今のビートは2代目だ。実は追突されて全損になってしまったのだ。
幸い、斜めにぶつかったので、軽い打撲で済んだ。知り合いが2台持っていたので
譲っていただいたのだ。
前のビートはBSのプレイズだったのだが、希望のサイズが廃番になってしまった。
そこで、少しうるさく、乗り心地が悪いポテンザにした。するしかなかった。
さてどうしたかと言うと、F「155・65・13」、R「165・60・14」を扁平率だけF60、
R55に替えた。
どう変化するかと言うと、数値的には直径が約16ミリ小さくなり、外周が3%小さくな
ります。スピードメーターが100キロの時、実測は97キロです。
効果はというと、車高が8ミリ下がり、ハンドリングが「気持ち」シャープになります。
タイトなコーナーで、ちょっとスピードを上げると、「気持ち」→「結構」ぐらいに感じら
れるようになります。
次に低中速でのシフトアップ時の繋がりが自然になります。ビートに限らず軽4輪に
とって、13インチや14インチタイヤは大きすぎます。
通常の町乗りでは、4千回転ぐらいでシフトアップしますので、次のギアでは3千を割
ることもあります。この回転ではビートにはきついようです。アクセルをグットふかすと、
エンジンが動いて戻る時に、このでかいタイヤにトルクを食われてしまい、グックーン
と不快な息つきをします。チェーンがやたらとたるんだバイクのようです。
勿論、普通の速度でシフトアップしたのでは、なんの問題もないのですが。
この現象が、きれいに消えます。気持ちよくシフトアップすることができるようになり、
街中を流れに乗って走る時でも楽しく走れます。
理由は、大きなフライホイールの外周を8ミリ削ったことによる効果です。4本も削った
のですから。
インチアップして、ワイドタイヤを付けるのは、サーキットでのラップタイム重視専用に
した方がいいと思います。勝つためなのですから、デスクローターを大きくする為なの
ですから、楽しさは二の次なのですから。
すみません欠点もあります。タイヤハウスとのすき間が大きくなり、見た目が少し悪く
なります。フィーリングより、スタイル重視の方には勧められません。