こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

竹林の伐採

2008-11-09 07:03:01 | 動画(犬・その他)


 我が家の竹林、かなり荒れてきました。というより もともと手入れをしている

わけではなく、ただタケノコシーズンにはタケノコを掘ってそのシーズンも終わり

頃には雨後のタケノコ・・・掘り忘れた もうタケノコの域を超えて青竹に変貌し

かけたものを ノコギリで切り倒し竹やぶに転がしておいたものや、台風のあとに

しなだれかかって近所に迷惑になった竹を 切り倒したものをそのままにしている

ので 冬の間に見映えよくするというわけです。テレビで観るように私は 切り倒

した竹を きれいに竹林の中で 柵のようにした状態にしたいと常々思って提案す

るのですが、聞き入れてもらえません。そのほうが タケノコを掘るときも足場が

安定していいと思うのだけど。どうせ 私達の代になるとタケノコも掘るやらどう

かわかりません。取ってきて ヌカで茹でて冷まして・・なんてやっても食べ切れ

ません。いまは 親戚・ご近所・知り合いに配ってそれでも 残るんです。

 伐採は寒風が吹く頃やっていたような気がしますが、今年は竹筒でダイモンジソ

ウの鉢を作って、人にあげたいとおばあちゃんが言い出しおじいちゃんが切り倒し

始めたんだけど、他にも竹を欲しいという人もあって 俄然おじいちゃんが張り切

りはじめ、最後に伐採するということになってしまいました。助手は もちろん私

しかいません。おとうさんがいる土日にしてくれれば 仕事もはかどるのに平日に

するからなぁ。



 杉・檜の伐採と同様にワッカに細い紐を結び竹の枝にひっかけ、それを下ろして

細紐にロープを結び、手元の細紐を引くと 国旗掲揚のようにロープがさっきの枝

を通って手元に戻ってきます。それを輪にして引くと輪が枝までいって結んだ状態

になるわけです。木と違って竹の肌はツルツル、竹自体がしなるのでなかなかやっ

かいです。首を空に向け続け サオを使って引っ掛ける・・これが30パーセント

くらい重要な作業。あとは、杉なんかよりずっと軽いし 細いので切り出し始める

と早い。倒すのは やはり木と同じくらい慎重になります。


         下の柿の木の枝に倒れこみました。

おじいちゃんが てこの原理で竹を動かしています。私は ロープを引っぱって

あらぬ方向へいかない様にしているわけです。


         天秤ばかりになってしまった!!

なんと倒れた竹が 柿の木の上で 絶妙のバランスをとり 天秤ばかり 状態とな

ってしまいました。こんなことは珍しい。こちらからは手が出ないので 竹の先を

地上から引き落下させることにしました。




         

 幸い 背の低い私達でも手が届くところに竹の先端があったので おじいちゃん

と二人で 引きずりおろしました。一本の竹でも12,3メートルはあるんでしょ

う。このあと4メートルくらいにカットし、すべての枝を落とし枝は枝、幹は幹で

わけます。太い幹は転がして腐らせたり いくつかに割って畑の支柱の横棒にした

り、枝は葉が全て落ちるまで乾かし 手製の竹ぼうきを作ったりします。


コメント
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