歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

牛久を歩く “移ろってふつうの風景”

2009年02月09日 | 牛久市の風景
先週続きです。

今週も、まだ、まだ、牛久を歩いています。

先週は“牛久観光ナンバーワンスポット”でしたが、今週は、ごく、ごく、普通の町並みを歩きます。

これまでは、龍ヶ崎の町はずれから、牛久の駅前を目指して歩いて来ましたが、これからは、行き当たりばったり方式で、そこらウロキョロと歩き回ります。

先ずは、ここは、やはり、牛久市を訪れたのですから、市庁舎を拝見いたします。


外壁がピンク色です。とても、何か、少し、こんなんで?と、思う色です。

これは、市の“スローガン”と云うのか?、標語と云うのか?、市長の方針と云うのか?


“潤い・親しみ・暮らし易さ・市民主体”です。確かに、ピンク庁舎は、威圧的でなく、“したしみ”を感じます。

“本場所中”なので庁舎前には、牛久出身“稀勢の里”の幟が立っています。

“みんな応援してんだからァ、頼むぞォ! 稀勢の里!”

市庁舎の隣は、牛久郵便局てす。交通整理?のおじさんが、カメラを構える私に警戒の視線を送っています。


“お年玉年賀はがき”の幟が1月半ばを過ぎても立っています。“日本郵政株式会社”は相当に忙しいようです。


辺りをウロキョロすると、市庁舎の裏手はこんな風景になっていました。


“遊水地”を兼ねた公園のようです。何か、とっても、寂しい風景です。灰色のコンクリートが視界の大半を占める為でしょうか。

冬の季節、芝生は枯れ、木は葉が落ち、潤いがありません。潤いと云えば、やはり、“水と緑”です。

遊水“地”ではなく、普段もそれなりに水を張って、遊水“池”にした方が・・・・・・、何て、思いつつ、おじさんは灰色のコンクリートを見つめるのでした。

灰色の公園を後に、何となく、水戸街道方面に向かって歩き出しました。

ピカピカに輝く“ヘアーライン仕上げ”の“ステンレス看板”。


“自治労茨城県南会館”、自治労茨城、連合茨城、茨教組稲北支部が入っているのです。


なかなか、新しくて、立派です。

労働組合は当然、組合員の利益を守る為にあるのですが、組合員の“為だけ”を優先すると、周りが見えなくなり、保守的傾向を強めるのでは・・・・・・・ナンチャッテねェ。

“建物に相応しく、新しく、立派な運動”を期待しつつ、前を通過します。


広い通りに出ます。

閉店した量販店。白のペンキで上塗りされた看板をじっと眺めると、“SHOES”の文字。


靴流通センターとか、靴卸売りセンターとか、昔は流行ったものです。

いろいろな業種で、何とか流通センター、何とか卸売りセンター、何て看板を、郊外の幹線道路脇で見かけたものです。


3、40年前は、“卸売り”とか“流通”の言葉は新鮮だったのです。いまでは、もう、手垢がこびりついてしまいました。

自然素材は、風雨に晒され、手垢が付くと、それなりの味わい、趣がでてくるのですが、鉱物を化学変化させた素材は、年月を経ると単なるゴミとなります。

この店、白いペンキで下地を施し、新しい化粧を待っています。

こういうご時世に、こういう立地で、こういう建物に、どんな業種のお店が入るのでしょうか?

まぁ、わたしには・・・・・・何ですが、それなりに、世の移ろいを眺めるのは・・・・・・。


不動産屋にしてみれば、それなりに、新たなテナント探しは大変なのでしょう。まぁ、頑張って下さい。

広い通りを横断して、水戸街道を目指します。


それでは、また明日。



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