ひと雨で変わるもの

2007年08月23日 | Weblog

 自然の力というのはすごいものです。たった一晩の雨で、こうも変わるとは。昼間は暑いと言えども、あのものすごい暑さはすでに無く、晩になるともう涼しくてたまらない、とても過ごしやすい宵となってしまったではないですか。

 喜ぶのはまだ早いかも知れません。しかし、今からはとても暑い日は多少はあったとしても、あのお盆前後のころの連日続く猛暑はぶり返さないと思います。と願いたいで~~す。断言できないのが人間の弱さですね。

 今日は、土がとても重たかったです。それに、まだギュッと握ると水がしたたり落ちるような感じがしました。落ちはしませんけど。


               ~

 
  

 きのうのモロコシに続いて、その隣に生えているキビです。実が出来てきている証拠は、この垂れ下がりようで分かります。だらりと垂れるのが特徴ですから。

 最初はスズメが多少は行き来していました。しかし、なぜかもう来ない。どうしてでしょうか。謎ですが、その謎は私は知っています。それは、田んぼの米ができてきたからです。キビより米の方がうまい。スズメはそれを知っている。そのおかげで、こちらは防鳥ネットの手間が省けるというもの。私はニヤニヤしながら、スズメの声を防鳥、いや傍聴しているだけ。スズメさん、田んぼに行ってらっしゃい~~~。


  

 さて、その隣で出来つつあるのは、今年 
hachiさん からいただいたトラ豆です。ちょっと肝心の豆のところがピンぼけになってしまいました。竹にピントが合ったみたい。オートフォーカスのせいにしちゃいます。これ、大内宿でも売っていましたね。今売っているということは、昨年の豆ですから、来年蒔くようになりますから、もし買って蒔くとしても、発芽率は落ちるでしょうね。


  

 雑草です。名前はスベリヒユ。どこか観葉植物のような雰囲気があります。これが、この雨で立ち上がり、しかも体内いっぱいに水分をため込んではち切れそうになっています。乾きのために、そうとう体液の濃度が高くなっていたせいか、水分をどんどん水根だみたいです。

 この雑草は、抜いて置いてもなかなか枯れません。乾きにとても強い代物です。体内の水分で暮らしているんですね。次の雨をまって、雨が降ったら根を土に入れて生き返っちゃおという算段のようです。ですので、こいつは埋めてしまうとイチコロです。