こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

墓荒らし

2019-03-27 05:30:00 | 我が家
春のお彼岸も過ぎ、昨夜から春の雨が降っています。そういえば 昨日 ツバメがヒューっと

飛んでいました。昔と比べて圧倒的に田畑が減っているのに やって来る・・本能なのか、でも

ツバメだって 昔のように軒下に巣を作っても人間に守ってもらえる、安気に子育てをできる時代とは

思ってはいないでしょうね。ヘビだけでなく カラスや小型の渡り鳥の群れが巣を狙っているうえ、

エサも豊富ではないし。渡ってやって来るという習慣を変えていかなくちゃ大変よ・・とついつい心配を

してしまいます。


彼岸に入ってお墓の掃除におばあちゃんと行ってきました。その数日前には 山にサルの群れが来ていて

騒がしくしていたので またお墓に悪さをしているとは思っていたけど、その後は サルの鳴き声も聞かず

どこかに移動したのだろうと思っていたのです。

お墓に上がっていく階段に目をやると あちこちにサルのフン。そう大きいものではないので子ザルが多かったのだ

なと想像できます。というのも サルの群れが来たときに 家の駐車場から見ていたら 墓石の前で猫サイズのサルが

走り回り 墓石の上にも駆け上がっているのが見えたのです。それに 今までにない白いモノも横たわって見えるから

また 線香立てを動かしているのだなと思っていたのです。おばあちゃんより先にお墓の前に到着。



花筒のびしゃこも見事に引き抜かれ 両端の花筒からもびしゃこが抜かれていました。一体 これを引き抜いて何をするのか?

子ザルがチャンバラをしているのか、今回のサルは躾がいいのか 墓石周辺にはフンをしていません。一応 階段で用を足したと

いうことでしょうか。用意していたこげのウンチ袋でサルのフンを回収し引き抜かれたびしゃこを新しいものと交換。

写真でわかるように 線香立ても横倒し。これでも結構重量感はあるもので、サルでも片手では持てないと思います。

前回は 見事に裏返していたけど 今回はこのような状態、サルが小さかったのでしょうか?線香を立てる部分の白いモノが

家から見えた・・私の視力もまだ少しは大丈夫のようです


       右側の花筒(抜魂した古い墓石)


       左側の花筒(抜魂した古い墓石)

今は山に食べ物が無いのか、遊び場なのか 二度とこないでと願うしかありません。それでなくても 野良猫やイノシシが徘徊してるし。


おばあちゃんとしゃがんで 草を引きだしたときに 気がつきました。墓石の前の石でできた花筒が 台座の上で動かされているのです。

台座には毎日の土ぼこりで 花筒のあとがくっきりと残っていて びしゃこを入れかえて水を入れるから石の重みと水とで 私でも両手で

押さないと元の位置には置けません。子ザルのなかの誰かが面白半分に押してみたのでしょうか?サル知恵ってことだな、そんなところで

チカラ自慢したってなにもならんと思うのだけど。(一枚目の写真で右の花筒が内に寄っている)


そして 24日のこと。お墓の裏山で人が動くのが見えたので お墓の上にせり出した枝を伐ってほしいと人を介して頼んでいた人が

来てくれたのか?と思い見に行ったら 違う人で そこに置かれているミツバチの桶を持ち主のひとから譲り受けたので 様子を見に

来たとのこと。前の持ち主のおじさんは 亡くなってしまい、あちこちのミツバチの桶を譲ってもらったんやけど・・と言っていた。

「凹ちゃん、墓、みとかんし。荒らされてるで」と山から丸見えだから教えてくれました。やっぱりそうか・・・今回も駐車場から

見て 「なにかまえとは違う大きなものが横たわっているように見える」と思ったのだ。また線香立てをひっくり返してそれに

太陽の光が反射して見えている・・と思っていました。お墓の階段に行くまでに シカ除けのゲートを作っているので シチめんどくさい

作業をしてあがっていくと、なんと今度は墓石前の右の花筒が横倒しにされ、当然筒の中の水は流れ出て びしゃこもまた放り出している。

幸い 石の花筒も縁石も割れては無いけど 呆れて言葉も出ない。あの重たい花筒を倒して逃げるなんて 何か対策を講じないと

被害がだんだん大きくなってきそう。と言っても サルが来るのを待つなんてばからしいし 家から距離があるので花火も効果はない。

で、昨年 母屋の庭の柿の木に施したアレを置くことにした。そうしようと言ったらおとうさんもおばあちゃんも 効き目はどうか?と

いう顔をしたけど 安価で 一応一時は効果があったように見えたし・・

アレとは 百均で買ったヘビのおもちゃ。サルはヘビが苦手だという 嘘かほんとかわからないようなネットの記事を試してみたんだけど

たしかに 柿の木にヘビをくくりつけて置いたら サルは数日やってこなかった。サルの目に 見えているのか 見えていたら

いっこうに動きもしないヘビは 作り物だとわかると思うのだけど・・・しかし 庭の柿の木にそのまま置いていた百均のヘビは

少々塗料が剥げてきていて おまけに日本に生息しないコブラ型だったりして、私も効果を期待しているほどのものでもないのだけど(笑)





線香立てで 丁半をやっているのか?それとも 「おいらはこれくらい持てるんだよ」とダンベル代わりにでもしているのか?

全く田舎ならではの 墓荒らしだ・・・
コメント (2)
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