そこ?
子供の喜びポイントというのは読めないもので、
息子が気に入ったのは、ディズニーリゾートライナー。
運転手さんがいない自動運行システムなので、
一番前の車両の一番前に座ると、気分は電車の運転手さん。
東京ディズニーシー・ステーションに到着したというのに降りず、もう一周・・・
近くまで来ているのになかなか辿り着けないシー。
ディズニーリゾートライン周遊中、面白い光景を見つけた。
従業員がタバコを吸いながら雑談しているレアな光景(だと思う)
パーク内は夢と魔法の世界。
その配慮のもとにパーク外従業員エリアでのご一服だったであろうが、
たまたまその日は少し屋根から外れたところに立たれており、
斜め上から見える舞台裏となった。
ちょっと垣間見ることのできたご愛嬌が私には微笑ましかったが、
もしこのブログをご覧になられた関係者上層部がおられた場合、
完全なる死角で吸うよう社員教育が徹底されるのではないかと危惧するので、
私が見た素敵な光景にも触れておく。
リゾートライナーが頭上を通過することに気づいた女性スタッフが、
歩みを止め、我々が乗るリゾートライナーに手を振っている。
この距離、私なら乗車している中の人の様子は見えない。
見える見えない関係なく、乗車している人が気づかなくても、笑顔で手を振る。
陰日向なく、絶えずお相手のことを思って・・・私の好きなおもてなしの心である。
東京ディズニーランドにないもの、その2、案内掲示板。
化粧室に行こうとしても、例の男性・女性マークが見当たらない。
きょろきょろしていると、スタッフの方が「何をお探しですか?」とお声をかけてくれる。
世間ではわかりやすいよう案内表示をどんどん足してしまう傾向にあるのに対し、
ここは、夢の世界、前面に生理現象に応える場所を押し出していない。
おトイレの場所がわからないなんて致命的な印象を与えるかと思いきや、
スタッフの方が察し、声かけし、教えてくれるので案内表示がなくても困ることはない。
経費をかけず、サービスに代える。
ハードに頼らず、ソフトを充実。
不思議なことに(経費のかかった)案内表示に従って難なく行動するより、
スタッフの方に教えていただいたという思い出が残るので、好印象プラス。
ないものをあるものに変える 「人」の力が 東京ディズニーランドにある。
夢がかなう場所、東京ディズニーリゾート。
ここには、セクシーさがない。
王子様、キラッと笑う。
格好いいとは思うが、恋に至らない。(あくまで私の場合)
お姫様、ニコッと笑う。
美しいとは思うが、デートに誘おうとは思わない。(あくまで私の勝手な想像)
衣装のせい?
いや、セクシー路線(衣装)で考えると、
アラジンのジャスミンやリトルマーメードのアリエルは露出度が高いのだが、
そこにセクシーさはなく、カラッとして明るい。
色気がない。
これこそが魔法の国が、魔法の国として存在するための重要な要素かもしれない!
出先では誘惑がつきものである。
ミニーのセクシーポーズに
「あなた、なに見惚れているのよ!」と怒る彼女もいないだろう。
ここは、限りなく安全なデートスポットかもしれない(笑)
舞鶴に旅行に行った方から
「舞鶴ってある食べ物の発祥地なんですけど、その食べ物とは一体何でしょうか?」
とクイズを出された。
答えは、肉じゃが。
「東郷平八郎が留学先で食べたビーフシチューの味がどうしても忘れられず、
日本に戻ってから艦上食として作らせようとしたんですけど、
ワインもドミグラスソースもなくて、醤油と砂糖を使って作ったのが始まり。
実は、海軍食だったんです!」
あのおふくろの味のベースがビーフシチューだったとは! と驚きながら、
我が家の台所でその歴史を再現できているかもしれない? と思いなおす。
私は一菜でも充分なタイプだが、主人は一汁三菜を重んじる。
どうしたものか・・・
と、カレーライスを作る準備をし、最後、3つの鍋に取り分けたのが始まり。
ひとつはカレーに、もうひとつは副菜の肉じゃがに、そして、最後は、シチューに。
さすがにカレーライスにシチューを添えて出すことはできないので、
シチューは冷凍し、帰宅が遅くなった折にさっと解凍、新たな一品とする。
夏場、品数を増やそうと豆腐を絶やさず添えていたら
「冷奴さえ出していたらいいと思っているやろ。ちゃんと調理しなさい」と主人に言われる(笑)
材料が一緒の、できあがり一汁三菜料理本、あったらぜひとも購入したいと思う。
「やあ、みんな!」
大人になってからディズニーランドに出会った方の中には、
どうもミッキーマウスの声に馴染めないという方もいるのではないだろうか。
どちらかというとききとりにくい早口で、「アハッ」と添えられるあの笑い声に
どうしてこの声でなければならないのだろうと思った方も多いのではないだろうか。
ところが、
考え調べ始めると、どうしてもあの声でなければならないという結論に達するのだから不思議。
まず、
最初にミッキーの声を演じたのが、産みの親であるウォルト・ディズニー(が鼻をつまみながら出した声)らしく、
その後、その声がずっと受け継がれている。だから、すごい。
次に、
あの人にしか出せないという特殊な声優声であったならば、
その方が不在となった折、声変わりせざるをえなくなる。オリジナル過ぎず、一子相伝過ぎず。
どちらかというと真似やすい、継承しやすい。だから、すごい。
さらに、
ミッキーを想像して・・・名だたる声優さんの声をあててみても似合わない。
渋すぎても、幼すぎても、駄目。
だって・・・ミッキーはミッキー(の声)なんだからぁ! という思いに至るから、すごい。
最後に、
子供の頃からディズニーランドに親しんでおり、ある日突然ミッキーの声が変わったら?・・・
それは、もうその人にとって夢が崩れる瞬間。 だから、これからもずっと・・・
変わらない。
だから、すごい。
私はここに企業理念を思い、ディズニーランドを尊敬する。
魔法の国の話から魔法つながりでひとつ、美魔女について。
美魔女とは、35歳以上で魔法をかけているように美しい女性を指すらしい。
同性として美魔女にうっとりしてしまうけれど、
公開しているその美容法を見ると経済的にも時間的にも私には無理だ。
努力と継続なくして美は成しえないことと思うが、
美への執着をあまり感じさせない方が痛々しくないのではないかと思わないこともない。
エステにも行かず(というか行けず)、
薬局で売っている安い化粧品で済ませ(しかも購入はさらに5%オフ日)、
疲れきって化粧も落とさず眠ってしまうこともあるけれど、
育児と仕事に懸命に生きているハリでカバーする・・・そんな安上がり美魔女を、私は目指す!
(美魔女コンテストには応募しておりませんので、あくまで自称レベルにて)
東京ディズニーランドはリピーターが多い。その秘密を探るべく、
ディズニー関連のビジネス書を読んでいた私についに実地調査の機会がやってきた!
ディズニーランドへの家族旅行だ!!
私の心に何が残ったか・・・
トップを飾りますのは、「ディズニー・クルーザー」ガイドの魅力。
オフィシャル・ホテルまでの送迎用のバスとして乗り込んだのだが、
ガイドが面白く、その日一日の有終の美を飾る立派なアトラクションとなった。
たったの数分、あっという間なのであるが、
シー、または、ランドで一日遊んで疲労感を抱えた人間を笑わす
ワグリさん(ガイドさんのお名前)の話芸。
計らずしも夜ホテルまでの送迎がワグリさんにあたり、楽しく乗車、
朝ホテルからベイサイドステーションにまで向かうガイドさんのガイドは普通で、普通に乗車。
ワグリさんの名前は戻ってからネットで調べた。
クルーザーのガイドさんでなく、ワグリさんとなる瞬間。
名前のある仕事ができているということではないか・・・
各個人に委ねられた仕事に対する姿勢について考えてしまう。
普通にそつなくこなすのも悪くはないが、ワグリさんは発車から到着までの、ほんの数分にかける。
そんなワグリさんは仕事人としてとてもいい顔をしていた。
「第455話 錦の衣」で綴っている時から
ずっと見据えていた(といいますか、ずっと頭の中にひっかかっていた)
9月、3度目のプレゼンを終え・・・
極度の緊張を乗り越えた後の疲労・解放感にひたっている。
旅先で色あせた1冊の本
『自分学のすすめ-いま男としてなすべきこと』(鈴木健二さん著)を(女だけど)手にとる。
面白かったのが、自分のことを「わたくし」と言おう、というもの。
わたくし、と始めることで、
その後に続く言葉が、必然的に節度のあるもの(美しいもの)になるという。
プレゼンで一人称「わたくし」を実践。
わたくしと発音後、自然に丁寧な言葉が続いていく。
人の心に伝わる話し方、心に届く話し方の道は険しいけれど、
あらゆるところに隠れているヒントをひとつひとつ見つけながら、
私らしいプレゼンテーションができたらいいなと思う。
この書籍の冒頭部分にもうひとつ面白い言葉を見つけた。
「男性は世界が自分であり、女性は自分が世界である」というもの。
(誰かの言葉だと書いてあったが、誰の言葉だったか思い出せない)
何か決定的な事を言われたような気がして、苦笑してしまう。
色彩あるところに生命が宿るという。
戦場や砂漠、深海など色彩が乏しい世界は生き物の生存が難しく、
逆に色彩豊かな場所は生命力があふれる。
豊かな色彩を目から脳に取り入れることで、脳が活性化するという。
虹色に塗られた息子の絵を見て、元気がでるはずだ。
顔の濃い私は派手なもの、柄ものというよりは、
無地のもの、柔らかい色のものを顔周りにと思う傾向があったのだが、
ここ最近、自分でも大胆だなと思う色(の品)を購入することが増えた。
これも息子の虹色効果なのかもしれない。
折り紙や歌や踊り・・・子供の遊びは色々あるけれど、息子が選んだのは、塗り絵。
はみださないよう細心の注意を払いながら、虹色に塗っていく。
最初はエルマーのような大きめの四角で構成された虹色であったが、
最近は寄木細工のように細かな長方形をいくつもいくつも重ねて虹色に仕上げていく。
これが実に見事なのだ(親バカ)
お絵描きも上手で(親バカ)、
リレーの絵を描いた折は、横から見た構図でトラックを走る園児を描き、
「横顔を描いた絵を初めて見ましたぁ。年少さんで、横顔、描けないですよ」
と褒められ、
じゃがいも堀りの様子を描いた折は、手には大きなじゃがいも、遠くに小さなバスを描き、
「この歳で遠近法を理解して、K君、すごいね」と褒められた。
息子はよく気がつく優しい子(親バカ)
(よく気がつくということは、傷つくことも多いかもしれない)
積極的なタイプというより穏やかな照れ屋さん。
コツコツと虹色に仕上げていく背中を見ながら、
息子は営業職というよりは研究職の方が向いているかも? などと勝手な想像。
息子が大きくなった時、何が好きだったのか忘れてしまわぬよう傑作品を宝箱に保存する。