第509話 女の意地

2012年11月30日 06時49分33秒 | Weblog
リクエストが来ないので、自分で「女の意地」というお題を課す(笑)

ベリーダンスの、女性からみる女性のエロ格好よさに魅了され、
私は先生(当時、習っていた)のダンスをカメラ片手にかぶりつきでみていた。
観客は座っており、ダンサーは立っているので、
近づけば近づくほど写真は下からのアングルになる。
私がシャッターを押そうとしたその瞬間、先生がすっと手を口元に持っていく。
出来上がった写真を見ると、口元に添えられた手が鼻の穴を隠す構図に・・・お見事!
美しくあるために捨ててはならぬ羞恥心。
私はこの添えられた手に女の意地を感じる。

秘すれば花なり。
女性は見せすぎない方がいい。
大きく開いたものより、隠してあるもの。そこを確かめてみたくなるのが、男心?
チラリズム。
今、あまり使わない言葉かもしれないが、
正直なところ、男性にとって今なお支持率健在ではないかと思う。
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どうやら

2012年11月28日 05時02分19秒 | Weblog
ブログの記事下(PC版)にFacebook連携機能である
「いいね!」ボタンが追加されたようです。
最新記事一覧から読みたい話をクリックすると「いいね!」ボタンが出現します。

このボタンの出現により今後ここはどうなるのでしょうか・・・
よくわかりませんが、よくない話には「いいね!」がつかないということでしょうか。
それは恐ろしいですね(笑)

リクエスト(お題)が来てほしいような気もしますので、
引き続きアンケート受付中でありますことを添えておきます。
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第508話 晩秋華

2012年11月28日 04時28分16秒 | 子育て・「おママごと」

不意に、花火が見たいと思う。
季節はずれのこの思いを叶えてくれる日本で一番遅い花火大会があることを知る。
長野県えびす講煙火大会だ。
息子と花火を見る。このためだけに長野行きを決意。

11月23日(祝)
連休初日の高速道路はのっけから大渋滞。
車中に閉じ込められた息子の退屈極まりなく、
花火なんかいい。もう帰りたいと言われ続ける道中となったものの、
打ち上げ花火を見ると一転の大迫力、「来てよかった」と。

ヒュ~ ドーン。
体に響く音。
目前に迫っては夜空に消えていく 美しき晩秋華。

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第507話 歓喜の歌

2012年11月25日 10時00分08秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

「Let’s try 演劇 ~自己解放してみませんか?~」
演劇に興味があったわけではない。
自己解放という言葉が妙にひっかかり、この市民講座の受講を決めた。
講師は、関西芸術座の女優・藤田千代美先生。
千代美先生との出会いが私を変えた。そんな運命の師に、結婚式の司会をお願いしたく、
先生はそんな私の我が儘を快くお引き受けくださった。
( 私(花嫁)が結婚式で一番こだわったもの、それは司会者だった )

先生から届いた公演案内・関西芸術座 公演№100 『歓喜の歌』
原作は立川志の輔さんの創作落語「歓喜の歌」
おはなしは・・・
大晦日、公民館のホールで
ふたつの女性コーラスグループの発表会が、まさかのダブルブッキング!
対立するふたつのグループ、慌てふためく公民館の職員。
はたして無事に大晦日の「歓喜の歌」は響き渡るのか・・・

舞台は笑いあり、涙ありの人情劇。
舞台という非日常空間でありながら、登場する市井の人たちの姿はリアリズムにあふれ、
千代美さん演じるラーメン屋の女将・大田に、私は母を感じて涙があふれた。
子育てに介護に・・・女性が自分の自由時間を捻出するため苦労を知ったからこそ
沁みるママさんたちの歓喜の歌。カーテンコールはまだ早い。
30代、40代、50代の女性の心に響く演劇ではないかとアンコール、アンコール・・・

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第506話 最後の一葉

2012年11月22日 04時44分15秒 | Weblog
今日はいい夫婦の日かぁ・・・

経営者が売上げを気にするように、筆者としては読者が気になるもの。
更新しなくともブログのチェックは毎日行っている。
日課であり、習慣である。
私と同じように訪問を日課にし、習慣にしてくれている読者がいる。
主人である。

実はこのブログ、私の結婚に一役買っている。
恥ずかしながらここに綴られた文章を読んで、私を知り、気にかけてくださったようだ。
ブログに体調不良を記せば回復を願って下さり、回復をすれば喜んで下さりと
いつも見て下さっている感を漂わせてのアプローチは作者としては嬉しいものだ。
一番の読者が人生の伴侶となった・・・は、結婚するまでの話。
釣った魚に餌をやらないとはよく言ったもので、
結婚後、感想を言ってくれる訳でもなく、ダメ出し監視検閲官と化す。それでも、
主人が変わらずこのブログの(訪問回数という点において)一番の読者である。(と、
直接主人にきいたことはないがそう確信している)

訪問者数、閲覧者数は把握できても、誰かまでは把握できない。
主人は一日に何度訪問してくれているのだろう・・・
訪問者数を把握するため主人の訪問分少なく見積もっているが、訪問者数が多いとやはり嬉しい。
真逆にきこえるかもしれないが、アクセス数は私にとって「最後の一葉」(O・ヘンリー作)だ。
主人公が生きる力を取り戻していくように、私は書く力を得る。
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第505話 貴重な過ち

2012年11月18日 07時13分08秒 | 子育て・「おママごと」

箪笥をあけると、ウィザードリング?!
お友達のY君・K君のものだ。
昨日、Y君・K君ん家に遊びに行った時、確かに「これ、持って帰りたい」と言っていた。
Y君・K君ママも「持って帰ってもいいよ」と言ってくれたが、
私は「ダメ」だと答え、返したものとばかり思っていた。
実は我が家も購入しており、来るべき時を待って隠してあったのに・・・やっちまった感、あり。

息子を呼ぶ。「K、これは一体どういうこと?」
息子の顔色が変わる。罪悪感があることにほっとするものの、さらに静かに問う。
「どうしてここにあるの?」
事の重大さに気付いた息子は泣きながらか細い声で「我慢できひんかってん」
帰宅後遊ばず、ここに隠しているということは
彼自身に後ろめたい思いがあるのではないかと思うところあり、
どうしたらいいのか自分で考えて、答えを出してもらうことにした。
迷ったが、起きたことを家族に話すという習慣をつけたかったので、「パパにも自分で伝えて」もらう。
パパに伝えながら、泣いている。
人の物は絶対取らないこと。我慢すること。借りる時は必ず最後に一言かけること。
何より信頼されているから家にお邪魔させていただける、その信頼を裏切ってはいけないこと。
を教え、最大の難関へ。「さ、いまからK君・Y君ん家に行って、自分で謝ろう」

一家で緊張の、ピンポーン。
「さ、K」・・・無言・・・仕方がない。親が代弁、頭を下げた帰り道、
「パパとママが頭を下げるのを見て、どんな気持ちだった?」ときくと「嬉しかった」と。
え? そこは、悲しかったじゃないかな。
大好きなパパとママの謝る姿はもう見たくないとかでは?・・・ま、いいか。
親の不行き届きからよそ様にご迷惑をかける形となり大変恐縮ではございますが、
子供の頃に色々な体験を・・・というのはこういう問題も含めて、であると思う。
個の中ではうまれない、人の家で、他者との関係性の中で生じる思いを乗り越えて、
成長して欲しいと思う。

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第504話 女ともだち

2012年11月17日 05時41分01秒 | Weblog

縁とは不思議なものだなと思う。
偶然なのに、振り返ると、意味ある必然。

育児休暇中、息子と共に通った児童館で高校時代の友人に会う。
互いに「あれ? あなたは・・・だよね!」の再会。
彼女と私は高校で同じ茶道部に所属。
高校時代は同じクラブであったが、行動を共にするほどの間柄ではなかった。
そんな2人が、嫁ぎ先が同じ、子供が同級生つながりで、
今、他の高校時代の友人より親交が深まっているから不思議。
彼女は双子ちゃんのママであり、上に5つ上のお姉ちゃんもいる先輩ママだ。
同級生でありながら、母親歴としては後輩の私。
彼女の育児に学ぶべきところが多く、あの日の児童館での再会に感謝している。

職場の同期友人がいる。
私より年齢的に1つ下の彼女だが、結婚は私より早く、お子様も2人。
彼女は子育てに専念するため退社したが、今はママ友として交流。
互いに生活サイクルと住んでいる場所の違いからなかなか会えないが、大切な友人の一人だ。

女ともだちが面白いなと思うのは、実年齢と母親歴が絡み合いながら親交していくところ。
男性は完全な縦社会会話に対し、女性は同級生・同期という横つながり会話の中にも、
先輩・後輩ママという子弟関係会話あり、柔軟だ。
女の一生はその時代、時代に縛られることが多いが、
その場その場にあわせて、柔軟に変容していけると言えるかもしれない。

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第503話 女から見た女(仮題)

2012年11月16日 04時28分42秒 | Weblog
こんな夢を見た。

35歳、キャリアウーマンの女性(仮名・美紀)が結婚式を控えていたのだが、
突然、婚約者より破談を申し渡される。
「君は、僕がいなくても生きていけると思う」
それは他にましな理由がないのかと思うほど、お粗末な別れの言葉。

結婚式目前のことである。思い悩む美紀の前に、
若いOL(仮名・彩香)から結婚してほしいとの申し出があった。
彩香は仕事ができる方ではなかったが、男性からの支持率が高い。
どうしてそんな彩香が自分に結婚を申し出るのか不可解であった。
潤んだ瞳で美紀を見つめる彩香に「女同士が結婚できるわけないでしょ!」と
一度は突き放したが、
結婚して、子供を産みたいと思っていた美紀はその申し出を受けることにした。
彩香がウェディングドレスを着たいと言う。
お気に入りのドレスを選んでいた美紀は、自分が新郎役?と思ったが、
彩香と自分では彩香が新婦の方がしっくりくるような気がして、タキシードを着ることにする。

式当日、彩香はみんなからの祝福を受け、可愛い花嫁そのものであった。
式は花嫁が主役で、隣りで幸せそうに笑う彩香に美紀は、
どうして後からきたあなたがウェディングドレスを着て微笑んでいるのかと怒りを覚えた。

美紀と彩香の新婚生活が始まった。
彩香は一緒に暮らしてみると、食事も洗濯も掃除も、何もしない女性であった。
働き疲れて帰って来た美紀に「今日の晩御飯は何?」かときく。
美紀が休む間もなく作っている傍ら、彩香はネイルのお手入れ。
食後は食後で、先にお風呂に入り、もう寝るという。
彩香が甘え上手であることはわかっていたが、
外では可愛い奥さん、家ではずぼらな彩香。
世間の評価と現実との違いに美紀の不満がたまっていく。
そんなある日、彩香が「妊娠した」と言う。
子供を産みたかったのは私の方だ。なのに、なぜあなたが?!

あまりのストレスにここで目が覚めた(笑)
この夢で私は登場しないのだが、美紀に感情移入をいたからであろう。
彩香は美紀を愛してはいないし、もちろん美紀も彩香を、である。
互いに結婚式という儀式を経て、共同生活者となっただけで、
彩香は男性とつきあうし、美紀も子供が欲しいと思っていた。
この物語の進行のおかしさ、そこは私の夢なのでご容赦いただきたい。
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第503話 ないものねだり

2012年11月14日 05時59分57秒 | Weblog

もし生まれ変わったら?
色白でお肌ツルツル、艶やかなストレートの黒髪で・・・外見に来世への希望は果てしない。
なにになりたい?
声を褒められることが多いので(笑)、声を活かした仕事とか、
子供を産んで教育の尊さを思い、教師とか
子供がこんなに可愛いものと産んで気づいたので、子だくさんママ!(笑)
欲望の塊と化し、さらに想像。
私のように頑固でなく柔軟で、
私のように真面目でなくて要領よく、
私のように小さなことにクヨクヨせず、忘れることができたなら・・・
はたと結局、自分にないものへの憧れ強く、ないものねだりだなと。

その後、逆に私が来世に残したいものを考えた。
まつ毛をほめられることが多いので、まつ毛。(わかりづらいチャームポイント)
自分でいうのもなんですが、相手に尽くすタイプなのでこの誠実さとか?
少ないながらもいいところはあるようで、
今の自分を全部捨てるほどでもなく、
案外私っていい奴かもしれないと思えてくる不思議。「私の味方は私」現象に至る。

そして・・・
私には生まれ変わる前に叶えたい夢がある。
私の文章がいつか本になること!
いまだ叶わず・・・だから、まだ生まれ変わらず、もう少し今の自分で頑張ろうと思う。

追伸
相手に尽くすタイプというと、主人が怒るかもしれないので補足説明。
こうしてアンケートに回答があれば、その方の思いに応えたいと何がなんでも返す。
相手に応えたい思いが私の原動力。なので、そういうところを尽くす、と(笑)


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第502話 まわり道

2012年11月13日 06時07分58秒 | 子育て・「おママごと」
「アンケート」でお題を公募したのですが、
1ついただいた後、その後何もなく・・・自己発信いたします。
引き続き、お題は受付しておりますので!(笑)

さて、今日のお話は・・・

相手から発せられた何気ない言葉が自分の中で違う意味を持って響くということ、
ございませんでしょうか?
ここ最近、私がハッとした言葉が
「あまり説明しないでおきます。すると、発見がなくなるでしょ」です。

異なるシチュエーション(職場)で発せられた言葉が、不意に私の子育てとリンクします。
自分で試行錯誤して、法則を発見するということ・・・
私がすぐに答えを出すことで息子自身が発見する機会を失っているのではないか?
近道ではなく、遠回りの子育てを心がけねばと思う訳です。
素敵な人と言葉に出会いました。
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