人からのご推薦で レイ・ブラッドベリ作「華氏451度」を読んでいる。
本のページに火がつき、燃えあがる温度・・・
久しぶりに長編小説と向き合う。
読み始め、
なぜか「図書館戦争」(有川浩)を思い出してしまう身近さに反し、
訳語に慣れず読み進めるのに時間を要す が少しの辛抱。
やがて
先が読めないストーリーと自分の身に感じる危険性に
結末は一体どうなるのか気になって加速していく。
ぎっしり文字のつまった本を読むことがめっきり少なくなった。
ここのところ2時間以内に収めてくれる映画(DVD)の気軽さに
受け身鑑賞ばかりだった。
遠い昔に書かれた 遠い未来の話。
はるか昔に書かれたものが、今の私に警笛を鳴らすことができるのが すごい。
その存在すら知らず、
自分の中から読もうという思想は生まれなかったであろうSF小説「華氏451度」
推薦図書のありがたさ・・・
この小説も「お母さんの本棚 (息子にも読んで欲しい作品)」に置くことにする。