学校訪問や面接時のお洋服、揃えておきたい小物などが掲載され、
その価格展開や必需品の紹介が実に面白い。
スリッパ 6千円?!
ナイロン製の自立式サブバック 2万円!
ところで、ママのスーツはなぜ濃紺なの? 小冊子片手にネットで「お受験」を調べる。
似合う、似合わないではなく、学校側に敬意を表すると言う目的でスーツを着ます。
探せば濃紺以外もいますが、小学校受験界では濃紺は保護色です。
親のみならず子供の持ち物まで濃紺が主流。
濃紺以外でも構わないが、お母さん、あなたは(当日会場で)耐えることができますか?
と言わんばかりの展開となっており、お受験では協調性があり目立たず控えめであることが重要だという。
保護色、実に日本人らしい。
レッスンバック?
お子様自身のお荷物をお子様自身が持ち、お着替えなどをバッグに仕舞う。
上履きと脱いだ靴をお子様自身が持っていかれたシューズケースに出し入れする。
そんな自己完結の動作がとても重要になるらしく・・・
息子よ、そんなしつけすらできていない母さんを許しておくれ。
経済的理由もさることながら、何より小学校受験対策がまったくできていないということで、
我が家は「この土地で生きて行こう」と思うのである。