更に写真の拡大に成功した。私としては物凄くおめでたいことなのだが。
撮影時間は、8月31日10時25分です。
このトラックは別海町方面でミルクを満載しこの先、道道123を経由してR44に向かって
いるのだろうか?。たぶんそうだ。
写っていました。新酪農村の牛乳を満載したタンクローリーが、写っていました。
電源を入れて起動するまで時間がかかり、画面を見ずにシャッターを押したのだが、
間に合わなかったと思いこんでいたところ、小さく写っていたのだ。
ありったけの知恵をしぼり出して、なんとかここまで拡大することに成功したのだ。
やっぱり今回はついているよ。でも欲を言えば、真下のアングルで撮りたかった。
そう言いながらも、酪農村を走るミルクのタンクローリーを、しっかり見られたのだか
ら、神に感謝しなけりゃね。
これがその鈴だ。どう見ても「ベル」だと思うのだが、商品名は鈴なのだから
しょうがない。
会津地方で以前に買ったものだが、今ではどこでも売っている。
これは、日本には鈴と鐘が存在し、ヨーロッパには鈴が無かったことが原因
しているのではないか、と思っている。
何故鈴にこだわっているのかと言うと、熊よけのためには重要なことで、命に
かかわるからだ。
過去に誰かが、ベルを鈴と翻訳した。そこから鈴を持って山に入れば安全、と
言うことが広がったのではないだろうか。
かなり以前に、テレビで実験をしていたのを見たことがある。鈴は親熊には効
果があるが、小熊には効果が無かった。小熊は鈴程度だと、かえって好奇心
で、寄って来てしまうそうだ。
小熊を寄せ付けないようにするには、高周波の出る、鋳物や削りだしの鐘のよ
な物でないと、だめだ、と言うことだった。
ところで、風鈴は鐘の格好をしているのに「鈴」と書く。鐘も鈴なのかな?。
とにかく山の中で、こうなったら10分後は、お陀仏だから気をつけよう。
グッドラック!!!…。
広くなってから二つめの信号右側にホクレンショップがある。ここで食料の買い付け
をすることにした。
ここは食料品の品揃えが充実した、食品スーパーとしては大型の店舗だ。
この店の特徴は、苫小牧の人達が普段に食べている、北海道ならではのアイテム
が揃っていることだ。ジンギスカンも、いろんなメーカーの物が何種類も並んでいる。
買い物をしている地元の人に聞いてみることだ。一つずつの特徴まで詳しく教えて
くれた。言うまでもないが、その方のお気に入りを自宅に送ることにした。尚、サービ
スカウンターで、箱詰めして送ってくれる。
富良野でも送ったので、冷凍庫に入らないに違いない。でも宅急便は2日かかるの
で、自分の方が早く着く。翌日着いたら必死で食べれば何とかなる。
更に右奥にはファストフード店が2店あり、カレーライスと餃子6個のセットがなんと
何と、480円だ。当然ここで遅い昼食となった。でもすごい取り合わせだよね。
ところで、どうしてここで買物をするのかと言うと、フェリーのレストランの夕食が、好
みに合わないからだ。
どうも酒を飲み交わす場所ではない。と言う訳でここで居酒屋メニュウと、好みの酒
類を揃えて、気に入ったテーブルで、宴会をしようと言う魂胆なのだ。
だがちょっとだけ、作戦がハズレタ。それは安いのだが、1パックのボリュウムが、ほ
とんどファミリーサイズだからだ。あれもこれも目移りして、なかなか決まらないのだ。
でも苦労のかいあって?、楽しい宴会が出来ました。
無料の道東自動車道を、音更帯広インターから乗り、占冠インターまで行き、R237
を南下して富川から日高自動車に乗り、沼ノ端東インターで下りて、R234で苫小牧
港に向かう。実に坦々としたルートだ。
やはりけっこう疲れているんだなー。さっさと苫小牧港に行って、のんびりしたくなった。
道東自動車道に乗ったところで、にわか雨が降ってきた。8月24日にパラパラと降ら
れたきりだから、なんと10日ぶりの雨だ。
神に感謝した。ずーっと私を見守ってくれていた神が、きっといるに違いない。
「もういいだろう?、今日はただ走るだけなのだからね。私もさすがに疲れたよ。」と言
う声が聞こえたような気がした。なんとなく聞いたことがあるような声だなー。
それはもう、一瞬だがまさに日光の夕立のような降りっぷりだった。そしてすぐに小雨
になった。
本当にありがとうございます。おかげさまで北海道を堪能することが出来ました。
優しい人達に何人も会うことが出来ました。細胞がかなりクリーンになった気がします。
と言う訳で、あっという間に沼ノ端東インターについてしまった。
帯広2泊めは、カーサーインにしたが、理由があったからだ。
まずカーサーインは、シングル朝食付き3800円駐車場4輪400円2輪250円。
R38からだと、帯広駅入り口の信号の一つ西側(十勝側)の信号を駅方面に行き、
橋を渡り、最初の信号を渡ってすぐ左側にある。駅からはかなり遠いが、今回はこ
れでいいのだ。
さてその理由は。
この「おっかつあん」に行きたかったからだ。
ホテルの正面玄関を出て、左に歩き出し信号2つめを左折するとすぐ左側にある。
ここにこだわる理由は、
第一が勿論おっかつあんです。
歳は40ぐらいかな、南海キャンデーズのしずちゃんを、ほんの少しだけ小さくした
ぐらいだから、けっこう大柄だね。
けっして美人ではないが、教養と優しさがいっぱい身につくと、女性の顔はこのよう
になります。と言う見本のような女性だ。落ち着く、安らぐ、疲れが取れる。
第2は、店の立地条件だ。
さすがに大都市帯広も、ここまで駅から離れると、もう完全に地元帯広だ。
観光客は、私達だけだ。店にあふれる会話も純度100%帯広だ。
ごめんなさい。またしても写真をとる前に食べてしまった。色気より食い気の証明
写真か?。
手前の四角い空に見える皿には「なめたがれい」が、奥の皿はひらめです。
これに先着限定たったの1個、アワビのお造り丸ごと1個なんと1000円を食べた。
先着1個だから早く行こう。
これに私が生ビール、それになんと無開封の「久保田」を正2合飲んで、連れはハイ
ネッケンだか何だかをたらふく飲んで、合計8千円だった。
なめたがれいと、ひらめだが、私はなめたがれいのほうが好きだ。
9月2日この旅最後の夜、大満足だ。ちなみにこの店には「時価」はいっさいありません。
当然、「二人連れはカウンターへ」なんて絶対に言いません。
安らいで、満足して眠りたい方は、どうぞ「おっかつあん」へ。
層雲峡が正解です。また、やっぱり注意しましょう。2度目の橋まではそれほど
の距離ではないので、歩いていきましょう。でも歩きの方が危ないかもしれません。
帯広側から三国峠に来ると、上の写真の光景は見ることが出来ない。だから、探し回って、その挙句あきらめてしまうことがないようにしましょう。
私もあきらめていた頃、2台のライダーと更にもう1台が次々に峠の駐車場に着いて、私と
同じように撮影ポイントを探し始めた。
私と3人が出した結論は、「多分プロカメラマンは、どこかこの辺りの山に登るに違いない。」
だった。そして3人は層雲峡の方に去ってしまった。
私もあきらめて帯広に戻ることにし。駐車場からの短い橋の二つめを渡りだしたとき、この写真の光景を左側に発見した。
なーんだ、なんとも簡単な撮影ポイントではないか。「三国峠の駐車場から帯広側に、走り出して、二つめの橋の真ん中辺りが、有名な写真の撮影ポイントです。」
橋の途中に車を止めて撮影するなんて、大変危険な行為だ。絶対に許すことはできない。
安心してください、車輌はほとんど通りません。通らない時期だったのかもね、やっぱり注意
しましょう。
昨日の石橋の鉄橋??(鉄道橋の意味です。これでいいんでしょうか)
からほんの少し行くと、広い駐車場があり、そのはじっこに元線路が敷かれていた
あとに写真の手作りトロッコがある。これは2たり乗り車輌だ。15分ぐらい楽しめる。
レールが木で出来ているので、微妙にへこむ為、常に1ミリ分だけ上り坂にになって
しまうので、見かけよりも重い。写真は輪転機だ。今まさにUターンした所だ。
更にこの先(国道の方ね)ちょっと行って右側に、タウシュベツ橋梁郡が見えるスポッ
トがある。車が6~7台止まれる駐車場と看板が有るのですぐ分かる。
300m ほど林の中を歩くと断崖に突き当てる。タウシュベツ湖が良く見える所らしい。
ずっと先に橋梁郡が見えると言うのだが、残念ながら沈んでいた。24日の道内中に
被害を出した、あの大雨のせいだろうか。
9月2日ではまだ遅くはないと思うのだが、確実に見るには8月初旬がいいだろう。
注) 熊よけの鈴を忘れないように。林に入るとすぐに、熊が最近出たとの看板が有る。
入り口に置けって。ところであれは「鐘」だと思うのだが。ベルは鈴でいいんだろう
か。
しょんぼりして走り出すと、こんな景色が現れ、また元気になってしまうのだ。
湖の対岸に行って、間近で確認しようと更に進むと、すぐに下の写真の道に着いた。
右折してこの道を行けばいいのだが?
2輪では絶対に単独で行ってはいけないよ。私は4輪でも行かなかった。
誰一人走っていないよ。ブレーキターンが得意でもやっぱり行かない方がいいね。
それにしても魅力的な道だよねー。
三国峠はこの先すぐです。この砂利道ではないからね。
つづく(テレビ局みたいですみません)