼に返すのが常識だと答える。

「渡したけど、受け取ってくれへんかった」、「今日は渡す機会がなかった」、「今日休んでた」、

様々な理由で、ランドセルの中にずっと入っていた

ある日、なくなっていたので 「どう、喜んでくれた?」 ときくと、

「・・・うん」 と 歯切れの悪かった息子。

しばらくたったある日、

車内ジュニアシートの裏にお返しの品々が隠されているのを発見。

「あ、こんなところに! 渡してなかったん? 今からでも遅くない。 

遅くなってごめん て、ちゃんと渡してよ」 と言っていたのだが・・・

今日、寝室の隅っこにそっと隠してあるのを再発見。


学童からの帰り道、どうやってジュニアシートの後ろに隠したのかも疑問だったが、

あれから誰一人と手渡っておらず、息子がいつここに隠したのか まったく気づかなかった。

息子にとって みんなの前で クラスの女の子に 自分だけ プレゼントをあげる

という行為が、そんなにハードルの高いことだったとは・・・

私が発見したことは黙って、このままそっとしておこうと思う。




 

 

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第986話 構い過ぎ育児

2015年05月28日 05時33分30秒 | 子育て・「おママごと」

初めての子、第1子の子育ては視野が狭かった と 今頃気づく。

育児をするというより、

他のことが目に入らないほど、我が子ばかりを見ているところがあったなと。


先日、1歳児の母子を自宅に招いた話をしたが、

その時、お子様が息子のけん玉(木製)に興味を持ったのである。

身長が90cm程度でけん玉をすると、どうしても玉がゴンゴン、フローリングにあたる。

木製の赤い玉がフローリングにたたきつけられるたび、家主としては気がかりだが、

無邪気に遊ぶ姿に怒って取り上げることもできず、

どうか親がこの状況に気づいてくれ~と心の中で叫ぶも、

楽しげに遊ぶお子様の様子に目を細めるばかりで、静止するに至らない。

その時、ふと思ったのである。

もしかして 私も知らず知らずのうちに罪を犯していたのかもしれぬことを・・・


特に第1子、1歳までの母親と話すと、会話にならないことが多い。

なぜなら 母親が我が子への語りかけに忙しいうえ、

会話途中でも子どもから話しかけられると、子どもの話の方に集中するからだ。

その点、多子ママは、

兄妹などいると一人ひとりをじっくり見る暇がない、放ったらかしだと言い、

子どもを待たせ、今、話している相手(大人)に意識を集中する。

今にして思えば、

子どもからしても、

ずっと自分だけを注視する母親の視線がない方がいいのかもしれない。


昔は、大人の世界と子どもの世界に線引きがあった。

子どもが踏み込めない 大人のテレビ時間。 夫婦の会話時間。

子ども中心になりすぎるのもよくないんだろうなと 今ならわかる一人っ子ママ。


 


 




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第985話 キレる子ども

2015年05月27日 05時44分37秒 | 子育て・「おママごと」

息子が やたら怒りっぽい。

最初は、新学期始まってすぐの緊張やストレスからかなぁ とか、

学校や学童で嫌なことがあったのかなぁ などと

一過性のものと思っていたのだが、ずっと続く。

小学2年でもう反抗期? それはちょっと早すぎるんじゃ・・・と思っていたら、

NHKあさイチで「キレる子どもにどう接する」特集あり。

 

近年、年長から小学校低学年の子どもに「中間反抗期」という時期がある、らしい。

自分のやりたいことと親からやれと言われたこととの折り合いをどうつければよいのかわからず、

キレてしまう。

背景にあるのは、子ども自身が、自分で物事を決める機会が減っている現実があるからではないかと

白梅学園大学教授・ 増田修治先生が分析。

 

番組では、キレる子どもの様子が記録されていたのであるが、

個人的には、番組で紹介されたキレる子どもへの対処法もさることながら、

母親(女)と息子(男)の関係にも原因があるのではないかと思うところ多々あり。

テレビを通じて客観的に見ることで気になったのが、お母さんの注意の仕方(言い方)。

私自身も含め、女性特有のきつい口調や嫌味な言い方、

そんな言い回しに男のプライドが傷つき、怒りの導火線に火をつけてしまうのではないかと・・・

異性育児の場合、男と女の違いを学ぶのも いいかもしれない。

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第984話 親の沈黙

2015年05月26日 05時12分23秒 | 子育て・「おママごと」

進学校(高校)に通い、ご友人が東大や京大、有名私大を目指す中、

その方は、芸術大学への進学を選択。

興味津々、「ご両親は反対されませんでしたか?」 と問うと、

「両親は、私を信頼してくれていたので。

私を信頼してくれている両親のためにも、

親が知っている企業に就職したかったという思いがあって・・・」 と

最後は誰もが知っている一流企業へご就職。


子どもを信じ、子どもの選択に任せることで、責任を持たせる。

子育ての最終目標が親からの自立だとすると、大学入学がゴールではない。

私も そのご両親のように何も言わず、息子を見守ることができるだろうか・・・

見習うべき親の姿勢を忘れぬために、ここに記す。





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第983話 美男美女が集う場所

2015年05月25日 06時24分53秒 | Weblog

営業という仕事柄、

他企業の方とお会いする機会があるのだが、私はある結論に達した。

好きな仕事をしている人に 美男美女が多い、という事実。

 

世間的に一流と言われる企業様ほど、男女共に 格好よくて、おしゃれ。

給与や福利厚生もしっかりしているからなのだろうが、そればかりではない。

何より、自分の仕事に誇りを持っており、にじみ出る充実感が格好よさを醸し出す。

 

世間的に一流と言われる企業様ほど、社内清掃が行き届いている。

とにかくすっきりしていて綺麗、澱みがない。 

澄んだ空気の中、美男美女がますます映えるという仕組み。

 

世間的に一流と言われる企業様ほど、実年齢よりお若く見える方が多い。

老けていない。

楽な仕事などない。きっとしんどいことが山ほどあるのだろうけれど、

それを上回る 充実感に満たされる瞬間があるのだろう。

 

生活が、生き様が、人相にあらわれる。

格好いい美男美女との出会いに、自身の顔を、働き方を 今一度見つめなおす。

 

 

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第982話 why ジャパニーズピーポー

2015年05月23日 05時41分38秒 | 子育て・「おママごと」

普段、積極的に挙手をしない息子が授業参観にて珍しく手を挙げ、

先生に指名されたまではよかったが、なんと痛恨の不正解・・・

以後、手を挙げなかった事件(第956話「家庭訪問前の授業参観」)の

の授業参観日。 ここは、起死回生を狙いたいところ。

 

案の定、息子は前回のこともあり、息子以外全員手を挙げていても、

挙手しないを貫いている。

今回のテーマは、漢字の書き順(筆順)。

上、火、金、左、右、入、何、年、車、女

あなたは正しい筆順で書けるだろうか、私が びっくりしたのが、右と入。

左が横棒から書き始めるのに、右は縦のノ(左はらい)から入は長い方から が正しい筆順。

why Japanese Peole? 気分は、厚切りジェイソン(お笑い芸人)。

漢字、筆順のポイントは2つ。 「上から下へ」、「左から右へ」 らしい。

もしも、私が「上」と「右」と「入」の筆順で指名されたら、息子の前で赤っ恥をかくところだ。

確かに挙手は怖い・・・息子の気持ちを知る。

 

結局、息子は、答えるタイプの質問には挙手せず、

多数決をはかるシーンのみ手を挙げていた。(息子なりに考えている)

個人挙手制でなく、グループごとの団体戦にて全員黒板前に出ていくシーンあり。

息子たち第4グループは、くのいち の順で「女」を書いて正解。

団体戦で正解の心地よさを味わって、次回の参観(懇談)は10月。 

5カ月後、息子の個人戦に期待する

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第981話 衝撃的現実

2015年05月22日 05時45分40秒 | 子育て・「おママごと」

いつもランドセルの中はいつも、ぐっちゃぐちゃ。

筆箱の中の鉛筆が一本、また、一本と姿を消し、

消しゴムは春から何代目だろう、入れたその日になくなる始末。

忘れ物、落し物、失くし物の数知れず。 そして・・・

満を持して ついに検尿当日の朝、提出容器がない という衝撃的現実に出会う。

 

こんな時、お魚型の醤油入れがあれば・・・

珍しい薄黄の魚? いや、何も魚でなくていい。

どんな形でもお弁当用醤油入れがあれば・・・

都合よく未使用のものがサッと見つかるわけが、ない。 

焦りから ペットボトル(空)を洗い始めたが、

さすがに500ミリリットル容器での提出は、母親としての常識を疑われるぞ

と正気に戻る。 第一、提出袋に入らない・・・

そうだ、ラッピング袋!

クッキーやサンドウィッチなどを入れるプリントポリ袋(動物の絵柄)の存在を思い出す。

食べ物を入れる未使用のポリ袋。 これなら。

入れてみる。

止めシール付であったが、プレゼント仕様にするわけにもいかず、

簡素に、だけど、しっかり結ぶ。 どうかこぼれません様に・・・

提出袋になんとか入れる。 いつになく提出袋が隙間なくパンパン。

万一、ポリ袋が破れた場合を考え、提出袋もナイロン袋に入れて完了。

最後は、先生が驚かぬよう連絡帳に事の次第を記し、

息子には圧をかけず、そおっと運ぶよう指示。

無事、先生に受け取ってもらえただろうか・・・

 

帰宅後、連絡帳をチェックすると、先生の返信コメント。

恐らく検査できるかと思いますが、できなかった場合は連絡させていただきます。 

って。 検尿検査で これほど結果が待ち遠しいことはいまだかつて、ない。

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第980話 告白の仕方

2015年05月21日 04時57分49秒 | Weblog

今年最初の山場である発表、プレゼンテーションで、あっと思ったときには、時既に遅し。

プレゼン冒頭の挨拶直後、自分の声がどこか遠くから聞こえる状況に突如陥る。

自分の言葉が話したと同時に耳に聞こえるのが通常だとすると、

ワンテンポ遅れて届くような距離感を感じたのである。

結果として、私のプレゼンに対し、厳しいご指摘はなかった。 なかったけれど、

思いを伝えることだけに集中力を欠いた私のプレゼンには、

人の心を動かせるほどのパワーなく無難に終了した感ありで 自己評価は低い。


プレゼンで私が掲げる目標は、我が社(私)を好きになってもらうこと。

人の気持ちを落とすのは難しい。

言葉で 人の心を動かすことができないことを痛感した今回、

改めて プレゼンの奥深さと自分の未熟さを知る。

説明(告白)は、今後、この方向性のままブラッシュアップしていくべきか、

それとも、一度すべてを破壊して再構築するか、

慣れてきた頃陥る不調・・・この悔しさを次回の糧にするために

いずれにせよ プレゼン(告白の仕方) について学び直さなければならない。


 






 

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第979話 テレワーク

2015年05月20日 05時58分24秒 | Weblog

プレゼン、出張と重なる山場を乗り越え、ようやくここに戻ってこれました。

久しぶりの更新です。


出張先ではいつもと異なり、新聞を読む機会に恵まれる。

18日、東京で読んだ日本経済新聞夕刊に「テレワーク」という言葉を発見。

テレワークとは、家や外出先などオフィスから「離れて(tele)」「仕事をする(work)」

働き方の総称。

目の前にいない部下の労務管理は難しい、コミュニケーションが希薄になる、

と導入に慎重な企業もあるが、

記事には、育児や介護で出社が難しい方の支持を得ている実例が記載されており、

働きぶりが見えないテレワークだからこそ時間当たりの生産性」が重視され、成果主義に、

働き方に改革をもたらす有効な手段となる とあった。


同じ新聞、別のページには、

「脱時間給、働き方を変える? 成果に応じ賃金、勤務柔軟に」

と 労働基準法の改正をテーマにした記事もあり。

パソコンが普及した今だからこそ叶う多様な働き方。

第964話「小2も壁」で 自宅で仕事をしている自身の体験を書いたが、

実際にそのようなシステムがあることは知らず、子育てママにはありがたい制度。

今は、一部の先進職場で実施されているようだが、今後、広く導入が拡がると、

女性が 「諦めなくていい働き方」 ができるのではないかと大いに期待する。



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第978話 放課後ネットワーク

2015年05月16日 06時02分33秒 | Weblog

忙しい時期ではあるが、

特に今週から来週にかけて山場で、残業・出張・イベントが続く。

学童保育所に18時お迎えは難しい。

実家の父親に遠方から車で来てもらうのも連日となると体力的に厳しい。

思い切って、ママ友に相談することにした。

「この日お迎えの時間に行けそうになくて・・・うちの子、預かってもらっていい?」

ご快諾のお返事をいただき、この日、息子は学童に寄らず、

お友達と共に下校し、遊んで私の帰りを待つことになる。

学童ではなく、大好きな友達の家で遊べるとあり、

息子はその日を指折り数え、楽しかったのか、

その日の帰り道、「また、行きた~い」とテンション高め。

そんな毎日、しょっちゅうは無理だと息子を諭しながら、

これから先、助けてもらわないと乗り越えられない日がまたあるだろうなと。


お金を払って預かってもらうシステムの保育園だったから

電話一本で保育時間の延長を申し出ることができたのだが、

無償で、なかなか「助けて」と言えない。

職場でも、「助けて欲しい」、「できません、無理です」と言えないから

その日、まかないきれなかった分は家でしてでも やり遂げる。

それを社会人の責任感といってしまえばそれまでだが、

つくづく自分は甘え下手だなと思う。

そんな私に、放課後、信頼でつながるママ友ネットワークが一本でもあることが心強い。


もちつ、もたれつ、地域で育てる放課後ネットワーク。

地元のママ友、友人を頼ることができるようになったのは、

親子共々、成長の証なのだろうと思う。

休日出勤の代休の折や早く帰れる日に 我が家も恩返しがしたいと思っている。





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