歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“関東三大聖天”で“日本三大聖天”は?

2008年06月30日 | お寺・神社
先週の続きです。

先ずは、高くて大きな本堂にお参りします。首を思いっきり後ろに反らして見上げます。兎に角、デカイです。



震災後に建てられた本堂を、昭和40年代にコンクリートの台座に乗せたものと推測しますが、嵩上げ工事はかなり“見物”だった筈です。

7~8メートルの嵩上げですから、一日10数㎝として、3ヶ月ぐらいは?かかったかも知れません。いゃ。もしかして、一日30㎝で1ヶ月くらいかなァ~?

油圧ジャッキで持ち上げ、枕木を入れ、また持ち上げ、枕木を入れる。延々とこれを繰り返す。

こんな工事の光景を、時々テレビで採り上げることがあります。こんな工事をする業者がけっこうあるようです。

曳家(ひきや)、揚方(あげかた)、嵩上げ(かさあげ)等と、その業界では呼ぶそうです。

まぁ。兎に角、見上げたものです。


本堂の見学は後で“じっくり”行いたいと思います。先ずは、山門から正面に位置する“聖天堂”を参拝・見学します。

こちらも、本堂と同じ高さに嵩上げされています。


境内の案内板にあったように、平井聖天は“関東三大聖天”だそうです。


“聖天”と云う神様?を始めて知りました。除災・富貴・夫婦和合・子宝の功徳ある神様のようです。

昔はヒンズー教の神様でしたが、いつの間にか仏教の方に変わられたようです。正式には、“大聖歓喜天”と云うそうです。

歓喜で、夫婦和合で、子宝で、何だかとっても親しみ易そうです。

関東三大聖天とくれば、日本三大聖天は?

知りたくなって調べたところ、そのような表現を使っているのは、「wikipedia」以外に2~3のサイトしかありませんでした。あまり使われないようです。

それで、「wikipedia」に依る、“日本三大聖天”ですが、一つ目が「浅草の待乳山聖天」、二つ目が「奈良の生駒聖天」、この二つ目までは「確定」だそうです。

残りの三つ目が、聖天マニア?、聖天界?、で大きく意見が分かれ、それぞれの社会的、歴史的、宗教的な評価基準と、そして、「好み」により、“以下”のどれかを加えるそうです。

“以下”の三番手を争って?いるのが、熊谷市の“妻沼聖天”、静岡県の“足柄聖天”、桑名市の“桑名聖天”、兵庫県豊岡市の“豊岡聖天”たそうです。

しかし、こんなこと、何処の、誰が、どうやって決めるのでしょうかね。

まぁ。兎に角、“夫婦和合”をお祈り致しました。


山門の方向に振り返ります。真っ直ぐ先に平井駅があります。


隣の諏訪神社。


裏手は幼稚園。


聖天越しの本堂。


いい眺めです。


立派な鯱です。


次は、いよいよ、本堂の見学です。


それでは、また明日。


コメント
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