大型連休二日目の昨日のこと、おとうさんが用事で散歩ができないため、私がこげの散歩に行った時のことです。
気温が下がってきたので、あまり川原に下りることもなくずんずん進んでいくこげ、日差しはめっちゃ暑い、秋だというのにね・・・と言いながら、ここまで来ればそう人に
会うこともないので 広場近くでリードを少し緩めたときに事件が起こったのです。
広場の端っこの草が伸びたところにこげが歩きかけたときに、何かが先に舞い上がったのとそれにめがけてこげがとっさに「パクッ」とまさに「パクッ」と言う音が聞こえ
私は それがひらひらと優雅に飛び上がったアゲハチョウかなと思ったのですが後ろ姿のこげに向かって「こら!」と一喝する声に 振り向いたこげの口から今度は
「ポトッ」と何かが地面に落ちました。それを見て私は「なにやってんだぁ~」とあたりに響く声を出し、こげをにらみつけ こげは「なんで?」と言う顔と
「まずい!」というしょぼんだ顔つきを瞬時に見せました。こげのリードを引っ張って地面に落ちた≪野鳥≫を見ると、片足がだらんとなり尾羽も少し曲がっています。
こげが こげが野鳥を襲ってしまったのです。頭がクラクラしてきます。あまりにその時のこげが俊敏だったので様子が思い出せません。
私は あまり鳥には興味がありませんが、毎日の散歩で見かける鳥の様子で見たことの無い鳥を見かけたら気になることも多々あります。
そっと拾い上げ「なんてことをしてしまったんよ。ごめんやで 大丈夫かな、死んだりしないでよ。というか、これ、どうしよう・・・。」と考え込みました。
鳥が好きなら 連れて帰って処置をする、したい気持ちになりますが 連れて帰ってもどうしていいものやら・・・。まえにこげをかわいがってくれていたF川さんは
鳥好きで 巣から落ちたムクドリか何かを娘さんと介抱して 死ぬまで面倒見ていたけど、今さら無理かな・・とか、頭に浮かんではくるけど対処の仕方がわからない。

私の手のひらの上で おとなしくじっとしているこの鳥・・・黒のような深緑のような羽ときれいなキイロ。襲われてショック状態なのか動きません。
いっそのこのまま 死んでしまったら 穴を掘って埋めてあげればいいけど、血も出てない・・・血を出すほど咬むのならこれからのこげが思いやられる。
飼い犬であれ、獣でもあるのだ・・・たぶん、動くものに反応したのだろう。この前、壁に大きなショウリョウバッタが止まっていたので、こげにからかい半分で
「これ見てみ」と教えた途端 こげが鼻先を持っていったらそんなりバッタがぴょんと跳ねた、その後ろ脚を一本くわえてしまい バッタはそのまま地面に転げ
弱ったバッタをこげが食べようとしたので 今回同様 バッタを取り返し畑に返したのだ。私がそそのかしたこともあるので、そのあとすごく嫌な気持ちに
なったのです。そんなことはこげは感じないのでしょう、犬だから。「こんなことがあってん」とおばあちゃんに言ったら「そんなもん、このあいだ庭で飛んできた
バッタ食べていたで」・・・・そこまでお腹が空いているのか?と思ったのだけど。まさか この鳥をムシャムシャ食べるつもりだったのではないと思いたい。
鳥は 時々頭を上げて私のほうを見上げてくる。心配なんだろう、人間に捕まってしまった・・というふうに思いこの小さい心臓がびくついているんだろうなぁ
しかたがない、このまま家に一応連れて帰ろう・・・水が飲みたいのかもしれないけど・・・と「きょうはここまで!散歩はなし!!」とこげを引っ張り家に
戻りかけた。こげは時々 手のひらを見上げる。自分のおもちゃを取り上げられた・・くらいに思っているんだろうけど。おまえがそこまで 極悪非道だとは
思わなかったよ・・・それにしても カニとかヘビとかには興味は示さず、トカゲやコオロギには異常に反応する。かといって ムカデやゴキブリには見向きも
しない。その差はなんだ・・・おまえの攻撃対象っていったい・・・・

途中でこげをかわいがってくれるKさんに出会って「こげが鳥をくわえたんやけど」と言って手のひらの上の鳥を見せたら「チッチの仲間ちゃうこ?」と言う。
「チッチって?」「川とか原っぱで見かける白と黒のあるんで?」セキレイの一種か?とぼとぼと歩きながら どうしようか~と話していたら鳥がバタバタと
羽を広げ逃げ出そうとしたので驚いていたらKさんが「大丈夫やの。どこか安全なところに置いておいたら自分で動いていくで」と言うのでほかの鳥に見つかり
にくそうな山の斜面の草むらに置いて「元気になってよ」と帰ってきた。でも 片足が不自由だと生きられることはまず難しい・・と思う。
でも、野鳥を勝手に飼うことは本当ならいけないことなんだ・・・と自分に言い聞かせながら でもそれって自己逃避だよなぁ・・・
こげも一応は 狩猟犬の血を引いていたのだよ・・・先週 逃げ出した紀州犬に警官が13発も発砲して射殺された事件があったよね・・・
飼い主や通行人にじゃれついたのかもしれないけど、やはり首輪もしていないとそういうことも仕方ないのかもしれない。
先日町内放送で「犬の飼い方に気をつけてください。強い紐や鎖でつないで飼うこと。」って放送があった。上記の他府県での事故からかしら・・と思ったけど
それって大型犬対象の言いかただよなぁ・・と家で私はぶぅたれたのだ。室内犬とか猫とかについては言わないし それより『フンの始末』だろ!!と。
家の敷地内でもつなげってことか?こげは母屋と離れの間を行き来して、番犬してるんだけど・・・怪しい人や 家の周りに現れるイノシシ、シカ、サル、
タヌキにアナグマ、イタチと警備の範囲は広がるばかり・・・。でも、鳥を襲うのはやめてよね。
きっと、鳥や猫に襲われて弱っていたところに こげが現れ驚いて逃げ出そうとしたところをくわえてしまった・・と。自分勝手にそう思わないと
私は辛いのだ・・・ごめん、鳥さん
キセキレイのようです
その夜、母屋の裏山で音がするのを感じたこげは、普段より庭をあちこち走り回り、威嚇か警戒かのうなり声もいつもよりオオカミかハイエナのような野性味を
おび(私もテレビでしか聞いたことないけど)、昼間の興奮が残っていたように思えました。
気温が下がってきたので、あまり川原に下りることもなくずんずん進んでいくこげ、日差しはめっちゃ暑い、秋だというのにね・・・と言いながら、ここまで来ればそう人に
会うこともないので 広場近くでリードを少し緩めたときに事件が起こったのです。
広場の端っこの草が伸びたところにこげが歩きかけたときに、何かが先に舞い上がったのとそれにめがけてこげがとっさに「パクッ」とまさに「パクッ」と言う音が聞こえ
私は それがひらひらと優雅に飛び上がったアゲハチョウかなと思ったのですが後ろ姿のこげに向かって「こら!」と一喝する声に 振り向いたこげの口から今度は
「ポトッ」と何かが地面に落ちました。それを見て私は「なにやってんだぁ~」とあたりに響く声を出し、こげをにらみつけ こげは「なんで?」と言う顔と
「まずい!」というしょぼんだ顔つきを瞬時に見せました。こげのリードを引っ張って地面に落ちた≪野鳥≫を見ると、片足がだらんとなり尾羽も少し曲がっています。
こげが こげが野鳥を襲ってしまったのです。頭がクラクラしてきます。あまりにその時のこげが俊敏だったので様子が思い出せません。
私は あまり鳥には興味がありませんが、毎日の散歩で見かける鳥の様子で見たことの無い鳥を見かけたら気になることも多々あります。
そっと拾い上げ「なんてことをしてしまったんよ。ごめんやで 大丈夫かな、死んだりしないでよ。というか、これ、どうしよう・・・。」と考え込みました。
鳥が好きなら 連れて帰って処置をする、したい気持ちになりますが 連れて帰ってもどうしていいものやら・・・。まえにこげをかわいがってくれていたF川さんは
鳥好きで 巣から落ちたムクドリか何かを娘さんと介抱して 死ぬまで面倒見ていたけど、今さら無理かな・・とか、頭に浮かんではくるけど対処の仕方がわからない。

私の手のひらの上で おとなしくじっとしているこの鳥・・・黒のような深緑のような羽ときれいなキイロ。襲われてショック状態なのか動きません。
いっそのこのまま 死んでしまったら 穴を掘って埋めてあげればいいけど、血も出てない・・・血を出すほど咬むのならこれからのこげが思いやられる。
飼い犬であれ、獣でもあるのだ・・・たぶん、動くものに反応したのだろう。この前、壁に大きなショウリョウバッタが止まっていたので、こげにからかい半分で
「これ見てみ」と教えた途端 こげが鼻先を持っていったらそんなりバッタがぴょんと跳ねた、その後ろ脚を一本くわえてしまい バッタはそのまま地面に転げ
弱ったバッタをこげが食べようとしたので 今回同様 バッタを取り返し畑に返したのだ。私がそそのかしたこともあるので、そのあとすごく嫌な気持ちに
なったのです。そんなことはこげは感じないのでしょう、犬だから。「こんなことがあってん」とおばあちゃんに言ったら「そんなもん、このあいだ庭で飛んできた
バッタ食べていたで」・・・・そこまでお腹が空いているのか?と思ったのだけど。まさか この鳥をムシャムシャ食べるつもりだったのではないと思いたい。
鳥は 時々頭を上げて私のほうを見上げてくる。心配なんだろう、人間に捕まってしまった・・というふうに思いこの小さい心臓がびくついているんだろうなぁ
しかたがない、このまま家に一応連れて帰ろう・・・水が飲みたいのかもしれないけど・・・と「きょうはここまで!散歩はなし!!」とこげを引っ張り家に
戻りかけた。こげは時々 手のひらを見上げる。自分のおもちゃを取り上げられた・・くらいに思っているんだろうけど。おまえがそこまで 極悪非道だとは
思わなかったよ・・・それにしても カニとかヘビとかには興味は示さず、トカゲやコオロギには異常に反応する。かといって ムカデやゴキブリには見向きも
しない。その差はなんだ・・・おまえの攻撃対象っていったい・・・・

途中でこげをかわいがってくれるKさんに出会って「こげが鳥をくわえたんやけど」と言って手のひらの上の鳥を見せたら「チッチの仲間ちゃうこ?」と言う。
「チッチって?」「川とか原っぱで見かける白と黒のあるんで?」セキレイの一種か?とぼとぼと歩きながら どうしようか~と話していたら鳥がバタバタと
羽を広げ逃げ出そうとしたので驚いていたらKさんが「大丈夫やの。どこか安全なところに置いておいたら自分で動いていくで」と言うのでほかの鳥に見つかり
にくそうな山の斜面の草むらに置いて「元気になってよ」と帰ってきた。でも 片足が不自由だと生きられることはまず難しい・・と思う。
でも、野鳥を勝手に飼うことは本当ならいけないことなんだ・・・と自分に言い聞かせながら でもそれって自己逃避だよなぁ・・・
こげも一応は 狩猟犬の血を引いていたのだよ・・・先週 逃げ出した紀州犬に警官が13発も発砲して射殺された事件があったよね・・・
飼い主や通行人にじゃれついたのかもしれないけど、やはり首輪もしていないとそういうことも仕方ないのかもしれない。
先日町内放送で「犬の飼い方に気をつけてください。強い紐や鎖でつないで飼うこと。」って放送があった。上記の他府県での事故からかしら・・と思ったけど
それって大型犬対象の言いかただよなぁ・・と家で私はぶぅたれたのだ。室内犬とか猫とかについては言わないし それより『フンの始末』だろ!!と。
家の敷地内でもつなげってことか?こげは母屋と離れの間を行き来して、番犬してるんだけど・・・怪しい人や 家の周りに現れるイノシシ、シカ、サル、
タヌキにアナグマ、イタチと警備の範囲は広がるばかり・・・。でも、鳥を襲うのはやめてよね。
きっと、鳥や猫に襲われて弱っていたところに こげが現れ驚いて逃げ出そうとしたところをくわえてしまった・・と。自分勝手にそう思わないと
私は辛いのだ・・・ごめん、鳥さん
キセキレイのようです
その夜、母屋の裏山で音がするのを感じたこげは、普段より庭をあちこち走り回り、威嚇か警戒かのうなり声もいつもよりオオカミかハイエナのような野性味を
おび(私もテレビでしか聞いたことないけど)、昼間の興奮が残っていたように思えました。