ここに宝を隠したんだ!

ボクは　水中に顔を突っ込んで息を止めることだって

少しできるのさ　最初は　瞬間で鼻ブクブクレベルで

最近は　水中の砂に埋もれた石や木切れをくわえてたんだ

そしたら　白い硬い高価なものを見つけたんだよ

　ちょっとてこずって　何度か顔を浸けたり上げたりしてる

うちに、鼻ブクせずに浸かっていたんだって。ボクは　宝だけ

夢中になっていたんだよ。くわえて　一目散に岸辺の砂地で

体ブルブルやったら　くわえたお宝が飛んでいったからアセッタ

　おかあさんに取り上げられてしまった・・「こげェ、これはお茶碗

のかけらだよ。ったく　川に割れ物を捨てるなんて」って怒って

る手から　お宝を奪って砂地に隠したのさ。写真は　その最後の

仕上げに砂をならしているところ。この砂地には　他にも干からび

たミミズや　植木鉢のかけらがあるんだけどね。（次の日行っても

忘れたのか、全然興味なしでそれらは埋蔵されたままです）

 

奇岩 橋杭岩

　いったいこの暑さは終わりが来るのか？秋が来るのか？

夏の花も弱って少なくなり、写真を撮りに町まで出かけました。

ここは　橋杭岩といって海にむかって　ひとつ　ふたつと巨岩が

並んでいます。むこうに見えるのが大島。数年前に橋が架かり

行き来が楽になりました。昔は夜間に急病人が出たら漁船で運

ばれたそうです。写真中央の岩は　左が和尚さんで右が小坊主

さん、お経を習っている様子・・・って私は祖父に教えてもらった。

　それぞれ名前もついていると思うけど、私にしたら記憶にない

時から　そこに存在していたので興味ももたなかったけど　年を

重ねてきて　懐かしくて愛おしくなりました。