今まで出来なかった事ができるようになるようなものではありませんが
はて。。これは何に見えますか?
木材に釘を打った人であれば釘抜きやバールを思い出すかと思います。森のなかまもそんなところです。
Maratac社の「Pico Widgy Pry Bar」といいます。こちらで購入しました。Pry bar は「テコ棒」「こじり棒」なのでバールみたいなものでしょうか。Widgyは辞書のエントリーがほとんどないのですが。。。日本語でヒットするのは「チンピラのガールフレンド」。。ますますよくわからなくなるかと思います。
誇らしげに刻印される「MADE IN USA」そして「U.S. GOVT.」は政府御用達と思われます(CountyCommはZuluとMaratacの商標をもち政府納入で余剰分を一般にも販売しているとあります)。
countycomm.comの説明をみると。。こんな風にあります。
単に「小さく作ってみました」ではないようです。
使い方は釘抜きと同じでこんな風に隙間に差し込んでテコでクイクイ。またはこじったりします。それだけのものです。ちなみにカッパちゃんはテコでなくても動きますが起きません。
ネイルをしている方がプルトップを引いたりペイント缶の蓋(ペンキ缶を開けられることが今の日本人にどれだけ訴求力があるのか。。)などが一般的かと思いますが、家にいればスプーンなどで代用が効くかと思います。
なので日常生活でコレが無いと「詰み」になるケースはそれほど無いかと思います。
実際森のなかまがコレを一番使うのは紙パックジュースの三角に折り畳まれて接着された部分をバキバキ剥がして平に潰す時です。平に潰すとスカッとします(笑)
前はPBのマイナスドライバーでやっていたのですが毎日のようにやるので何か「特別な」ものがあってもいいかなぁと思った次第です。
購入にあたって調べてみたのですが使い方は個々人で様々。よくあるのはナイフで何でもやっちゃおうとブレードを差し込んでこじってダメにしちゃったりするようなケースに「あると便利だよぉ〜」と言っているようでした。確かに。ついやってしまいたくなるのですがブレードはそんな風に力をかけるものではないです。
さて世の中にはEDC(Every Day Carry)というジャンルがありまして、毎日持ち歩いてヒョイと使うみたいな商品分野があります。森のなかまが好きな懐中電灯もその一角を担っているのですが、この手のツールも色んなものがあります。
その殆どが「マルチ」ツールだったりします。6角の穴が並んで開いてレンチになっていたり、あっちこっち飛び出て先端がドライバーになっていたりします。そして必ず栓抜き機能が付いています。この事については色んな方が書かれていますので割愛しますが、栓抜きが付いていない潔い単機能のツールを自分なりの使い方で使ってみたいと考えていました。
よく見ると結構アメリカンな造りです。最近の中国で作られたCNC切削の製品ばかりみている方には不満に思われるかもしれませんが機能的には問題ないと思います。
実は似たようなツールを一つ(栓抜きつき)もっていたのですがステンレス製で何気に重たく使用用途もわからず使いたいと思った時には何処かへ行ってしまいました。
チタンだとそれなりにお高くなるのですが、軽ければヒョイヒョイ使うだろうしそれなりに造りも良いかと踏んだのですがそうでもなかったようです。
くさび部分も厚くて自分の用途には合わないので迷わずヤスリと砥石で研ぎ始めました。そして思いました。コレは半完成品で自分の使いたいようにカスタマイズして使う道具なんですね。すると俄然面白くなって愛おしくなってきました。うん?。。。なんか「チンピラのガールフレンド」というのはこういうことなんでしょうか?
着飾ったガールフレンド。Pry barは画像検索すると「Widgy wrap」一般的にはパラコードをタイトに巻くようなんですが靴ベラにも使いたかったのでこんな風にしてみました。
5mmのパラロープをコナクソとビーズに押し込んでいます。おかげさまでテンションがかかりガールフレンドを固定する事ができます。使う時はビーズを引っ張ってループから取り出します。
横から見るとこんな感じです。刃は付けていませんが研いだものをパラロープの先でプランプランさせるより小市民的ですし、ビーズが重石になって下を向いてくれるので何となく満足しています。
ついでなので、5月頃にクリップを外せたRovyVon A29 Brass。汗水流して働いたせいかポケットのなかで良い色合いになりました。
滑り止めのナーリングなどもないのですが微妙な面取りでアタリが出てかなり魅力的な真鍮のカタマリになりました。
凹んでいるところはまだ変色の余地はありますが表面は何度も濃くなったりポケットのなかで擦れて薄くなったりしました。
そろそろクリップを戻して本来のカタチで使ってあげようかと思います。
今更感ですが。。2インチのものはclassic ALOXと比べるとこんな大きさです。もっと大きなサイズのものがありそちらの方が使い勝手はよいかもしれませんが重くなります。チタンのがあれば欲しいですね。
Maratacでなくてコピーでよければアマゾンでもお安く購入できるようです。「アレにつかえるかな?」と思われる方はトライしてみてください。で、相思相愛になったらMaratacを手に入れてみてください。オリジナルにはそういう魅力があると思います。
それでは!
はて。。これは何に見えますか?
木材に釘を打った人であれば釘抜きやバールを思い出すかと思います。森のなかまもそんなところです。
Maratac社の「Pico Widgy Pry Bar」といいます。こちらで購入しました。Pry bar は「テコ棒」「こじり棒」なのでバールみたいなものでしょうか。Widgyは辞書のエントリーがほとんどないのですが。。。日本語でヒットするのは「チンピラのガールフレンド」。。ますますよくわからなくなるかと思います。
誇らしげに刻印される「MADE IN USA」そして「U.S. GOVT.」は政府御用達と思われます(CountyCommはZuluとMaratacの商標をもち政府納入で余剰分を一般にも販売しているとあります)。
countycomm.comの説明をみると。。こんな風にあります。
When Uncle Sam requested a small pocket pry bar for technicians to open ordinance crates in the field, we offered these as the solution.
政府(Uncle Sam)から現場の技術者が条例で定める木枠(多分弾薬が入ったクレートかと)を開梱する小さいプライバーの相談がありこちらの商品を納入することになりました。
政府(Uncle Sam)から現場の技術者が条例で定める木枠(多分弾薬が入ったクレートかと)を開梱する小さいプライバーの相談がありこちらの商品を納入することになりました。
単に「小さく作ってみました」ではないようです。
使い方は釘抜きと同じでこんな風に隙間に差し込んでテコでクイクイ。またはこじったりします。それだけのものです。ちなみにカッパちゃんはテコでなくても動きますが起きません。
ネイルをしている方がプルトップを引いたりペイント缶の蓋(ペンキ缶を開けられることが今の日本人にどれだけ訴求力があるのか。。)などが一般的かと思いますが、家にいればスプーンなどで代用が効くかと思います。
なので日常生活でコレが無いと「詰み」になるケースはそれほど無いかと思います。
実際森のなかまがコレを一番使うのは紙パックジュースの三角に折り畳まれて接着された部分をバキバキ剥がして平に潰す時です。平に潰すとスカッとします(笑)
前はPBのマイナスドライバーでやっていたのですが毎日のようにやるので何か「特別な」ものがあってもいいかなぁと思った次第です。
購入にあたって調べてみたのですが使い方は個々人で様々。よくあるのはナイフで何でもやっちゃおうとブレードを差し込んでこじってダメにしちゃったりするようなケースに「あると便利だよぉ〜」と言っているようでした。確かに。ついやってしまいたくなるのですがブレードはそんな風に力をかけるものではないです。
さて世の中にはEDC(Every Day Carry)というジャンルがありまして、毎日持ち歩いてヒョイと使うみたいな商品分野があります。森のなかまが好きな懐中電灯もその一角を担っているのですが、この手のツールも色んなものがあります。
その殆どが「マルチ」ツールだったりします。6角の穴が並んで開いてレンチになっていたり、あっちこっち飛び出て先端がドライバーになっていたりします。そして必ず栓抜き機能が付いています。この事については色んな方が書かれていますので割愛しますが、栓抜きが付いていない潔い単機能のツールを自分なりの使い方で使ってみたいと考えていました。
よく見ると結構アメリカンな造りです。最近の中国で作られたCNC切削の製品ばかりみている方には不満に思われるかもしれませんが機能的には問題ないと思います。
実は似たようなツールを一つ(栓抜きつき)もっていたのですがステンレス製で何気に重たく使用用途もわからず使いたいと思った時には何処かへ行ってしまいました。
チタンだとそれなりにお高くなるのですが、軽ければヒョイヒョイ使うだろうしそれなりに造りも良いかと踏んだのですがそうでもなかったようです。
くさび部分も厚くて自分の用途には合わないので迷わずヤスリと砥石で研ぎ始めました。そして思いました。コレは半完成品で自分の使いたいようにカスタマイズして使う道具なんですね。すると俄然面白くなって愛おしくなってきました。うん?。。。なんか「チンピラのガールフレンド」というのはこういうことなんでしょうか?
着飾ったガールフレンド。Pry barは画像検索すると「Widgy wrap」一般的にはパラコードをタイトに巻くようなんですが靴ベラにも使いたかったのでこんな風にしてみました。
5mmのパラロープをコナクソとビーズに押し込んでいます。おかげさまでテンションがかかりガールフレンドを固定する事ができます。使う時はビーズを引っ張ってループから取り出します。
横から見るとこんな感じです。刃は付けていませんが研いだものをパラロープの先でプランプランさせるより小市民的ですし、ビーズが重石になって下を向いてくれるので何となく満足しています。
ついでなので、5月頃にクリップを外せたRovyVon A29 Brass。汗水流して働いたせいかポケットのなかで良い色合いになりました。
滑り止めのナーリングなどもないのですが微妙な面取りでアタリが出てかなり魅力的な真鍮のカタマリになりました。
凹んでいるところはまだ変色の余地はありますが表面は何度も濃くなったりポケットのなかで擦れて薄くなったりしました。
そろそろクリップを戻して本来のカタチで使ってあげようかと思います。
今更感ですが。。2インチのものはclassic ALOXと比べるとこんな大きさです。もっと大きなサイズのものがありそちらの方が使い勝手はよいかもしれませんが重くなります。チタンのがあれば欲しいですね。
Maratacでなくてコピーでよければアマゾンでもお安く購入できるようです。「アレにつかえるかな?」と思われる方はトライしてみてください。で、相思相愛になったらMaratacを手に入れてみてください。オリジナルにはそういう魅力があると思います。
それでは!
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