いくぶん過ごしやすく感じられる 今日この頃・・・かと思いきや、またも強い勢力の台風がやって来ています。
この空、真夏のころとは少し違ってきたように思います。
でも、カメラを向ける15分くらい前はもっとうろこ雲がきれいだったんですよ。撮らなくちゃ、と思いながらつい忘れてしまって見あげたら全く違う空と雲に
なっていて、このあと数分でもううろこ雲が消えてしまっていました。
夏休みも終わる前に 凄惨な事件が起きて中学生が殺害されてしまいました。報道に現れる二人の中学生の幼い笑顔に 容疑者の異常な行動がどう結びついたのか
いずれ明らかになるのでしょうが、残された親の精神状態と殺されてしまった二人のことを考えたら許されるべきことではありません。
彼女たちも 新学期を迎えて教室に入っていったはずなのに、まさか自分が無念のうちに日常から切り離されるとは・・・残念でしかたありません。
ただ、もう少し 自分を、家族を思って 好奇心で家を出て遊ばなければ、そして大人がもっと今の時代がどれだけ危険が網を張っているのか教えてあげていれば
日本中の大人が思っているはず。容疑者は以前にも同様の犯罪を起こし服役していた。出所後は原発事故の除染作業員として働いていた・・・服役中になにを
考えていたんだろう、就いた仕事は日本のために重要な任務だと思わなかったのだろうか・・・精神を病んでいるだけでは済ませられない気もするし
容疑者の家族もこれから先 三度目のいばらの道を歩いて行かなければならない。誰もが不幸なこれからを生きていかなければならないのに、と思うと
何かが現代病として蔓延しているんじゃないか?と思ってしまう。
スマホの中に すべてが入ってしまっている、もうそれがなければ日常が成り立たなくなっていると思いこんでいる少年少女と大人たち。
おかしいと感じなくなっている・・・手のひらの中の友達みたいな仲間と 嘘かまことかわからないような個人情報。親はその中で起きていることを
知ることはできず、危険も、善も悪も 子供だけで判断しているような状況に この機械は進歩しすぎてしまいもう元に戻れない事態になってきたと
誰も思っていないんだなぁと 思う。あの二人の中学生も こんな青空をもっと見上げることができたはず。大人になっても分別のつかないことは
たくさんある。だけど 10年、20年、と生きながらつまずきながらも学習して自分の頭で覚えていく、危険の回避も 親や学校で会話して
理解していくものだと。手のひらの中の友達だけの世界で生きるのはやめてほしいと思う。同じような事件が二度と起きないことを願います。