昨日の続きです。
“不動並木(跡)”の位置は、“つくば工科高校”の裏手で、初めて通る道でした。工科高校の表の道は何度も自転車や車で通っていました。一つ裏の道に入っただけで、こんな新しい発見があったのです。
いつもと違う角を曲がり、いつもと違う道を走る、いつもと違う風景に出会う。これぞポタリングの楽しみ。
それで、ここからは、いつもの道を走るのです。ここらあたりが、谷田部の中心街で、遠くに信号が見えるのが、谷田部十字路です。
街道筋の風景です。左側の茅葺き屋根が、
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五角堂です。
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五角堂の隣、明超寺のこの風景が好きです。
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緑と古びた木造外壁・・・・・・、この鄙びた佇まいが、とても寂しげでイイのです。
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“自由の敵はわがまま”ですか・・・・・・、ウ~ン、わがままですかァ。まァ、そうかもしれない。そうすると、味方は“責任”ですかねェ・・・・・・。
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こんなところに“谷川俊太郎”です。小さな魚は、大きな魚の死骸を食べる訳です。食物連鎖です、輪廻転生です。
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朽ち果てつつある土壁、諸行無常を感じたりして・・・・・・・。
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それにしても、腹が空いてきました。この店です、前を通り過ぎる度に、いつの日にか、きっと、必ずと、想い続けていた蕎麦屋さんです。
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丁度12時、しかし、店内には誰も居ません。“スイマセ~ン”と叫ぶと、少し間を置いて暖簾の奥から、“いらっしゃいませ”とお年寄りのご婦人が現れ、お茶が運ばれてて来ました。
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それで、“もりそば”を注文したのです。
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それから、古い写真を眺めたり、
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【ばあちゃんの話では、敗戦直後の写真だそうです。そうだとすると占領軍が撮影した航空写真?】
おばあちゃんと、建物は180年ほど前に建ったとか、不動並木は枯れてしまったとか、最近のお天気は変だとか、そんなお話をしていたのですが、もりそばの注文を誰かに伝えた、でもなく、自分で作る、でもなく、何か様子が変なのです。
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と、不安を抱きはじめたその時、暖簾をくぐって白い帽子に白衣を着た老人が現れたのです。そうなんです、調理人は外出中だったのです。書き入れ時にこれですから、とても、とても、長閑なお蕎麦屋さんです。
やっと運ばれてきたソバ、汁は甘め、ソバ太めの硬め、良く噛んで食べたのですが、歯の裏側にソバが張り付いて、かなり苦労しました。それに、ソバが生暖かいのには、もう・・・・・・・でした。
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帰り際に、こんな写真を発見。2005年の記事です。
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1953年の創業で、最初の十年がラーメン屋さんやっていて、その後、日本蕎麦屋に転身したそうで、なんと、調理方法には“こだわってない”と正直な発言し、記事になっているのです。
取材記者は“ジャーナリスト”の“こだわり”として、真実を伝えたのです。この記事は、常陽新聞とか、茨城新聞とか、地方紙では? と思います。全国紙の地方版ではなさそうです。
“わが街の老舗”と云う企画なので、何とか、老舗らしい、それなりの“こだわり”を引き出そうと、苦労して取材する記者の様子が想像できる内容です。
“国内産そば粉にこだわり”は、いろいろ苦労して、記者が聞き出し、探し出し、見つけ出した、こだわりなのです。とても楽しい記事でした。
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5年前の記事で“お客さんがいるうちは、健康のためにやっていきたい”と語っていたご主人は、当時78歳ですから、今年で83歳です。
のんびりした田舎の、のんびりしたお蕎麦屋さんでした。ご主人の様子からは、あと未だ5年は大丈夫だと、頑張って下さい。
ポタリングは、まだ、もう少し、続きます。
それでは、また来週。
“不動並木(跡)”の位置は、“つくば工科高校”の裏手で、初めて通る道でした。工科高校の表の道は何度も自転車や車で通っていました。一つ裏の道に入っただけで、こんな新しい発見があったのです。
いつもと違う角を曲がり、いつもと違う道を走る、いつもと違う風景に出会う。これぞポタリングの楽しみ。
それで、ここからは、いつもの道を走るのです。ここらあたりが、谷田部の中心街で、遠くに信号が見えるのが、谷田部十字路です。
街道筋の風景です。左側の茅葺き屋根が、
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五角堂です。
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五角堂の隣、明超寺のこの風景が好きです。
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緑と古びた木造外壁・・・・・・、この鄙びた佇まいが、とても寂しげでイイのです。
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“自由の敵はわがまま”ですか・・・・・・、ウ~ン、わがままですかァ。まァ、そうかもしれない。そうすると、味方は“責任”ですかねェ・・・・・・。
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こんなところに“谷川俊太郎”です。小さな魚は、大きな魚の死骸を食べる訳です。食物連鎖です、輪廻転生です。
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朽ち果てつつある土壁、諸行無常を感じたりして・・・・・・・。
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それにしても、腹が空いてきました。この店です、前を通り過ぎる度に、いつの日にか、きっと、必ずと、想い続けていた蕎麦屋さんです。
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丁度12時、しかし、店内には誰も居ません。“スイマセ~ン”と叫ぶと、少し間を置いて暖簾の奥から、“いらっしゃいませ”とお年寄りのご婦人が現れ、お茶が運ばれてて来ました。
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それで、“もりそば”を注文したのです。
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それから、古い写真を眺めたり、
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【ばあちゃんの話では、敗戦直後の写真だそうです。そうだとすると占領軍が撮影した航空写真?】
おばあちゃんと、建物は180年ほど前に建ったとか、不動並木は枯れてしまったとか、最近のお天気は変だとか、そんなお話をしていたのですが、もりそばの注文を誰かに伝えた、でもなく、自分で作る、でもなく、何か様子が変なのです。
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と、不安を抱きはじめたその時、暖簾をくぐって白い帽子に白衣を着た老人が現れたのです。そうなんです、調理人は外出中だったのです。書き入れ時にこれですから、とても、とても、長閑なお蕎麦屋さんです。
やっと運ばれてきたソバ、汁は甘め、ソバ太めの硬め、良く噛んで食べたのですが、歯の裏側にソバが張り付いて、かなり苦労しました。それに、ソバが生暖かいのには、もう・・・・・・・でした。
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帰り際に、こんな写真を発見。2005年の記事です。
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1953年の創業で、最初の十年がラーメン屋さんやっていて、その後、日本蕎麦屋に転身したそうで、なんと、調理方法には“こだわってない”と正直な発言し、記事になっているのです。
取材記者は“ジャーナリスト”の“こだわり”として、真実を伝えたのです。この記事は、常陽新聞とか、茨城新聞とか、地方紙では? と思います。全国紙の地方版ではなさそうです。
“わが街の老舗”と云う企画なので、何とか、老舗らしい、それなりの“こだわり”を引き出そうと、苦労して取材する記者の様子が想像できる内容です。
“国内産そば粉にこだわり”は、いろいろ苦労して、記者が聞き出し、探し出し、見つけ出した、こだわりなのです。とても楽しい記事でした。
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5年前の記事で“お客さんがいるうちは、健康のためにやっていきたい”と語っていたご主人は、当時78歳ですから、今年で83歳です。
のんびりした田舎の、のんびりしたお蕎麦屋さんでした。ご主人の様子からは、あと未だ5年は大丈夫だと、頑張って下さい。
ポタリングは、まだ、もう少し、続きます。
それでは、また来週。