このハマナスのあるところでユーターンし、サロマニアンに向かう。
15分ほどの距離です。今回で2度目です。1度目はキムアネップキャンプ場
から、大雨の予報が出たので非難するために駆け込みました。
キャンプ場からサロマ湖畔にそってR238に出たら、左折してすぐに左側に
あります。(ちなみに、知人は「キムァネップ」と発音していました。)
目印をあえて言えば、宿泊客のバイクです。中学校の自転車置き場のような
駐車場に、それらしきバイクが何台も並んでいるので、すぐに見つかります。
ドミトリー形式のホテルです。料金はネットで簡単にアクセスできますので
調べてください。
今回の私の宿泊内容は、個室2食付き、缶ビール2個、生ビール1杯で7,000円
です。
個室にしたのは、サケ釣りのために朝3時半に出るので、皆さんを起こさない
ためでです。もう一つ、イビキで加害者にならないためです。
部屋はツインベットで、風呂は交代で入るシステムです。が、皆さんは近くの
温泉までオーナーの車で出かけたようです。
私は湯船には1分以上入っていられない体質なので、どこのホテルでもシャワー
で済ませています。
夕食は細長いテーブルで、(すみません、この部分訂正します。長いだけで細く
はありませんでした。失礼しました。)全員で食べます。
レベルは、東京の居酒屋にこんなコース(サロマ湖コース2,000円)があったら、
大行列間違いなし、といった内容です。
そして心配だったのは、こんな豪華な料理を前にして、飲み物はどうするんだ
ろうか?、ですよね。
自分一人だけでビールを飲むのもなんだしなー。なんて心配しちゃいますよね。
心配いりません。皆さんが席に着くと、オーナーがすかさず、「皆さーん、生
ビールを飲む人は何人いらっしゃいますかー」、て言ってくれます。
とうぜんほぼ全員で乾杯です。これで初対面同士でもすぐに打ち解けあうこと
ができます。さすがですよ。人気があるのが分かります。今回は15人は泊まっ
ていました。
この席で一人の青年が、移住を決意した話が出たんです。
なんですと、常呂町の知り合いが3時間前にした話が、目の前で始まっちゃった
んですよ。
東京の青年でした。何不自由なく会社勤めをしていたのですが、どうしても農業
がしたい、という気持ちが押さえきれなくて、決心したんだそうです。
夕食後は、隣の10畳ほどの部屋が談話室になっていて、そこで情報交換やらが、
できるようになっています。地図や写真集など、コース決めに参考になる資料が
たくさん揃っています。
彼を壮行するため、数人が酒を持ち寄って集まりだしました。
私はと言えば、こういう熱い話で酒を飲むのは大好きなので、絶対に度を起こし
てしまうのが明白なんです。涙を呑んで、もとへ、つばをゴックンと飲んでか?、
寝ることにしました。