森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

STREAMLIGHT ClipMate + YUJILEDS

2019-07-07 14:29:30 | フラッシュライト
山吹色の作業灯。大好物です。

それは。。去年の7月に一度は注文したものの希望色の在庫がなくてキャンセル。11月にAmazonでお値打ちなのを見つけて「なんとかなるだろう」と購入してしまいました。いかがおすごしでしょうか。


Streamlight社のClipMate Yellowです。同じ名前でClipMate USBという新しいのもあります。こちらも使ったことはありますが、今回は黄色いクリップメイトであります。


5mm砲弾LEDが3つの3眼。大雑把にいえば100均のランチャーライトと機構は殆どかわりません。1000ルーメンを超えるポケットライトが売られている時代ですが、単4電池3本で手頃な明るさを吐き出してくれるという点ではなかなか使いやすいものであります。


入り組んだ造形の後ろ姿。クリップメイトというだけあってクリップが付いています。樹脂ボールとジョイントの摩擦だけで角度を固定します。すごく不安になりそうな構造ですが、どっこい、そうそう角度がテレレと変わってしまうことは今の所ありません。こういったところは流石アメリカで鍛え上げられてるんだなぁと思います。


クリップパーツと本体はツメで固定されています。Openと書かれた方向に回すとパカッと蓋が外れます。蓋の開け閉めは蓋を本体に押し込みながら回すとスムーズかと思います。


蓋の二重構造になっていて接点と外部の爪が独立して稼働するようになっていますが何気にラッチします。防水用の太いOリングと相まってカタカタするようなことはありません。
円筒形だったらねじ切りにしてしまうところを扁平な形からこのような機構にしたのかと思いますが、確りとスムーズに可動するように作られているのには感心してしまいます。

操作はヘッドを捻ってOn/Offするツイスト式です。ストッパーがありグルグルと回し続けたりはできないようになっています。


27Lumens(40H)

狭角タイプの5mm砲弾LED3灯でセンターに強めのスポットが出る配光。リフレクタ、LEDそのものが干渉し合ってツノみたいのが出たりと結構複雑な形状ですが仕事で使う分には特に悪い感じではありません。

森のなかまとしては光源をYUJILEDSに交換して「もう一線超えたお付き合い」をしたかったので特に問題はないはずでした。。が。。

どうやって分解したら良いんだろう。。

購入をためらったのは分解方法が全くわからなかったからです。
調べ方が悪いのかもしれませんがクリップメイトを分解したりLED交換をする人なんかいないようです。それだけノーマルがよくできていることなんだと思いますが。。無理やりやって壊してももったいないなぁ。。そんなこんなで11月にやってきてから5月になるまでの半年間塩漬けになっていました。


取れましたよぉぉ。連休に入ってある憶測を元にトライしたところ憶測は外れたものの。。ヘッドを引き気味にグイッと回したら取れました♪単純に爪にはめ込まれているようでした。
樹脂が相手ですので作業するのでしたら手で握って人肌くらいまでに温めてから作業をすると良いでしょう。


キリカキ部分がスイッチのストッパーになるかと思われます。接点はそのまま電池に接続。板バネのテンションで出っ張ったりへっこんだりします。
組み立て直すときに流動性の高いワセリンなどよりもシリコングリスのような粘度の高いものを塗っておくとよいかと思います。


抵抗器が3つあります。並列に制限するメリットがあるとすれば、1灯ダメになっても他は活かせるというかんじなのでしょうか(2020.6.14追記:「LEDを並列にするときは抵抗器も並列に接続する」のが本来のやり方でした。あらためて真面目につくられてるんだなぁと思いました)。接点部分はグリス状のようなものが塗られていました。基盤はネジ留めでした。


抵抗器以外のパーツはなくLEDが付いているだけです。


この先は特に分解する必要はないのでそなままにしておきました。よくわからなかったのでLEDの高さを揃えるためLEDを基盤に差し、ベゼルにねじ止めした状態で半田付けしました。


オリジナル, YUJILEDS 5600K-60度, YUJILEDS 3200K-60度

例によって明るいセンターがなくなってしまいました。拡散気味の60度のLEDですのでこんな感じになります。中遠方は絶望的ですが手元足元用には扱いやすく写真撮影にも使っています。

2種類の色温度の写真を載せていますが。。。はい。。二つ所有しています。。5600Kが思いのほかよかったので電球色の3200K用にと。。調べたら再びお値打ち品があったので5月に注文しました。


またしても。。黄色です。点灯すれば光の色はわかるのですが電球色に比べてクールな昼中色にはクールなペンちゃんのシールを貼っています。。


並べてみたらエプロンに並んだジェット戦闘機みたいなかんじになりました。


意味はありませんが、こんな感じに「お手軽に設置。お手軽に向きを固定」できるので重宝しています。


写真撮影用には5600Kを二つにした方がよかったのかと思いますが、ガチでやるなら光の反射や写り込みを考えれば黒ボディを選択するべきかと思います。が、それくらいユルイ使い方をしています。


リリース当初は帽子のツバにつけてヘッドランプのような使い方ができますよとか紹介されていたらしいのですが、さすがにフロントヘビーになるかと思います。そういうための製品であれば今は良いものがたくさん出ています。

ただ、そういった小さく軽い製品が作れなかった時代でもこういったものを作って出してくるアメリカ人は日本に比べて懐中電灯に慣れした親しんでいるんだなぁと思います。実際よくできた製品だと思いました。

今から敢えてクリップメイトを購入する理由はそれほど多くはないかと思いますが、球替えできるなら使ってみたい、今あるLEDを変えてみたいかたの参考にして頂ければ幸いであります。


とういことで。。最後はお気に入りの後ろ姿で。。なかなかカッコEです♪

それでは!

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2 コメント

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Unknown (ヒゲちゃん)
2019-07-07 15:31:12
気に入った物は二つ、正確です。

中身が変わると全然違うライトになりますよねー気分的にも実用?性でも、相変わらずの5mm砲弾…。

自分も以前頂いた球もあるし、手頃なライト探そうかなー
返信する
相変わらずです(笑) (森のなかま)
2019-07-07 16:21:45
C4テクノロジーなのか定格よりちょっと多めに流れるのかかなり明るいです。もう。。100時間近くつかっていますがLEDが焼けることもなく使えています。壊れたらLED取り替えればよいので単純なのは好きです。

色々とりかえましたが。。単発より多灯がおもしろかったです。いちばんのキモは分解できるかです(笑)

5mm砲弾のホストはどんどんなくなっていますが、まだ手に入って実用的なのは。。NextorchのECO Starでしょうか。UVで50-100灯ものも面白そうですが(笑)
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