第1266話 華氏451度

2016年06月30日 05時42分43秒 | 読む(小説・物語)

人からのご推薦で レイ・ブラッドベリ作「華氏451度」を読んでいる。

本のページに火がつき、燃えあがる温度・・・

 

久しぶりに長編小説と向き合う。

読み始め、

なぜか「図書館戦争」(有川浩)を思い出してしまう身近さに反し、

訳語に慣れず読み進めるのに時間を要す が少しの辛抱。

やがて 

先が読めないストーリーと自分の身に感じる危険性に

結末は一体どうなるのか気になって加速していく。

 

ぎっしり文字のつまった本を読むことがめっきり少なくなった。

ここのところ2時間以内に収めてくれる映画(DVD)の気軽さに

受け身鑑賞ばかりだった。

遠い昔に書かれた 遠い未来の話。

はるか昔に書かれたものが、今の私に警笛を鳴らすことができるのが すごい。

 

その存在すら知らず、

自分の中から読もうという思想は生まれなかったであろうSF小説「華氏451度」

推薦図書のありがたさ・・・

この小説も「お母さんの本棚 (息子にも読んで欲しい作品)」に置くことにする。

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第1265話 意味不

2016年06月29日 06時08分23秒 | 子育て・「おママごと」

「いみふ」

最初、息子が何を言っているのかわからなかったが、

意味不明の略だとわかる。

お友達の名前を呼ぶときも、(本名ではなく仮の名で例をあげると)

石橋君なら「いしば」、大橋君なら「おおは」と呼び合い、

とにかく略しているらしいことが判明。

あと一歩(一音)じゃん・・・と思わぬこともないのだが、

正しく発音しないことで仲間意識が増すのであれば、それもまたよし。

「で、K(息子の名)はなんて呼ばれてるの?」

「K」

この流れに反し、そのまんま?

名前を3文字にしたのが功を奏し、略されず、そのままあだ名としても使用されているらしい。

 

 

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第1264話 ダンジョン飯

2016年06月28日 04時26分39秒 | 読む(漫画)

このクモはフロントガラスの向こう(外)にいるのか中にいるのか・・・

一瞬理解できなかったが、車内にいるという現実を受け止めねばなるまい。

ティッシュを手袋代わりに4、5枚重ね、捕獲に努めたが、

攻撃に気持ち悪いという迷いが生じるため うまくつかまえられない。

クモもただならぬ異変を感じたのか 細い隙間の中に入っていく。

後部座席に乗車していた主人も素手では殺せないと頼れない。

ここは直接手を下すこと難しく、温風攻撃に作戦変更。

この暑い最中、社内の温度を30度に設定・・・

しばらく耐えたがクモより先に我々人間が息苦しくなり、冷風攻撃に変更。

当然のごとく、この時期の冷風は心地よいだけでなんの効力もない。

次の日もクモ、ご健在。 やはり、つまみだすしかない。

再びティッシュを重ねてその機会をうかがったが、クモがすばやくジャンプ移動。

クモって飛べるの?・・・意外な身のこなしに つかまえることができない。

窓をあけても出ていかない。

一体いつまでクモと共にドライブをすればよいのか途方にくれる。

水もない、エサもない場所である。 捕獲をあきらめ、餓死にかける。

 

「このマンガがすごい!2016」オトコ編第1位の「ダンジョン飯」

話題の作品は、なぜ流行っているのかなるべく見ることにしているのだが、

その面白さにハマる前に ゾワゾワ感が先行してしまう。

モンスターを食す話だが、虫嫌いの私は虫でもないのに気持ち悪さが先行し、

誠に残念ながらいただけないのである・・・断念。

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第1263話 製パン王キム・タック

2016年06月27日 05時47分31秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

嫉妬渦巻く職場で 働くことに疲れた私。

ドラマ(DVD)「製パン王キム・タック」を見る。

パン職人のパルボン先生(名人)から認定書をいただくため

試験(3つの難問)が課される。

「この世で最も 腹を満たすパン」、

「この世で最も 面白いパン」、

「この世で最も 幸せなパン」、

なぜこの課題を課すのか・・・パルボン先生の言葉が沁みる。

 

(一度観た記憶なので曖昧だが)

「高いところに行こうとすれば、低いところから

遠いところに行こうとすれば、近いところから」

「天才は努力する者に勝てない。努力する者は楽しむ者に勝てない」

「タック(主人公)はパンのことばかり考えておるが、

お前(マジュン)はタックのことばかり考えておる」

 

明るいタックの笑顔を見ながら、

真心を込めて働き、人を陥れるようなことだけは決してすまい

と思うのである。

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第1262話 貴兄ちゃん

2016年06月25日 21時25分41秒 | Weblog

「貴兄ちゃんが亡くなった」

訃報はいつも突然だが、まだ40代ではないか・・・早すぎる。

 

貴兄ちゃんは、私より6つ上の親戚のお兄ちゃん。

子どもの頃、よく遊んでもらったという記憶が私の顔に刻まれている。

私を自転車にのせて楽しませようというお兄ちゃんの善意から事故は起こった。

左眉と同じようにあった私の右眉、眉尻の毛は二度と生えることなく、

上唇右手には縦に縫った傷跡が今も薄く残っている。

 

貴兄ちゃんは当然のことながら私より早く年頃になり、

女性の目を引くとても綺麗な顔をしていたため 昔からモテた。

彼女より貴兄ちゃんの方がいつも綺麗だった。(妬いているわけではない)

真面目で(子どもの頃は)優等生の道を歩む私に対し、

貴兄ちゃんはやんちゃなところがあり、

私の知らない世界で生きているようなところがあった。

 

貴兄ちゃんのお父さんは交通事故により早くに他界。

そして、貴兄ちゃんはひとり息子。

両脇を支えられながら会場に入ってきた来たお母さんが昔の面影なく、

びっくりするほど細く小さくなっていた。ふくよかな方だったのに・・・

あまりにも痛々しく、手に手を添えてお声をかけたが、

その手の冷たさに 貴兄ちゃんの早すぎる死を惜しむ。

 

 

 

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第1261話 お元気ですか?

2016年06月24日 06時24分58秒 | Weblog

今年はどこに行こうか、何をしようか夏休みの計画を企画中。

るるぶ「千葉」を見ながら、「千葉あるある」情報を拝見。

小・中学校の出席番号が誕生日順で50音順ではないらしく、

出席時の返事は「はい」のみならず、「はい、元気です」だという。

素敵な返答があることを初めて知り、息子に

「千葉は出席の時、はい、元気ですって言うらしいわ」というと、

「俺らもやで」とさらり。

地方のよき習慣が他府県でも取り入れられているということが3年目に判明し、

「それならそうと、学校でどんなことがおこなわれているか

K(息子)からもっと話してよ~」とついでに懇願。

出席番号50音順はさすがにないだろうと話すと、

「A君(あから始まる男子)は、もう1日生まれるのが早かったら4年やってんで」

「え、A君、4月2日生まれなん?」

結構お友達のおもしろ個人情報まで把握しているではないか・・・

それにしても、A君は奈良でも千葉でも出席番号1番の定めなのね~

 

職場は、それぞれがなんとなく来てなんとなく始まる。

出席をとることなどないが・・・

「○○さん」

「はい、元気です。

本日 私は、○○案件を予定しておりますが、

午後からひとりはきついので、手があいている方は助けてください」など

口に出して言えたらどんなにいいだろうと思う爽やか習慣。

私が上司になることはないが、仮になったと仮定した場合、

とりいれたいのが朝の出席・状況確認である。会議は朝一(短時間報告)希望派である。

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第1260話 激情系

2016年06月22日 06時41分40秒 | 子育て・「おママごと」

自分で、言うのもはずかしいから、手紙で表します。(略)

さいごに、言いたいことは・・・

 

ぼくは、えいえんに ママと いっしょに いたいです。

いくら としのさが ちがってても、ぼくは、きめました。

えいえんに ママと いっしょに 行きたい(←生きたいの誤り)です。

ぼくは、ママがいないと、いきられません。

だから、いきるときはいきて、しぬときは、いっしょがいいです。

ぼくは、ママを、1人だけ、いかすことは、できません。

ぼくは、ママが大すきです。

 

息子からいただいた手紙がいまだかつてないほどの激情っぷり。

我が人生でこれほどまで深く私を愛した男がいただろうか・・・

好きな子ができるまで期間限定の思いと知りつつ、永久保存BOX行き決定。

 

 

 

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第1259話 満足度100%

2016年06月20日 04時24分30秒 | Weblog

週末のプレゼン。

その日に向かって

何をしていても気持ちのどこかに緊張感があったが、

今、終了後の解放感にひたっている。

 

本番に向かって

何に一番時間をかけているかというと、私は構想。

どの流れで伝えるとよいか、どんな話題を入れようか、

パワーポイントを作っては見直し、作っては見直し、

破壊と再生を繰り返す。

 

100%の満足感を目指し、プレゼンの改良を繰り返す。

100%の満足など得られるものではないが、

人を前に話しながら落ち着いている自分を感じることができ、

ただひとりに向かって 話している気持になることができた。

こんな時、満足度100%に向かってもっともっと進化したいと

よきエネルギーがわいてくるから今回はおおむね成功といえよう。

 

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第1258話 6月の花嫁

2016年06月17日 06時13分14秒 | Weblog

自分が結婚式をあげたせいか

式後も、日曜日の晴天を願ってしまう癖がついた。

特に、ジューンブライドの時期。

晴れていると、よかったねと新婦に思いをはせる。

 

実は今年、結婚10周年を迎える。

だからなのか、その日に向かって

結婚とは? (どうして主人と結婚したのか?・笑) をよく考えている。

結婚し、子どもが生まれ・・・幸せであり、幸せでもない。

何事も両面あることを知ることになった結婚生活。

 

今年の結婚記念日には何をしようか現在企画中。

たかが10年、されど10年。

秋、結婚記念日には「結婚とは?」について

もう少し考えがまとまっていることだろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第1257話 昭和な香り

2016年06月16日 06時46分40秒 | Weblog

たまたま手にした絵本「おかあちゃんがつくったる」(長谷川義史著・講談社)

主人公は、小学3年生男子。 息子と一緒だ、息子にどうかな?

な気持ちで読み進めたが・・・

 

おかんと息子のジェネレーションギャップによるセンスの違いや

なぜか余計なことをしてしまうおかん像が  なんとも昭和な香り。

昔、弟が大切にしていた「アブリル・ラヴィーンのサイン入りTシャツ」を

母が洗濯機にかけてしまい、消え入りそうに薄くなったサインを前に

弟が激怒していたことなどが思い出され、

おかんはどうして予想だにつかない行動をしてしまうのか 

思い当たるところがおかしい。

笑いつつ、こんなおかんに育てられた子どもは

不良(←死語?)にならない、グレ(←死語?)ない、道を外さないんだろうなと思う。

子ども向けというより 対象年齢は30代後半以上と思われる。

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