歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

牛久を歩く “理想的工場”を鑑賞します。

2009年02月13日 | 牛久市の風景
一昨日の続きです。

“牛久を歩くシリーズ”は、たぶん、今回が最終回になります。

常磐線の踏切を渡って水戸街道側に行きます。この踏切、車は片側交互通行なのです。道路は広くなったのですが、踏切は昔のままなのです。

踏切が好き、そして、踏切のある風景が好き、なのですが、ここは、どうも、周囲の風景と踏切とが、旨くと云うか、未だと云うか、馴染んでいません。

どうも、鉄筋コンクリートのマンションが邪魔しているようです。この只四角いだけの固まりは、いつまで経っても“風景”には、成れないかも・・・・・・。


渡った先は住宅地です。


この普通の住宅が建ち並ぶ、何でもない普通の風景、


人影も、人の気配も、動きも、音も無く、時間が止まり、そして、ゆっくり、静かに、遠い昔の、匂いが、音が、身体に感じてくるのです。

この風景に、東京の下町をちょっとだけ感じました。もう少し歳月が経てば、すべてが馴染んでくるのです。

屋根も、フェンスも、外壁も、アスファルトの道路も、側溝も、標識も、町名表示板も、消火器も、電信柱も、変圧器も、看板も・・・・・・。

平日の午後、東京郊外の住宅地は、とても、とても、静かなのです。

静かな住宅地を抜けると、“ピーポ・ピーポ”と救急車が向かってきました。


救急車が通り過ぎ、ゆっくり右手を見ると、実に素晴らしい“理想的工場”を発見。わたくし、踏切も好き、空き地も好き、工事現場も好き、そして工場も大好きなのです。

クロネコヤマトの配送車がちよっと邪魔。

何と云っても、灰色のブロック塀、門から真っ直ぐ伸びるメインストリートを挟んで、左に渋い事務所棟、右に工場棟、突き当たりに危険物の倉庫。


敷地の広さと云い、建物の配置と云い、“鑑賞”するには、ホントに理想的な工場です。“ゴム屋さん”のようです。


ここで、ちょっと用事が出来たので、まことに、中途半端ですが、今日の処は終わりにさせて貰います。

“ハナキゴム”さん、とても面白そう!なんで、ホントに残念!


それでは、また来週。



コメント
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