今年は5月27日の次姉の命日前後にやってくる蛍が現れず、おばあちゃんと
「もうあの世で時間も長くなって、こっちの心配もなくなったのかも」と言ってい
たのですが、一ヵ月後の26日の夜に急に現れました。昨年はこげが庭先で見つけ
あろうことかパンチを繰り出していたんだっけ。そのあとみんなで蛍にむかって
「今年もきたんやね」と話しかけたのですが。我が家は母屋の中にお風呂がなく
庭を通って別棟にお風呂とトイレがあり、昨夜もおばあちゃんがお風呂から出て
母屋まで来たところ入口に入ろうとしたら上から腕に何かが落ちてきて、見れば蛍
だったとか。まずはおじいちゃんを起こして蛍を壁に止まらせ、離れの私に言いに
来たのです。「蛍がきたんやぁ」・・・これはもうカメラ持って見に行かなくては
なりません。姉が亡くなってからもう何度も繰り返してきたこと。この世に残した
一人娘が5月の命日に電話をかけてきて「ちゃーちゃん(亡くなった時にはまだ
お母さんとも呼べずにこう呼んでいたので)の蛍、来た?」と聞いたそうで
「いや今年はまだ来んのや」と言うと「(勤め先の)同僚や、女性の上司が蛍を見
に行こうって何回も誘ってくるんや」と言うので「こっちに帰れんから、おまえ
に会いにそっちに行ったのかも」と私は思ったんだけど・・・。どうやら姉は両親
にも会いたいのかもしれません。

両親、とくにおばあちゃんは毎年、蛍を待ちわびています。もう今年は諦めてい
たので「あ~、これで思い残すことはないわ」と庭の木に蛍をとまらせ家に入って
いきました。この間町内の有田地区で川で蛍が見られる、6月10日頃までと放送
していました。この地区は蛍の環境保護に力を入れているのです。わざわざ人混み
のなかで蛍を鑑賞するよりも、私達はこうして家にやってくる姉の蛍を待ちたいの
です。昨夜はおとうさんも母屋に駆けつけたので、こげが何か一大事のように感じ
たのか興奮していたけど・・・昨年はパンチしながら吠えていたことを思うと少し
大人になったのか?
今までは庭の柿の木を飛び越え母屋の屋根の上を飛び、裏山に消えて行くのです
が来年もまたやって来てくれれば・・・と、これはこげを含めてみんなの願いでも
あるのです。私は残された姪っ子に「今夜ちゃーちゃんの蛍がきたよ」とメールを
打ちました。姪っ子から「良かった 今年きたんやね」と返事が来ました。
チリリンと鳴っているのはこげの鈴です。
昨年も同じようなころに帰ってきました。あの世から来るには一ヶ月ほどかかるよ
うですね。いや本人はせっかちな私と違って、スローな人でしたね(笑)
「もうあの世で時間も長くなって、こっちの心配もなくなったのかも」と言ってい
たのですが、一ヵ月後の26日の夜に急に現れました。昨年はこげが庭先で見つけ
あろうことかパンチを繰り出していたんだっけ。そのあとみんなで蛍にむかって
「今年もきたんやね」と話しかけたのですが。我が家は母屋の中にお風呂がなく
庭を通って別棟にお風呂とトイレがあり、昨夜もおばあちゃんがお風呂から出て
母屋まで来たところ入口に入ろうとしたら上から腕に何かが落ちてきて、見れば蛍
だったとか。まずはおじいちゃんを起こして蛍を壁に止まらせ、離れの私に言いに
来たのです。「蛍がきたんやぁ」・・・これはもうカメラ持って見に行かなくては
なりません。姉が亡くなってからもう何度も繰り返してきたこと。この世に残した
一人娘が5月の命日に電話をかけてきて「ちゃーちゃん(亡くなった時にはまだ
お母さんとも呼べずにこう呼んでいたので)の蛍、来た?」と聞いたそうで
「いや今年はまだ来んのや」と言うと「(勤め先の)同僚や、女性の上司が蛍を見
に行こうって何回も誘ってくるんや」と言うので「こっちに帰れんから、おまえ
に会いにそっちに行ったのかも」と私は思ったんだけど・・・。どうやら姉は両親
にも会いたいのかもしれません。


両親、とくにおばあちゃんは毎年、蛍を待ちわびています。もう今年は諦めてい
たので「あ~、これで思い残すことはないわ」と庭の木に蛍をとまらせ家に入って
いきました。この間町内の有田地区で川で蛍が見られる、6月10日頃までと放送
していました。この地区は蛍の環境保護に力を入れているのです。わざわざ人混み
のなかで蛍を鑑賞するよりも、私達はこうして家にやってくる姉の蛍を待ちたいの
です。昨夜はおとうさんも母屋に駆けつけたので、こげが何か一大事のように感じ
たのか興奮していたけど・・・昨年はパンチしながら吠えていたことを思うと少し
大人になったのか?
今までは庭の柿の木を飛び越え母屋の屋根の上を飛び、裏山に消えて行くのです
が来年もまたやって来てくれれば・・・と、これはこげを含めてみんなの願いでも
あるのです。私は残された姪っ子に「今夜ちゃーちゃんの蛍がきたよ」とメールを
打ちました。姪っ子から「良かった 今年きたんやね」と返事が来ました。
チリリンと鳴っているのはこげの鈴です。
昨年も同じようなころに帰ってきました。あの世から来るには一ヶ月ほどかかるよ
うですね。いや本人はせっかちな私と違って、スローな人でしたね(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます