こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

ワクチン接種

2015-03-25 05:30:00 | 愛犬 こげ
こげのかかりつけ獣医さんから ワクチン接種の通知がきました。

4月になると町の保健所からの 狂犬病予防注射接種の予定表と接種申込書を持って近くの接種場所に行かなくちゃなりませんが、このワクチン接種をすると

ほかの接種は一ヶ月を過ぎないと受けられません。こげが若いときには ワクチン接種後3週間で狂犬病予防注射を受けていたのですが、さすがに7歳を超えたら

シニアという世代に入るので 町の集団接種をやめて田辺の獣医さんに連れて行くようにします。

最近は 獣医さんに行くことが多くなったせいか(耳の炎症、おなかの炎症とかで)こげも登校拒否のような態度になることも・・・

そのくせ、私が車に乗せるシートやうんちバケツを用意するのを目ざとくみつけ、それが嬉しくてたまらないように跳ねまわり、騒ぐのですが

いざ出発となる段階で、車に乗らないのです。尻込みし、お座りしてしまいその重たいおケツを抱え上げて乗せるというありさま。

月曜日、わたしとおばあちゃんとで田辺まで連れて行く・・ということで家をなんとか出たのですが。

途中のトイレタイムもまぁ。乗り込むときには少々駄々をこねるような事態でしたがおだてて乗せて到着。

院内にはケースに入った小さな犬だけ。中に入って待っていたら 真っ白い見た目がこげそっくり、ひとまわり小さいか・・ってワンコがやってきました。

あまりにも真っ白でおばあちゃんと「こげと対照的やね」とささやいていたら、そのワンコも飼い主さんもこげが気になるよう。こげも落ち着かず

近寄っていくのでリードを引っ張っていたけど飼い主さんが鼻をクンクンさせるくらいに寄ってきたので「男の子やけど大丈夫ですか?」

「うちは女の子・・女の子よりは年をとっているけど」なら暴れることもないかとクンクンさせていたのです。ワンコはスピッツというじゃない

「いまはスピッツって無いでしょ?昔はよく見たけど」と聞くと「ねぇ、昔は犬といったらスピッツで、どこでも見かけたけど。だから探したんです」

スピッツってやたらとキャンキャン吠えて、お屋敷にスピッツってイメージが頭にあるけど、あの白い長毛と細い手足は変わりません。

飼い主さんはもしかして私と近い年代かもしれません。私たちが話していたら診察室から 見たことの無い姿かたちのワンコが出てきたのです。

大きさは豆しばくらいか、少し小さくでも目とか耳とかはポメラニアンみたいだ・・・おとなしく長椅子に座っている。こちらも男の子だという。

真っ白いスピッツちゃんは さっきまでこげに興味があったのに 不思議なワンコに馴れ馴れしく近寄って、二匹で盛り上がり始めました。

不思議ワンコは正体はポメラニアンで、でも柴犬カットしてもらってぬいぐるみのような風体に仕上がっているのだ。14歳だというけど

こちらも室内犬らしくきれいでおとなしめ。うちのこげのようなワイルドだけが売りのワンコとは姿も大きさも差が出てしまいました。

次にやってきたのがコーギー。しっぽの無い足の短いワンコ。どうやら三匹でまたもや仲良く盛り上がってしまった。

はじき出されたこげは 隣に座った猫を連れたおばさんと娘の二人に「おとなしいね。かわいいね」と言われても見向きもしません。

「猫ちゃんだよ」といったら こげはキッと態度を変えて猫に近寄ろうとします。じつは 前日に家の前でノーリードで隣のおねーさんと話して

いたらいきなり野良猫が出てきて、こげが猫めがけて突進し慌てて捕まえようとしたけど、二匹がツンツン状態、猫は背中を丸めて威嚇し

こげは顔なんか三角にして緊張状態、先に猫パンチでも出してきたら温厚なこげでも飛びかかりそう、ヤバい状況。隣のおねーさんが

野良猫の後ろに回って「コラァ!」と一喝したら猫はピューと走ってそれを追いかけこげもダッシュ「こげ!あかん!追いかけたら」と私は叫びながらも

本気でこげが走っていったら私の声など聞く耳持たず、どこに行くかわかりません。山の中に野良猫が逃げ込むとこげとの永遠の別れになるかもしれず

戻ってくるのを願っていたら、猫が隣との間の細い空間に飛び散って逃げたのでそこにはこげの体格が良すぎて入ることができなかった・・・ので

こげはちゃんと私たちの元に戻ってきてくれました。そんなことがあったので 「猫」という言葉に過剰なくらい反応するのです。

≪ごはん≫≪サル≫≪やったれ!≫≪散歩≫≪しろちゃん≫の次くらいにわかるようですよ、こげは。

コーギーは横目でこげの様子を見ていますが、こちらに来ようとはせずにいたけど私たちが帰ろうと歩き出したら、それはもう一方的に院内に響き渡る声で

吠えてきます。受け付けの看護師さんたちも苦笑するくらい。私にはわかっていたんです このコーギーはほかの二匹より若干体が大きい柴犬風ポメラニアンは

同じオスだけど体が小さい、スピッツはメスだから 自分が優位・・・だけど スッと立ち上がったこげは自分の足も届かないくらいにデカい・・・

コワイから吠えるだろうな・・ちび犬は大抵こげに向かって吠えるもん・・・それが的中した結果。前ににじり寄ってくるのなら戦闘意識あるけども

後ろに下がりながら吠えてるのよね・・こげは知らん顔してんのに。

支払いの時に「注意書きはこの封筒に入っているので読んでおいてください。一ヶ月後狂犬病予防注射に来てくださいね」と言われいつも受け取っている

封筒を貰い帰りました。こげは家に着くなり水を飲み、私は急いでお昼を食べ散歩までの時間一息ついたのです。こげは朝ごはんを食べずに車に乗ったので

散歩前に慌ててご飯を食べ、夕食も食べたのですが、私は受付で言われたことを思いだし封筒の中に入っている説明書を読み始めたのです。

「え!なんで!?」と思わず声が。私の目に飛び込んできた文字が≪帰られた日の食事、水は下記のようにしてください≫

□絶食してください。

□水は自由に飲ませてください。

□普段の1/4程度の食事なら与えても結構です(食欲がないのに無理に与えることはしないで下さい)

□水は一度にたくさん飲ませないで少しずつ飲ませてください。

□翌日からは食事を普通に与えてください。

□翌日の食事は普段与える半分程度にしてください。

今まで何度ももらった紙には 接種後は様子をよく観察してください・・・激しい運動などはしないこと、体を洗わないこと・・が書かれていたのに

対応の仕方が変わったのか・・でも、もうすでに水もエサも食べてるしぃ~でも、この書き方おかしいよな、絶食してくださいとありながら、1/4なら

いいとか・・・あ、このなかの一個にチエックあるとこをみるわけか・・・でもこげの場合 どこにもチエック無いし・・と読み進んでいくと

□縫合したところをよく観察してください・・・ほうごう・・・

その下には▼抜糸について・・という項目も・・・・・・これって、違わなくない?

そこで初めて私は説明書の上部から読み返したのです・・・そこには 



手術を受けられた動物の飼い主さんへ・・・・って、まるっきり違うじゃん!!

同封しているワクチン接種済み証明書はちゃんとこげの名前が書かれているのに・・・ははぁんあのコーギーの吠える声で入れる紙を間違えたのだな

読み落とす私もうっかり者だけど、看護師さんもうっかり者やわぁ・・・手術を受けた動物の飼い主さん・・受診の順番からだと柴犬カットのポメラニアンの

貰う紙だったのかもしれない。あっちの封筒にはワクチン接種済みの説明書が入っているのかもしれないし、そんな間違いも私の封筒だけだったのかも

しれないけど、まぁ笑って済ませてあげようと思ったのでした。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする