森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

Hering!

2010-05-16 18:53:50 | ハーモニカの機種

HERING 70120 FREE BLUES 6KIT
にはは。chuya-onlineさんから注文していた FreeBluesのキットが届きました。
別にHering党というわけではないのですが、最近好きになっています。

ハープを持ち運ぶときはどうされているでしょうか?
昼休みに川原で練習するのであれば1-2本、人と合わせてみようかとうと12本はいらないにしても6本ぐらい持ち出したいところです。
でも鞄にスッと入るようなケースが無いのですよ。


鞄に入ると言えばHohner HC-Deluxeなんですが本格的なんですよ。

一応以前から64系のクロマくらいの黒いプラケースに入っていたFreeBluesのキットは知ってはいましたが、実用的といえば実用的なのですが何故か触手がのびませんでした。

なんかトレンディでアーバンでスマートかつヤングなスタイリッシュ、カジュアルなものは無いかと思っていたら、サンバの国にゴキゲンなケースがあったのでした(全部死語って否定しないでね)。


見て!(笑)

見て見て!(はいはい)

外寸は 205 x 135 x 35 で、MarineBand, ManjiはOKですが、FireBreathはギリギリで、Tombo製は入りませんでした。
CrossOverのような芯材に布張りのしっかりしたケースですので安心して持ち運びできそうです。
以前電子辞書のケースが利用できなかな?と思っていた口なのでニーズにピッタリです。こんなケースを革張りで出してもらえないですかね?

本国ではMasterBluesの紺色6本キットもあるそうです。いいなぁ。
ちなみに、1本ものは谷口楽器にキー限定で入っていたのを以前購入しました。

多分CrossOverの後だと思うですがHeringは直ぐにこういうのを出してくるのが面白い。


VintageHarpのはベージュ地に縁取りが濃い茶色と凝っています。しかし既に持っているキーだったので購入せず(確かCA)。

どんどん脱線します(笑)。

MasterBluesといえば、昔は黒いプラスティックでした。ちょうどFreeBluesのコームが黒くなったようなもんですね。


上が古いタイプ、下がナウでコームがVintageHarpと同じ木になりました。


この木の匂いが実は苦手(それでも使いたくなるって事ですぞォ)で暫くバラして、ここには書けないような事をして暫く放置しています。すると結構匂いが和らぎます。知人は全然気にならないそうなので個人差ですね。

一応、MasterBluesが純正律、Super20(名前がモロで潔いくらい)が平均律だったかと思いますが、説明がないとなんで同じような製品がラインナップされているのか不思議でした。一応木製になって違いが打ち出せたわけです(そうなの?)。

また、カバーのメッキも何故かCのみ分厚いクローム?(クロマのTootsモデルみたいな感じ)で、他のキーは落ち着いたコンベンショナルなニッケル?メッキというのもありました。現在どうなってるのだろう?
多分Cが売れるので特別で、他は普通になのかな?個人的には普通のが落ち着いていてカックいいです。

さて、FreeBluesに戻ります(笑)。

さて肝心の中身ですが、以前も書きましたが中々どうして良いのです。
調整をせずに全部吹いてみました。さすがにOverBlowは出し難いですがバンプの反応もよくベンドもよく効きます(Eのみ低域ですこーし詰まり気味)。調整すればOB/ODできるのは既に分かっていますので楽しみです(HeringとHohnerのClassicタイプのリードはSquealingし難いので調整が楽です)。

音量が多少小さいのは材質等が微妙に上位機種よりおとしているのかと思いますが、同じ価格帯のものに比べしっかりしたプレート、リードを使っていると思います。音量が小さいのは家での練習用と考えると好都合です。


相変わらず可愛い♪こんなのが6本ワイワイ入っているのが嬉しいです。

しかし、ちょっぴり残念な話。。

以前谷口楽器に寄ったところ張り紙にYAMAHAトレーディングがHerinngの取り扱いを止めるらしいのでHeringは在庫分です。みたいな事が書いてありました。
YAMAHAトレーディングのページを見ても書いていませんが、売れ行きからするとそうなっても仕方ないのかなぁと思いました。
#次はSeydelを取り扱う?ないよなー。

国内で買えるハープの種類が減ってしまうのは残念であります。
思えばBlackBluesのAが吹き易くて「どんな秘密が。。」とリードの形を真似たのが調整沼への入り口でした。
時々、へんてこりんな味がしたり、汚れているのもありました(他メーカでもありますが)が、そんなもんは洗ったり拭けばよいんです。
純正律、ブリリアントピッチなどのバリエーションをもち(人によってはピッチが狂ってると誤解する可能性もありますが)色々な事を教えてくれたメーカでした。
本国ではMadCat様、RodPiazza様のモデル(カックいいー)RK-20(使ってみたい)を出す等元気です(一時期北米に物が無いときもありました)。売れ筋のVelvetVoiceなんかも独特の雰囲気がありますね。
Hering本家


BlackBlues-A キー毎にカバーデザインの刻印を変えているのですよ。。お金がかかりそうです。

というわけで私はSuzuki(田中光栄さんのブログをみるとわかります)もそうですが時々何考えてるのかわかんないけど「作ったから売るよ」みたいな所が結構好きなようです。

お金は大切ですが、出来れば心意気を魅せてくれるメーカの製品を買って応援できればと思います。

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