タケノコ、「筍」は今が旬です。字がなんとなく似ていますよね。
栃木県ではいま、真っ盛りです。これから福島に行きます。
このところタケノコ掘りの放送が、盛んに放送されていますが、
ちょっと気になるので投稿します。
放送されているのは、全て1か月前に撮影されたもののようです。
そして全て、ほんのちょっと芽が出た瞬間のものを、タレントさん
に捜させています。
長くなるので、結論から言います。
肥沃な竹やぶで、すくすくと育った「雨後の竹の子」は、大きいほ
どうまいんです。「40cmですよ」。全量食べられますから。
一度、栃木の道の駅に朝早く来て(9時)みずみずしい、一番大きい
のを買っていってください。
5時ごろまでに下茹ですれば、アク抜きの糠は不要ですから。
土に埋まっていた部分(根っこの芽がぶつぶつある部分)は少し硬い
ですけど、この部分は5mmにカットして、タケノコごはんにしま
す。硬いか柔らかいかは、包丁のとおり具合で分かります。
じゃー、なぜ、あんな芋みたいなのが、持てはやされているの?。
それは、竹やぶの持ち主に聞くからですよ。
一か月も早く出荷出来て、しかも高く売れるから、「いいタケノ
コ」なんですよ。
そして、むかしむかし、歯の無い大金持ちの年寄りが、「初ガツオ」
のように、大金をはらったからですよ。
ま、論より証拠です。道の駅に朝早く行って、料理上手そうな女性
店員さんに目利きしてもらってください。
みずみずしさは、誰だって見ればわかりますから。
2cmにかっとして、(注 斜めにカットしないでね。歯ごたいが
悪くなります)かぶりついてみて下さい。
きっと、拍子抜けするはずです。キュウリよりずっと柔らかいです
から。
サロマ湖のホタテの「踊り食い」の貝柱ぐらいかな。
さーあ、みなさん、芋みたいなタケノコから卒業しましょう。