歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

那須の温泉で米寿のお祝い③ -県境を越えて- 

2010年04月07日 | 旅の話し
昨日の続きです。

民生の安定を図るスリットダムを後にして、宿を目指します。那須インターから20分なのですが、20分を過ぎても宿は現れないのです。

それでも、もう少し先かも、もう少し先かも、と思いつつ車を走らせ、宿が現れないかと“左側”を注視していたのです。助手席の姪が地図をみながら“通り過ぎたと思うけど”、母は“そこらで、誰かに聞いたほうが”と、車内は不安そうな空気が漂いはじめたのです。

いつしか道は狭い登りの山道となり、私としても、もしかして?と思いつつハンドルを握っていると、福島県の表示を発見。アレ?宿は栃木県の筈!これは、もう、もしかして、通り過ぎ?

ここで、観念して宿に電話を入れたところ、間違いなく通り過ぎていのでした。宿は進行方向右側にあり、看板も右側に立っているとの事でした。ずっと、ずっと、左側と思っていたのでした。

かなり行き過ぎたと思ったのですが、時間にして5~6分戻ったところで、看板を発見、姉が“さっき通り過ぎた時に、その看板なら見たわョ”とのこと、旅館の名前は姉には伝えていなかったのです。

未舗装の道を百㍍ほど入った処に写真で見た通りの宿がありました。


宿の前は、緑の牧場風景が広がっています、でも、しかし、宿の方に聞いてみたら“牧草地”だそうで、牧場はずっと先だとの事でした。そう云えば柵が無い。


宿の玄関を撮り忘れました。客室は離れが三棟の小さな宿なのです。

玄関に花が、全体に薄暗い巣と云うか、演出として照明は落としてあるようです。


こちらにも花が。


部屋に入る前に、玄関先と云うか、玄関ロビーと云うか、板の間の、囲炉裏を囲んだ掘り炬燵式のテーブルで、お茶と蒸し羊羹で、“ウェルカムサービス”


お茶を飲み、羊羹を食べ、一息ついて離れに案内されました。正面が玄関棟、右に明かりが灯るのが我々の離れで、その奥に一棟、左手に一棟の全三棟の宿です。


入った玄関にも花、そして、この玄関が4畳半ほど広さがあり、何か勿体ないようで、贅沢な空間となっています。


先ずは、12畳の板の間、この座椅子はなかなか快適でした。


そして、6畳の和室。


部屋からの眺め。


そして、この奥に、


露天風呂です。


12畳の板の間の奥に洗面所、


洗面所の右手にトイレ、


左手には、


流し場で、


そして、その奥で、わたくしが、入浴中です。


それで、これまで評価ですが、部屋の壁、床、天井、敷物、畳、襖、障子、照明器具、トイレ、洗面台等の設備、どれも、キズ、シミ、汚れ、変色、埃、ゴミ等は、特に眼に付くことも無く、手入れが行き届いていました。

母の米寿のお祝いですので、かなり奮発して、いつもの倍近い料金の宿にしたのです。これまでの処は、料金相応の設備で、ほぼ合格です。

さぁ、何と云っても料理です。どんなものが食べられるのか? 楽しみです。

夕食は6時半からです。休憩して、露天プロに入って、それからです。

この続きは次回。


それでは、また明日。



コメント
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