暑いんだよ~ ブログも進まず・・・というか 草刈りに没頭し汗を流しています。
順調に刈っていけば たぶん三週間くらいで終わるだろうか?でもこれから雨の日が
あると雨天順延で その間に刈ったところに新しく芽が出て伸びてくる。いったいどう
すりゃいいんだよ!と思いながらも、あともう少しで今日の分は終わりそう…という時
私は「がんばれがんばれ」とつぶやき、頭の中で≪おしん子供時代≫を想像し、BGM
にはなぜか「家なき子」の≪空と君のあいだに≫が流れてきます(笑)
きのうで三枚目の田んぼに取り掛かっています。今の時期 刈っても雨の時期が
くるので 次に刈るときには相当草丈が伸びているだろう・・・その時がまた 苦に
なるのでしょうな・・・
二、三週間前 国道のトンネル出口付近に蝶々(もしくは蛾?)が大量発生していまし
た。トンネルを出たらいきなり それらが大量に舞っていていままでは こんなこと
なかったのに・・・高速道路の建設で山の中がどうにかしちゃったのか?国道から
離れた我が家付近までは飛んでいなかったのだが、その後家の周辺でも飛び始めた
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調べてみてもよくわからなかったけど、外側が銀色で内側が黒っぽい羽根。
気候変動かはたまた 渡り鳥ならぬ渡り蝶か?
先週、朝起きたら庭先にこやつが・・・
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ご、ごとびきだぁ~ ごとびき 二ホンヒキガエルだな
こやつは ムカデなんか食べてくれるが、動きが遅いので以前イタチにくわえられ
ているのを見たことがある。多分、タヌキやアナグマにもやられるのだろう・・・体から
毒汁が出そうだ・・・
同じころ 鉢植えの柚子の木でアゲハチョウの幼虫を見つけた
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二匹いてこちらは小さいほう。モスラのようだがまぁ蝶々になるまで待ってやろうか
と時々観察していたら いい気になって二匹で柚子の葉っぱを食べるわ食べるわ
今年は実もついて 柚子湯にできそうじゃんと思っていたのに 大丈夫か?と
思っていたら 人差し指くらいになった幼虫が一匹消えた。
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これはまだ人差し指にはなっていないときの消えたやつ。意外とかわいいキャラ
だと思うのだが、このサイズが愛くるしいという頃だ。消えたというのは たぶん
イソヒヨに持っていかれたのだろう。イソヒヨもムカデを退治するのでいいのだが
こういう逃げも隠れもできない幼子を連れ去るのはムゴイな・・
昨日のこと。倉庫で草刈り機の準備をして シャッターを下ろそうとしたときに
どこからかムカデLサイズがどこからか這ってきた。倉庫に入るようなのでおとうさん
に「川に落としちゃえ」と私がはやし立て、おとうさんも必死になって外に向かって
ほうきで掃きだした。しかし こいつは足の数が半端ないので 抵抗もする。
なかなか道の下の川に落とせず困っていたのだが なんとか川べりのガードまで
運んだ。あと少しでチャポンと数メートル下の川に落とせるかなと期待したのだが
三十センチほどコンクリートの壁を滑り落ちたと思ったら、必死に護岸にしがみつき
這いあがってくる。恐ろしい!おとうさんが熊手を持ってきて それをつついてやっと
のこと、くるくると回転しながら川にムカデが落ちて沈んでいった。私は思うのだ
ムカデは地球上でなにか必要なのかと。必要のない命はない・・・というけれど
そんなことはない。死に至る病原菌を媒介する虫も必要なんだろうか?
沈んでいったムカデは川底で横たわっている。「これで死んだよね」といった私は
次の瞬間のけ反った。なんと ムカデはピクリと動いて まるで ソウルオリンピック
の 水泳の鈴木大地選手のようなバサロ泳法を始めた。「い、生きてんじゃん!」
上手に水中でクネクネとバサロをし続け 徐々に浮上を始めた。そして おとうさん
が「あいつ、浮き上がって護岸にしがみつくぞ」 まさに その通りになった。
浮き上がると水面を上手に器用に足を全部使って泳いで 護岸につかまって
その上を目指して上がり始めてきた。「復讐される!今晩 家にやってくる」と私は
そのあとを見るのも怖くなり 草刈り機を抱えて田んぼに向かった。
きっと いつかあいつに噛まれて患うのだ・・・。そう思いながら草を刈り、一休みの時
おとうさんが「刈っていたら また出てきて、草刈り機で半分に斬ってやった。そしたら
頭側と尻側とがクネクネして気持ち悪かった」復讐は おとうさんにしてください、と
思った。そうして 草集めのときには その死骸が出てこず イソヒヨさんがうまいこ
と処理してくださることを切に願ったのでした。私たちは 血も涙もない人間なのか?