写真は昨年12月19日の三尾川の紅葉
七草も過ぎて、串本もふだんの姿に戻りつつあります。子供がいないので今冬休みなのか、
いつから学校が始まるのか、そんなことも判らなくなってきました。そういうところも、ふだ
んと変わらなく子供の声が聞こえない集落なのであります。
さてさて、ワタクシ昨年12月に実施された町内一斉清掃に参加して、無茶な飛び下りを
して着地に失敗(冬季オリンピックのジャンプ競技ならば横滑りに滑って顔面を打つような)
石垣に左ほほをぶつけてしまった武勇伝がありましたが、その後思ったほど顔に青あざ赤あざ
が現れず、かすかに色があるけど、それも時間の経過で薄く青紫色で、徐々にその変色帯が
口元に南下してくるということを体験しました。化粧品屋のオーナーさんに「見て見て!
打ったところがだんだん下がってきたんだよ~」と言ったら、「そうそうそうなるのよ。目の
上を打ったら、あとで目が充血してくるんだよ」と憐れむように言われてしまった。え!そう
なの?私、顔を打ったことないから、今までは足とか腕とかの打撲しか知らないから、そんな
ところは知らない間に消えているか、いつまでも小さく残っているか・・だし・・・
で、年末近くになって鏡を見ながら顔の筋肉を動かしてましてン。「あれぇ、体重を落とした
おかげで年相応のシワというかたるみ?こんなにあったかな」と指で触っていたら一ヶ所
ぽちっと膨らんでいます。気にするほどでもないけどなぁと笑ったように口角を上げたら
アラ大変、ぽちっと膨らんだところが今度はわりと深めの切れ込みになりますの。
これは対石垣戦で負けてしまった傷跡なのか・・・でも気がつかへんかったなぁ・・・
一応女子だし、顔に傷が残ったってことだけども、まぁもう50を過ぎたしこれからどこに
お嫁に行くでもないし、かまわんかぁ~と思っていたの。
毎日毎日お化粧するのに鏡を見ていたら、だんだんだんだん切れ込みが深くなっていくように
見えるのだけど、誰も何も気がつかない。そうかぁ ただの顔のシワの一本、中年の顔の
たるみと人は思っているのだということに至ったのだ。
で、どんな風にかって説明するには、昔 田代みどりって歌手だか女優だかの人がいたの、
その人の頬えくぼみたいな(いや、この人は顔の作りが可愛らしいので子供心に可愛い女の人
やなと思っていた)、私の顔の作りは全然ちゃいまっせ、似てるのがその切れ込みと頬えくぼ
ということ。
これってプチ整形じゃんと喜んだものの、もしかして石垣にぶつけた時に頬の筋肉かほほ肉
(牛みたいやんか)が皮膚の下で切れたのではないかと思うのよ。♪もぅ終わり~だね、
ほっぺが谷間になっていく~ う~ん、年齢的に再生する能力も気力も頬にはなさそうだし
痛みはないけど、口角を上げたら盛り上がるような感じかな。良くなることはないと思うから
来年、再来年と顔が崩壊すんじゃないかなぁ・・・とかちょっと心配。人生の後半は、こんな
状態で終焉をむかえるんじゃろうなぁ
しぜんに樹皮のすき間に入り込んだ紅葉の軸