『 徒然草 』 には、「 日暮らし、硯(すずり)に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば 」 とあります。「 日暮らし 」 というのは、この場合蝉の名前では無く、「 一日中。 終日。 朝から晩まで。」 という意味です。
私の場合は、一日中パソコンに向かってではなく、まあブログを更新する時、それからフェイスブックを少しばかり見るときだけくらいで、一日中ではありませんが、 キーボードに触れていると、いろいろなことを思い出します。思い出もあるし、新しい思いつきもあります。
落語で言うと 「 枕 」 にあたる、話をし始めるのに、いきなり本題に入るのでは無く、ちょっと世間話的なことを話して、それから本題に入るという、あの手口。そのようなものをしているうちに、私の場合は{あれ?何を言おうとしていたんだっけ?」と、まあこれだから年を取ると困るものです。
今日は、晴れて良い日だったのですが、風が普段より強かったです。庭を走る木の葉を追いかけて、我が家のミーちゃんはだいぶ忙しかったようです。さぞや疲れたことでしょう。
なかなか、風を撮るのは難しいです。普通の草木を撮っても、なかなかなびいている様子を静止画で出すのはむずかしいですが、この芭蕉の枯れた葉っぱは大げさに揺れていたので、風の強さは多生出たかなと思います。
ちょっと、空の青さと雲の白さでは夏の空のような感じがしなくもないです。しかし、夏は青空にうっすらと極うすいベールのようなものがかかったように写ります。湿度が高いからでしょうか。冬の空はくっきり。
あるネットで、北野天満宮ではこの師走に入り、大きな絵馬が神門の上の方に飾りったとありました。
絵馬は始まりは、馬を神社に奉納したことからだそうですが、そのうちに馬が絵に描いたものになり、絵馬となったそうです。それが、現代では合格祈願などに一番多く用いられているわけです。
始まりも、その後も奉納、つまり寺社にお願いやお礼をこめて寄進したものです。しかし、この頃はそれとは離れ、神社側でこのように飾りとして掲げるというところまで行ったようです。まあ、大きな季節感のある広告みたいなものですからね。時代は変わったと言えますね。
正月が一歩いっぽ近づいてきていますね。おっと、その前に皆さんはクリスマスですね。私ゃコタツで録画でも見ます。