今日は(5/19) ブログ開設から5100日だと編集トップに書かれていました。
あらまぁ~ 知らず知らずにそんなとこまできてしまったのか・・・
おばあちゃんが入院して 十日たった。
先週火曜日の手術は 事前の説明では だいたい二時間くらいですが、ちょっと
複雑なので 二時間半から三時間かかると思います。と言われていた。
午前中は 生協さんが商品を配達してくる日なので それを受け取ってから病院に
行くことに。新宮から姉も来てくれることになって 姉は病院に行かず電車で家まで
来て、私の車で病院に行くことになりました。
入院した日も家に帰ったのは7時半を回っていて それまでこげは一人で(ひとりと
いうのはおかしいけど)留守番していたようです。ただ こげを心配して近所の
おじさんが二度門扉まで見に来てくれたそうで。でもこげは 庭にいなかったらしい
施錠していったため 部屋には入れなかったからきっとどこかで眠っていたのかも
しれない。ご飯も食べていなかったし。私たちが帰宅してから 安心したのか、
おばあちゃんのいない母屋の入り口まで何度も走って行ったりしていたけど夜は
グ~グ~寝てました。それから数日は 夜になると母屋の入り口で座って待ってい
ました。朝まで母屋でいるなら 入口を開けてあげるけど 怖がりなので戻ってくる
のがわかるので入れてあげません。いまは 事態がわかっているようです。
そうそう、おばあちゃんが転倒したときに 起こそうか、でも痛い、電話をしていたら
おばあちゃんのまわりでこげがウロウロしていました。おばあちゃんは痛さのあまり
「こげ起こしてくれよぅ」とうめいていたので「こげには無理やで。いくら足が四本あ
っても。それより手のひら すりむいてるで。血が出てるから気をつけな」と私は
おばあちゃんが血液サラサラの薬を服用しているから ちょっとした擦り傷でも
しばらく血が止まりにくいということを知っていたので言ったのだけども、やはり
この時おばあちゃんは痛さで耳に入っていなかったようだ。私が電話をしている間
おばあちゃんが「そうかこげも心配してくれて 体を舐めに来てくれたんか・・・」
など 痛さを紛らすためにあらゆることを口走っていた。その時 私はこげが
手のひらを舐めているのを見た。こげあかんやろ・・おばあちゃんの傷口舐めてと
言ったのだけど言ってわかるやつではない。私は私で 準備にかからないといけな
いので そのままで飛び回っていた。救急車で病院に運ばれ 処置室で濡れた
衣服を持参したパジャマに着替えさせてもらい 廊下に出てきたときに看護師さん
が、「すみません 座布団に血がついてしまってます。服にもついてます」座布団?
あ~、倒れたままでいたら頭が痛いだろうと 自転車置き場に置いていたこげの
座布団、あれを頭に当てたのだ。こげが使わないので座布団はきれいだったから
救急車が来るまで枕代わりに・・と思っていたら 座布団ごし運ばれてしまっていた
ようだ。でもあの座布団は おばあちゃんの昨年亡くなった田辺の妹が こげちゃ
んに使ってやってとこげが小さいころにくれたものだから おばさんが守ってくれ
ていたのかも・・と思っていたらおばあちゃんが「手のひらから血が出ていたのを
こげが一生懸命舐めてくれていたんや。私、なんで舐めに来たのか知らんかったけ
ど ここで初めて手のひらを擦りむいてたのを知ったんや」と言い出した。
まぁ、なんであれ こげが賢いわんこだとこげを知らない看護師さんに売り込んで
くれるのは少しうれしいけど。
おばあちゃんを入院させてから 私はまず母屋の冷蔵庫の中を片付けにかかりま
した。普段から おばあちゃんの冷蔵庫を開けるたび「これはもう捨てた方がいい
で」「これの生年月日は相当古いで」と思ってはいても、当の本人が後生大事に保管
しているので(当の本人が忘れ切っているのだけど)、勝手に捨てたらあとが大変。
しつこく「あの時勝手に捨てたから」と未だに 姉が捨てたタッパーウェアの蓋に
ついていう時がある。使わないでいるのに、いきなり「あれがあったはずや」などと
言い出すし、それは老人特有の執着心ってやつだけど いい加減冷蔵庫もいっぱ
いになってくるやん。で 私は冷蔵庫の奥に向かって並んでいる正体不明の瓶詰を
とりあえず三個だしてみた。ラベルは貼っていないのでおばあちゃんが独自に何か
を詰め替えたとわかる。蓋を恐る恐る開けて 中身を確認・・・わからん・・・匂いから
素性がわかるかも・・・うーーーーーん 怪しい。怪しいだけはわかる。まだ個体的な
雰囲気なのでゴミ袋に中身を捨て、瓶を洗う。次の瓶も同じように確認していく。
中身はドロドロ・・・流しのゴミ袋に流し込む。三個目は蓋の下にラップで蓋。二重蓋
にしている。中身は 山椒の葉を煮詰めたやつ。今年の山椒の葉も煮詰めて瓶に
入れていて何度か食べたし私も 貰っている。なので これは 昨年かそれ以前の
ものらしい。醤油だけで煮詰めていて冷蔵庫保存し続けているから 味は大丈夫?
な気もするが・・・案の定 ブツの表面に白っぽいカビ状のものがわんさか生きてい
る。瓶を手にとりゃわかりそうだが 冷蔵庫の奥へ奥へと進んでいったら忘れ去ら
れてしまうよね。そういや うちの冷蔵庫にも 古い山椒の煮詰めたものがあった。
あれも同世代のものかもしれない・・・捨てなきゃ・・。捨てられないは遺伝か?
これをきっかけに 断捨離・・・突入だわ