こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

お正月は ①

2013-01-16 05:30:00 | 我が家
     
               バイカオオレン

年が明けてもう二週間すぎました。年末年始は思うことが多すぎて、なにをどうして過ごしたのか

記憶も危なくなっていくような気もして、これが老けていくということなんでしょうか。

私にすれば、すごくゆっくりとした新年が明けたのかもしれません。お天気もよかったような、

あえて初詣ということもせず、子どもが巣立つとこんなお正月が待っているんでしょうね。とは

いえ長男君が帰省中で、ノート型パソコンの設定やらいろいろやってくれているうちに、もう

神戸に戻るという日になってしまいました。(これは2日の話です)

 元日のおとうさんの実家での集合の帰りに、山から串本を写真に撮りたいということを言ったので

じゃぁ、あそこに行こうか・・・と平木山に行くことにしたのです。ちょうど、森林組合から『企業

の森』計画に参加してくれないかと、おじいちゃんのところに何度も話が来ている事を長男君に

話したからか、昨年まではおじいちゃんは参加する気もなく、おばあちゃんも参加したら山椒の葉を

摘みに入れなくなるから反対してたんだけど、だんだんおじいちゃんの気持ちが揺らぎ、年明けに

森林組合長さんと会って話を決めようか・・・という空気になっているのです。伐採したあとに

新しく杉などの植林をするのではなく、桜やブナなどを企業に植えてもらうのに貸すという話で、

期間も決められていて、県下でもあちこち行われているのです。紀陽銀行に行ったときに紀陽銀行の

各支店の行員が植林に参加したという記事を目にしたこともあって、私も管理は森林組合がするって

いうし、まぁ山椒は別のところで探そうかとおばあちゃんも軟化の姿勢を見せ始めたので、おじいち

ゃんがしたいようにすればいいわ・・・と。その対象になっている山からは太平洋も串本の町も

少し見えるので行くことにしました。が、行くとおじいちゃんに言うとついてきてあちこち説明され

たりしたら、お昼までに戻って来れません。だって、午後の電車で長男君は神戸に戻るのですから。

で、おばあちゃんにだけ平木山に行くと言って出掛けたあと、おじいちゃんは行きたかったと拗ねた

そうです。案の定、説明したかったのに・・・と言っていたそうですが。

 子どもたちが小学生の時に家族でビシャコやサカキを伐りに来たことや、中学生だった次男君と

伐採する木の幹を測りにきたこと、峯山のほうから歩いてきたというハイカーが現れて電車に乗り

たいから駅はどっちですか?とそのときは、ここから歩いて最寄りの駅まで行こうとしたらとても

じゃないけど間に合わない、と車で駅まで運んだこと、冬のマラソン大会の練習にと子どもたちが

走って下りたことなどなど、思い出すことも多く「ここにツララできてたよね」とか、なんでもない

ことを覚えているのが母親の習性なのかもしれません。おとうさんは「そんなことあったか?」と

ロマンもないです。男はそんなものかもしれません。執着していたら生きてはいけないんでしょう

産む痛みも知らないんだから・・・

   
                きれいな青空

このあたりが『企業の森』になるとフェンスが張られてしまうのです。私は育てた『さくらぼんく

ら』の苗木を植えてみようと山椒を採りに来たときに思っていたのに。サクラを植えるならサクラ

ンボの苗木でもけっこうなんじゃない?と思うのですが・・・

   
                ススキヶ原みたいな・・・

年末に一度おじいちゃんと来たときは、もう少しススキもきれいだったけど、串本から見ればただ

たんに茶色にしか見えていません。ここまで高いと大津波の心配・・・あぁここに来るきっかけを

思い出しました。おとうさんの実家に集合したときにおとうさんの弟が「平木山にバイクで行ったら

景色が良かったのでおやじに聞いたら○○(我が家)の山やっていうから、おれあそこの管理人する

からあかんかなぁ。」という話で盛り上がったのでした。退職してあそこにバンガローのようなもの

を建てたら見晴らしがいいというのです。電気もないしというとそれは発動機でできるし、トイレは

富士山にあるような最終的に自然に還るトイレがあるというのです。水はこのススキのずっと下に

滝があるというと、長い棹を突き出してバケツで汲み上げる・・・という漫画のような話しをして

大笑いしたのです。で、長男君は環境人間を専攻していたので興味をもった・・・と。で、津波も

心配ないけどここに来るまでの道がね、崩れてここまでは来れなくなるよね~というオチだったの

よ。ここに風力発電ができないかと何年か前まで測定器を設置して調べた会社もあったけど、思うほ

どの風はなくて撤収したから、私は太陽光発電ならできるのになぁ・・・と、あとは送電する距離が

長すぎるでしょという問題を皆から指摘されて終わったのでした。べつに自分ちに供給してくれたら

いいんだけど・・・。

私は「お~、今度来るときは凧を持ってきて凧上げしたいわ~」、谷底から吹き上げてくる風に

凧を上げたら、電線はないしえぇでぇ~(私は凧上げが大好きだ。しばらく上げたことはないけど

絶対、上手く上げられるでぇ)  

    
               スギ花粉も準備中です

長男君はiフォンであちこち写真を撮っていましたが、午前中は逆光になってしまいおまけに急に

うすぐもりになってしまってきれいな写真が撮れませんでした。で、来た道を戻りにかかったんだ

けど途中の空き地で妙なものをみつけました。

   
                ナニコレ~・・・・

どうみてもこれは松の木なんですが、まるで草のように地面から生えているのです。新種の植物みた

いだけど、どうやら松が普通に生えていた場所を土砂で埋めてしまったようなのです。まわりにも

同じような松だったようなものがありました。こう青々しているのは埋められて時間が経っていない

か、もしくは幹は土の中でもど根性で伸びてやるぞ!という松の叫びか・・・幹が土の中だと土中の

水分で腐るのではないかと思うけど、頑張れ ど根性松!!

   






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2 コメント

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男か、女か (間諜X72)
2013-01-16 19:36:42
>冬のマラソン大会の練習にと子どもたちが
>走って下りたことなどなど、思い出すことも多く

我が家は逆です。
僕がいつまでも覚えていて、妻はすぐ忘れるタイプ。
後者の方が良いのかなと思う事もあります。
僕とは違って、いつまでも引きずらないし、根に持たないし・・・(苦笑)。

うちの子供たちも今日は校内マラソン大会でした。
次女は3位で大満足!
長女と末っ子長男はあまり・・・のようでした。

昨夜は眠れないので録画した映画「豚と軍艦」を見ていました。長門裕之主演。
返信する
そうですね ()
2013-01-17 06:22:20
過ぎていくことをいつまでも覚えておいても、空腹時にはなんの役にもたたないし(笑)、奥様のように忘れていくほうが、次に起こる事象を楽しめる気がします。

とくに子どもとの思い出などは アルバムだけでいいのかもしれません。私は最近『子どもに疎まれるのは仕方ないけど、恨まれるのは親としてつらいな』と思うようになりました
間諜X72さんが亡くなれたお母様について、書かれたことに私としてコメントを書かせてもらいましたが、自分の子どもに「このまま私の意地を通していくと、子どもに恨まれたまま残された一生を過ごすことになるかもしれない。それは、「親がうるさい」とか「干渉するな」とか反抗されるより、産んだことを否定されるようだ」と痛いほど、」思うことがありました。そのとき、「間諜X72さんのお母様もそう思ったんじゃないかな」と・・・。私の事情と間諜X72さん親子の事情は、全然違うかもしれないのに。

結局、私が折れたような形になりましたが、その解決が良かったのか、私が望む結果がよかったのかは現在ではわかりません。表面上は「恨まれる」ことがなくなったのですが、だけどお互い心にわだかまりだけ残したようで。もっと話し合いができればよかった、できると思っていましたが、なんと我が子は親と面と向かっての「会話」より心情吐露が「メール」という、現代病のような事態でした(笑)。同時に、昔の思い出も単なる感傷やなぁ、我が家では・・・と思ったのです。成人した大人ですが、「メール」での報告なんて、子どもでしょ、まぁそんな風に育ってるとは思っていませんでしたからねぇ。

少し愚痴ってしまいましたが、子どもを育てるというのは「思うようには育たない」ということですね

お子様たちの、マラソン大会力走、怪我なくゴールできることが喜ばしいけど、でも「もっとできるはず」と思うの
は親ですよね。
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