歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

シャトーカミヤで“ロスチャイルド”でした。

2009年02月05日 | 牛久市の風景
一昨日の続きになります。

ま~だ、“シャトーカミヤ”の“記念館”の二階入り口付近をウロキョロしているのです。これからなのです見学は。

え~と、最初に目に付いたのが、このショーケースに並んだ“高級そう”なワインの瓶です。

この中身なんですが、封を切っていないのでホンモノがそのまま入っているのでしょう。こんな状態で保管していたら中のワインは飲めるのでしょうか?心配です。
       
“Ch,Mouton Rothschild”と表示されています。


知りませんでした! ワイン好きには、もう、とても、有名な“シャトームートンロスチャイルド”なのだ、そうです。

こんな処にも、大富豪ロスチャイルドの手が及んでいたのです。金が貯まると良い酒が飲みたくなるのです。

ロスチャイルドさんは、単に飲むだけではなく、旨い酒を造るシャトーも所有してしまったのです。大したもんだァ。

でも、何で?「シャトーカミヤ」に「シャトームートンロスチャイルド」なの? やっばり、これがあると箔が付くんですかね?

こちらの写真、前列右から二人目が“松方正義”左隣が奥さん。


あの“松方”です。明治15年(1882年)に日本銀行を設立。第4代、第6代の内閣総理大臣です。

後ろの中央が神谷さんです。偉い人達とお付き合いをしていたのです。企業はある程度の大きさになると、政治家との繋がりが不可欠なようです。

いつの時代も、何処の国でも、政治家と企業家とは“持ちつ持たれつ”なのです。

こちらの写真も、持ちつ持たれつの仲間なのです。


そうでした、ここはワインの記念館です。

懐かしい!? たぶんむかし見た記憶があります。あの“赤玉ポートワイン”と一緒の、甘~い、甘~い、やつです。


葡萄の栽培、醸造等の資料です。


この資料を集め、勉強し、研究し、実際に葡萄の栽培や醸造をやっていたのは、神谷傳兵衛さんではなく、婿養子の「伝蔵さん」だったそうです。

傳兵衛さんは経営者であり資本家で、出来上がった物に“いろいろ混ぜ合わせる事”はできても、最初から造り出すことはなかったのです。

「香竄葡萄酒」が売れに売れ、偽物が多数出回ったそうで、これらが偽物のラベルそうです。


こちらも懐かしい“ブルーコメッツ”です。ブルコメと云えば、ブルーシャトーです。


「シャトー」繋がりで歌ったのでしょう。でも、しかし、「ハチハニーの歌」は、まったく覚えていません。聴けば思い出すでしょうねぇ。

こんなの酒屋さんに飾ってありました。


葡萄を搾る機械に、


瓶詰め機械。


いろいろあった、二階の陳列室を振り返ります。


これで、やっと、記念館の見学はお終いです。


これから、階段を下に降ります。上がって来た階段の反対側になります。


それでは、また明日。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする