また一人 名優が去っていきました。
樹木希林、昔は悠木千帆さんでしたね。≪時間ですよ≫で悠木千帆さんの演技を見て
この人、面白いな 喜劇俳優かなと思っていました。女優さんだとわかったのは
≪寺内貫太郎一家≫での老け役で ジュリーのポスターに「じゅりぃぃいいい~」と
体をもぞもぞさせる動きや 廊下を走って自分の部屋への跳ね上げ式廊下の引き紐を
素早く引く動き、貫太郎に嫌味をいう姿 でもはっきりと意見するところはする
可愛らしさももったおばあちゃんを演じていた。芸名を樹木希林という 不思議な
名前に改名したり内田裕也と結婚したり そののちの別居生活などワイドショー的には
話題が多かったけれど 着実に彼女の演技力には見ている側を引き込んでいく魔法のような
ものがあった。堺正章と浅田美代子とのコントで 浜さん(役名)は時間ですよの
シリーズでもだんだん オバサン化していき 顔に天ぷら油がはねてできたシミを
作っていたときは 子供ながらも「そこまでするんだ」と日常で主婦があり得る姿を
演じていたから驚き、そのせいか今でも揚げ物をして油が飛んできたら「マジ浜さんやん」と
つぶやくときがある。彼女は 主役より脇を固める、目立たない、でも意味がある人物に
存在を植えつけてしまうから 気になってしまう。
郷ひろみと歌って踊っていた≪オバケのロック≫や≪林檎殺人事件≫は 裏声をだして
歌っているのかふりなのか、でもステップは可愛く 動きも表情もアドリブも加え
魅力いっぱいの女性だった。今年 ≪寺内貫太郎一家≫で孫役だった西城秀樹さんも亡くなって
樹木希林さんはあの世で おばあちゃんとして対面してるんだろうか。
晩年、私は彼女の洋服姿を見るのが好きだった。高齢というのは失礼か、まだ75歳。
とてもオシャレな洋服を着ていた。田舎では あのような服を持っている人もいない
きっと東京のどこかブティックのものなのだろうか ああいう姿のおばあちゃんは都会には
ザラにいるんだろうなと、奇抜でも奇異でもない おしゃれなおばあちゃんなのだ。
昭和・平成のドラマにはかかせない いつもどこかで見たことのある役者さんが
消えていく。≪必殺仕事人≫の菅井きんさんも・・・。顔のイメージか 姑役のイメージか
意地悪な役柄が多いんだと私は思っていたけど 本人は「それも頂いたお仕事」と思っていたのか
それとも「固定されていやだな」と思ったのか どう思っていたんだろうと知りたい。
女優さんとくれば、美人がスクリーンやテレビ画面に映し出されて 映える んだけど
味のある 一般人に近い姿かたちの役者さんが観客には安心感を与えていると思うのだ。
CS放送で≪十三人の刺客≫を観たけど、 いやぁ松方弘樹の殺陣は流れるように美しかった。
時代劇や任侠物で何万回も殺陣で斬ってきたのだろうけど、刀が自然に体に沿うような
やっぱ 昭和の役者さんはスゴイ。時代劇の殺陣もでき 現代劇もできる俳優さん、
平成の時代に育ったのかな・・・ これから楽しみかもしれないけど、一人、また一人と
視聴者として知っている俳優さんが他界していくのには残念至極です。
浜さん、ゆっくりお休みくださいね
樹木希林、昔は悠木千帆さんでしたね。≪時間ですよ≫で悠木千帆さんの演技を見て
この人、面白いな 喜劇俳優かなと思っていました。女優さんだとわかったのは
≪寺内貫太郎一家≫での老け役で ジュリーのポスターに「じゅりぃぃいいい~」と
体をもぞもぞさせる動きや 廊下を走って自分の部屋への跳ね上げ式廊下の引き紐を
素早く引く動き、貫太郎に嫌味をいう姿 でもはっきりと意見するところはする
可愛らしさももったおばあちゃんを演じていた。芸名を樹木希林という 不思議な
名前に改名したり内田裕也と結婚したり そののちの別居生活などワイドショー的には
話題が多かったけれど 着実に彼女の演技力には見ている側を引き込んでいく魔法のような
ものがあった。堺正章と浅田美代子とのコントで 浜さん(役名)は時間ですよの
シリーズでもだんだん オバサン化していき 顔に天ぷら油がはねてできたシミを
作っていたときは 子供ながらも「そこまでするんだ」と日常で主婦があり得る姿を
演じていたから驚き、そのせいか今でも揚げ物をして油が飛んできたら「マジ浜さんやん」と
つぶやくときがある。彼女は 主役より脇を固める、目立たない、でも意味がある人物に
存在を植えつけてしまうから 気になってしまう。
郷ひろみと歌って踊っていた≪オバケのロック≫や≪林檎殺人事件≫は 裏声をだして
歌っているのかふりなのか、でもステップは可愛く 動きも表情もアドリブも加え
魅力いっぱいの女性だった。今年 ≪寺内貫太郎一家≫で孫役だった西城秀樹さんも亡くなって
樹木希林さんはあの世で おばあちゃんとして対面してるんだろうか。
晩年、私は彼女の洋服姿を見るのが好きだった。高齢というのは失礼か、まだ75歳。
とてもオシャレな洋服を着ていた。田舎では あのような服を持っている人もいない
きっと東京のどこかブティックのものなのだろうか ああいう姿のおばあちゃんは都会には
ザラにいるんだろうなと、奇抜でも奇異でもない おしゃれなおばあちゃんなのだ。
昭和・平成のドラマにはかかせない いつもどこかで見たことのある役者さんが
消えていく。≪必殺仕事人≫の菅井きんさんも・・・。顔のイメージか 姑役のイメージか
意地悪な役柄が多いんだと私は思っていたけど 本人は「それも頂いたお仕事」と思っていたのか
それとも「固定されていやだな」と思ったのか どう思っていたんだろうと知りたい。
女優さんとくれば、美人がスクリーンやテレビ画面に映し出されて 映える んだけど
味のある 一般人に近い姿かたちの役者さんが観客には安心感を与えていると思うのだ。
CS放送で≪十三人の刺客≫を観たけど、 いやぁ松方弘樹の殺陣は流れるように美しかった。
時代劇や任侠物で何万回も殺陣で斬ってきたのだろうけど、刀が自然に体に沿うような
やっぱ 昭和の役者さんはスゴイ。時代劇の殺陣もでき 現代劇もできる俳優さん、
平成の時代に育ったのかな・・・ これから楽しみかもしれないけど、一人、また一人と
視聴者として知っている俳優さんが他界していくのには残念至極です。
浜さん、ゆっくりお休みくださいね