第901話 尊い命

2015年02月28日 16時39分37秒 | Weblog

小学5年生男児殺害のニュースに 同じ子を持つ親として

もう2度とこのような事件は起こらぬよう 祈っていたが、

その後、すぐ 中学1年男子生徒殺害のニュース・・

耳も 気持ちも 塞ぎこむ。

 

殺害時、犯人が何を感じていたのか 知る由もないが、

それは、「死」を前に ではなく、

「生」を前に 感じて欲しかった と思う。

昨日、

ふと目にした10ヶ月前の新聞記事(前話・第900話参照) を紹介したくなったのも、

本物は「生きている」ということを、

「生」を前に 美しいと感じることのできる

人間のすばらしさ を 今一度 心に刻みたかったからかと思う。

 


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第900話 ときめき

2015年02月27日 21時36分03秒 | Weblog

出先で ふと目にとまった古新聞にときめく。

「生」に触れて感受性を磨く

日本経済新聞 夕刊 2014年4月2日(水)

 

「美しいものに心動くのは『生』に触れるから」

資生堂 名誉会長の福原義春氏はそう話す

一輪の花も、一幅の絵も、優れた工芸製品も、

人を感動させるものには命が宿っていると。

 略

美に触れるという経験は、生物がほかの生物の存在を感知することに近い。

人間の脳には、生物を認知しているときにだけ働く部分があるという。

美に触れたときの感動にも、そんな作用があるのではないか。

 略

 

ここにすべてを記すことはできないが、掲載記事全文にときめいた。

若い頃は、「美」というものが理解できず、「可愛い」重視であった。

歳を重ねていく中で、美しきものに心惹かれ、沁みる。

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第899話 超高速!参勤交代

2015年02月25日 21時18分54秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

これから書くのは、映画のストーリーとまったく関係のない話である。

昔、舞台で観た劇団所属の役者さんが、

テレビや映画に出て主演などはっているとなぜか嬉しくなる。

舞台役者さんは、演技のふり幅大きく、とにかく熱い。

「超高速!参勤交代」は、そんな舞台出身の役者さんが多く出演しており、

画面からでも伝わってくる熱い芝居に、趣味は観劇の日々を懐かしく思い出す。

佐々木蔵之介さん、上川隆也さん、阿部サダヲさん、古田新太さん、六角精児さん・・・

阿部さんは、目がキラキラしてたなぁ・・・

古田さんは、色気があったなぁ・・・

などと出演していない役者さんのことまで懐かしく思い出されたのに、

西村雅彦さんに限ってのみ、「もののけ姫」の甲六が思い出され、困った。

 

これから先は、映画のストーリーと深く関係する話なのでネタバレ注意。

最後の方、

参勤交代のゴール地点で籠から深田恭子扮するお咲が出てくるのはちょっと・・・

あのシーン、

江戸の老中お侍様にそこまで言っちゃぁ~いくらなんでもおしまいだよ~感が拭い切れず。

できれば、湯長谷藩の面々のみになった時にお咲が籠から登場、という流れの方が好きだなと。

 

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第898話 女は2度新姓を味わう

2015年02月24日 19時45分00秒 | Weblog

結婚した当初、新しい苗字に慣れず、

名前を呼ばれても自覚なく、ワンテンポ遅れてハッとした日々が懐かしい。

今ではすっかり馴染んだ、

そう思っていた。

 

友達が息子の名を呼ぶ。 

「N」 (イニシャルでわからないであろうが、我が苗字である)

保育園時代は下の名で呼び合う交友関係だったのが、苗字呼び捨て・・・

グッと青春度合いが高まる不思議。

 

その名を子どもの声で呼ばれた経験がないからか、

学校という空間で制服姿の男子に呼ばれたからか、

その新鮮な響きに、なぜか ドキドキしてしまう私。

今更だが、「私は、Nになったんだ」と改めて (笑)

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第897話 バレンタインデーの思い出

2015年02月23日 22時00分12秒 | Weblog

小学校低学年のある日。

同じクラスの男の子とお母様が、夜分遅く我が家を訪ねて来た日のことを思い出す。

玄関で頭を下げる2人。その日、2人が訪ねて来たのは、

珍しくもない どこにでも売っている私の鉛筆を彼がとったから・・・

 

小学校中学年の2月14日。

私はクラスの男子に呼ばれ、「約束したチョコは持ってきたのか?」と問われる。

約束した覚えもなく、用意していなかった私に彼は、放課後必ず買って持ってくるよう命令する。

私は彼の怒りに怯え、不本意ながらも チョコを買いに自転車を走らせた。

 

今にして思えば、そんな小学生時代こそ我が人生、最大のモテキであったと思われる。

もうあれほどのビックウェーブが来ることはないのだろう(涙)

なぜいじめられるのかわからず、自覚せぬまま過ぎ去ったモテキが悲しい。

 

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第896話 歌魂(うただま)

2015年02月22日 08時45分00秒 | 子育て・「おママごと」

発表会形式の授業参観、

最後は、この日を迎えるまで みんなで練習してきた 歌のプレゼント。

曲は、「やくそく」(作詞・作曲 柚梨太郎)

 

♪ いつもの朝と いつもの歌と

いつものきみに会いたいな

いつものように いつものままで

いつものきみに会いたいな

夢を捨てずに 歩こうね

朝と 歌と 君に やくそく ♪

 

こどもたちの歌は、うまいというわけではなく、沁みる。

関ジャニの仕分け∞ でも 心震える歌声が 得点に結びつくとは限らない。

私は、やっぱり歌唱力より 歌だましい。

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第895話 渡る世間は批評家ばかり

2015年02月20日 05時12分49秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

NHKの朝ドラ「マッサン」の感想(評価)が低く、厳しめな意見が多いのが残念だ。

私は毎朝出勤途中に見ているのだが、よく泣きながら出勤している。

近いところで言うと、

第17週「負うた子に教えられる」

養女エマが、授業参観で家族について語るシーンや

第18週「遠くて近きは男女の仲」

ハナと俊夫の結婚式、ハナの父への言葉など

ハンドルを握りながら、号泣シーン多々あり。

鴨居の大将・堤真一に 惚れ惚れしたり、

中島みゆきの「麦の唄」が流れただけで泣けてくる日もある。

途中、マッサンの無職期間の長さは観ているこちらも辛かったが、

主人公(男)の不甲斐なさを含め、私の中では批判するほどでもない。

評価視点で厳しめに観るより、素直に観て心動かしたい。

 

今期、低視聴率とたたかれているドラマ、

「まっしろ」では、美しい言葉遣いを学んだり、

「ゴーストライター」では、インテリアを見たり、

「セカンド・ラブ」では、現実逃避を楽しんだり、

他人の評価など気にせず、自分の中で見どころを作って観ている。

 

余談だが、息子は、「デート~恋とはどんなものかしら~」を楽しんでいる(笑)

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第894話 猫を抱いて象と泳ぐ

2015年02月19日 22時15分02秒 | 読む(小説・物語)

ふぅ~ やっとパソコンの前に座って綴れるほど 体調が回復し、

久しぶりの更新である。

座って書く にも 体力(健康)が必要である と痛感する1週間となる。

 

小川洋子さんが大好きな私。

小説は、一度読み始めると途中でやめることができなくなるので

ここ最近、仕事に関するハウツー本ばかり読んでいたが、

横になるだけはもったいなく、この機会に小説「猫を抱いて象と泳ぐ」を読む。

 

ベストセラーが映画化されることはよくある話だが、

小川洋子さんの作品は、映像化は難しいだろうと思われるもの多く、

小説(言語芸術)だからできることを味わう喜び。

ひとつひとつの文字を選択し、言葉を組み合わせ、文章を紡いでいく。

果てしない作業から生まれる無限の可能性。

私はそこに魅かれる。

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第893話 スライドショー

2015年02月19日 21時12分44秒 | 子育て・「おママごと」

授業参観後の学年懇談会は、

「1年の思い出」を振り返る記録写真のスライドショー。(バックミュージックつき)

 

4月8日、入学式。

保護者席は後ろだったので、息子の様子が見えなかった。

名前を呼ばれて「ハイ」と返事をする息子の姿。 制服が大きい・・・

 

4月、学校探検。

5月、春の遠足。

7月、すな遊び。

10月、秋の遠足。

11月、マラソン大会。

1月、新1年生の体験入学。

2月、6年生を送る会。

 

みんな入学時より大きくなって 顔も変わって・・・

ほんとうに できるようになったことがたくさん・・・涙溢れる。

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第892話 背伸び

2015年02月19日 20時48分38秒 | 子育て・「おママごと」

「あ゛~ 俺、A(友達女子の名前呼び捨て) と つきあいたい」

我が家の息子、7歳児のつぶやき(笑)




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