3.0Vを手に入れたTiはペンライトの形をしていました。
梅雨まっさかりです。ジメっとしています。いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日はTHRUNITEさんからモニター提供して頂いたTi4を紹介します。
FoursevenのPreonにSurefireのEWP-01のテイルキャップが合体したようにみえますが(笑)漢(おとこ)っぽさを上手く排除したエレガントなデザインにまとめています。
キャップはメタル製です。多少内部で擦れ合いますがチタン製でありがちな嫌なゴリゴリ感はありません。押し感は少し強めです。
半押しで調光するのですがストロークは短めです。指先で押すよりも親指の付け根で押すと多少コントロールし易すく感じます。あるいは半押しを諦めカチッと音がするまでフルストロークでオンオフするのが確実でしょう。
クリップは適切と思われるテンションを持っていて滑らかに面取りされています。HAの滑らかなボディと相まってブスッとポケットに刺し易いです。ズボンのポケットのように厚みがある生地に挟む時はクリップを横から摘んでやると先端が開き刺し易かったです。
スイッチはねじ込み式になっています。ベルトレンチで更に分解できそうですが(笑)色々面倒そうなので止めておきます。Oリングを外すとクリップを外す事ができますが。。。
クリップとボディにはロゴの位置が合わせられるよう切りカキがあります。クリップを外したままだとボディ側の出っぱりが見えたままになりますし、コロコロとどこまでも転がってしまいますので、そのままが宜しいかと思います。
シャツの胸ポケットに極力物を入れたくない人間なのでズボンに刺してみました。単3電池2本だと長くて座った時に納まりがよろしくないのですが、単4電池2本だとそれなりに納まりもよいですし、HAのサラリとした表面のお陰で抜き差しは非常にスムーズです。この細さからあの暴光がでるのかと思うと。。
プレートの裏側を見てもTi3との違いはわかりませんでした。この記事を書きながらPBピックツールを刺してまわしたらモジュールが外れました。接着剤で固めていないでくれました。ありがたい話しです。
LEDとリフレクタの間にある樹脂パーツによりLEDは綺麗にセンターに配置されています。
中のモジュールを外さずとも、既存のTi3とヘッドを入れ替える事ができます。でも。。。Ti4のサラッとしたボディとナーリングがガッチリ入ったヘッドだと見た目は今ひとつかもしれません。それだけ良くできたデザインなのだと思います。
Firefly:0.3Lumens(137H), Low:24Lumens(12H) High:252Lumens(51M)
写真ではFireflyが真っ黒ですが、ペンライトらしく細かなパーツを至近距離で見る時には眩しくなくて丁度良いくらいに明るくなっていました。感覚的には1-2ルーメンはありそうです。
お医者さん気分で試しに自分の喉の奥を照らして鏡で見てみましたが。。気分満天(笑)見易かったです。Ti3のFireflyもこれくらいの明るさがあっても良いかなぁと思いました。
Lowも24ルーメンあると結構使い出があります。最大出力の前が10ルーメン台だと暗いか、眩しいかのどちらでストレスを感じる方もいるかもしれませんので20~60ルーメン内に落ち着かせるのが無難なのかと思います。
そしてHigh。。。ちょっと驚きです。ちょっと前まで(最近歳のせいか10年くらい前でも「ちょっと前」と言ってしまいます)高価なCR123Aを2本で手に入れていた200ルーメンを超える明るさを、いまや単4電池2本で出せてしまうのです。
Ti(XPL) + LEE Filter
こちらはXPLによる配光例です。LEE Filterを入れているのでNWっぽくなっていますが、Ti3, Ti4はほぼ同じモジュールではないかということが伺えるかと思います。もともと上限が3.0Vのモジュールだったので当初からTi4を念頭に置いていたのかもしれません。
イメージ写真っぽくなってきました。そろそろ終盤です(笑)
さて。。使い勝手の良くなったFireflyにLow。時間や放熱の縛りはあるものの250ルーメンが出せるHigh。抜き差しし易い洒落たボディと良い事尽くめのTi4ですが。。。使用頻度があまり高くありません。。
個人的には放熱を気にせず使える40~80ルーメンくらいのMidが欲しいという事もありますが、一ヶ月近く使ってみて思うのは。。。
モード遷移にモードがある
事がでしょうか。何の事かというと。。半押し電源オフ、オンで調光するのですが。。
2秒くら間を置いていれば調光として一段上のレベルに遷移。
2秒以上10秒以内であれば、最後に点灯していたモードで再点灯。
10秒を超えると強制的にLowからスタート。
Ti3もそうでしたが、2秒以上10秒以内なら最後のモードで再点灯というのがクセもので。。Lowに遷移してからHighやストロボをキャンセルしたい時に10秒待たないといけないのです。
電源断を2秒以上超えたらLowに戻るか、いっそ最後のモードで点灯(これまでの一般的なメモリ機能)してくれればHighに固定してタクチカルチックに使ってみようという気になるのですが。。。
Ti3の時はそれほど気にならなかったのですが、テールスイッチのUIとなるとT10Sを念頭に置いてしまうため違和感を感じたのかもしれません。
「10秒以内なら同じ明るさで点灯できて、しばらく置いておけばLowに戻るので暗順応も守れて便利」
市場がこういった複雑なモード遷移を望んでいるのであれば仕方がありませんが、頭の回転が遅い森のなかま的には「もう。。いいや」となってしまうのであります。
サイレントな動作要求を満たすにはツイスト操作しかないと思うのですがナーリングやスリットもなくツルツルのヘッドでは結構難しいものであります。
いっそ、ツイスト操作を捨て、昔のNeutronのようにヘッドを締める緩めるでGeneral, Turboモードみたいな運用。TN4Aのような電子スイッチ操作ができたら印象は変わったのかもしれません。
勿論。そんな事は望まないというかたもいらっしゃるかと思います。
商品をモニターさせて頂いて最後は末梢のところで文句が多くなってしまいましたが、あくまでも森のなかまの個人的な感想です。
「そんな細かい事は気にしない」
という方も沢山いらっしゃるかと思いますので御自身の基準で考えてみて下さい。実際。。洒落たデザイン、Ti3よりパワフルな各モードは良く出来ていると思います。
それでは!
梅雨まっさかりです。ジメっとしています。いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日はTHRUNITEさんからモニター提供して頂いたTi4を紹介します。
FoursevenのPreonにSurefireのEWP-01のテイルキャップが合体したようにみえますが(笑)漢(おとこ)っぽさを上手く排除したエレガントなデザインにまとめています。
キャップはメタル製です。多少内部で擦れ合いますがチタン製でありがちな嫌なゴリゴリ感はありません。押し感は少し強めです。
半押しで調光するのですがストロークは短めです。指先で押すよりも親指の付け根で押すと多少コントロールし易すく感じます。あるいは半押しを諦めカチッと音がするまでフルストロークでオンオフするのが確実でしょう。
クリップは適切と思われるテンションを持っていて滑らかに面取りされています。HAの滑らかなボディと相まってブスッとポケットに刺し易いです。ズボンのポケットのように厚みがある生地に挟む時はクリップを横から摘んでやると先端が開き刺し易かったです。
スイッチはねじ込み式になっています。ベルトレンチで更に分解できそうですが(笑)色々面倒そうなので止めておきます。Oリングを外すとクリップを外す事ができますが。。。
クリップとボディにはロゴの位置が合わせられるよう切りカキがあります。クリップを外したままだとボディ側の出っぱりが見えたままになりますし、コロコロとどこまでも転がってしまいますので、そのままが宜しいかと思います。
シャツの胸ポケットに極力物を入れたくない人間なのでズボンに刺してみました。単3電池2本だと長くて座った時に納まりがよろしくないのですが、単4電池2本だとそれなりに納まりもよいですし、HAのサラリとした表面のお陰で抜き差しは非常にスムーズです。この細さからあの暴光がでるのかと思うと。。
プレートの裏側を見てもTi3との違いはわかりませんでした。この記事を書きながらPBピックツールを刺してまわしたらモジュールが外れました。接着剤で固めていないでくれました。ありがたい話しです。
LEDとリフレクタの間にある樹脂パーツによりLEDは綺麗にセンターに配置されています。
中のモジュールを外さずとも、既存のTi3とヘッドを入れ替える事ができます。でも。。。Ti4のサラッとしたボディとナーリングがガッチリ入ったヘッドだと見た目は今ひとつかもしれません。それだけ良くできたデザインなのだと思います。
Firefly:0.3Lumens(137H), Low:24Lumens(12H) High:252Lumens(51M)
写真ではFireflyが真っ黒ですが、ペンライトらしく細かなパーツを至近距離で見る時には眩しくなくて丁度良いくらいに明るくなっていました。感覚的には1-2ルーメンはありそうです。
お医者さん気分で試しに自分の喉の奥を照らして鏡で見てみましたが。。気分満天(笑)見易かったです。Ti3のFireflyもこれくらいの明るさがあっても良いかなぁと思いました。
Lowも24ルーメンあると結構使い出があります。最大出力の前が10ルーメン台だと暗いか、眩しいかのどちらでストレスを感じる方もいるかもしれませんので20~60ルーメン内に落ち着かせるのが無難なのかと思います。
そしてHigh。。。ちょっと驚きです。ちょっと前まで(最近歳のせいか10年くらい前でも「ちょっと前」と言ってしまいます)高価なCR123Aを2本で手に入れていた200ルーメンを超える明るさを、いまや単4電池2本で出せてしまうのです。
Ti(XPL) + LEE Filter
こちらはXPLによる配光例です。LEE Filterを入れているのでNWっぽくなっていますが、Ti3, Ti4はほぼ同じモジュールではないかということが伺えるかと思います。もともと上限が3.0Vのモジュールだったので当初からTi4を念頭に置いていたのかもしれません。
イメージ写真っぽくなってきました。そろそろ終盤です(笑)
さて。。使い勝手の良くなったFireflyにLow。時間や放熱の縛りはあるものの250ルーメンが出せるHigh。抜き差しし易い洒落たボディと良い事尽くめのTi4ですが。。。使用頻度があまり高くありません。。
個人的には放熱を気にせず使える40~80ルーメンくらいのMidが欲しいという事もありますが、一ヶ月近く使ってみて思うのは。。。
モード遷移にモードがある
事がでしょうか。何の事かというと。。半押し電源オフ、オンで調光するのですが。。
2秒くら間を置いていれば調光として一段上のレベルに遷移。
2秒以上10秒以内であれば、最後に点灯していたモードで再点灯。
10秒を超えると強制的にLowからスタート。
Ti3もそうでしたが、2秒以上10秒以内なら最後のモードで再点灯というのがクセもので。。Lowに遷移してからHighやストロボをキャンセルしたい時に10秒待たないといけないのです。
電源断を2秒以上超えたらLowに戻るか、いっそ最後のモードで点灯(これまでの一般的なメモリ機能)してくれればHighに固定してタクチカルチックに使ってみようという気になるのですが。。。
Ti3の時はそれほど気にならなかったのですが、テールスイッチのUIとなるとT10Sを念頭に置いてしまうため違和感を感じたのかもしれません。
「10秒以内なら同じ明るさで点灯できて、しばらく置いておけばLowに戻るので暗順応も守れて便利」
市場がこういった複雑なモード遷移を望んでいるのであれば仕方がありませんが、頭の回転が遅い森のなかま的には「もう。。いいや」となってしまうのであります。
サイレントな動作要求を満たすにはツイスト操作しかないと思うのですがナーリングやスリットもなくツルツルのヘッドでは結構難しいものであります。
いっそ、ツイスト操作を捨て、昔のNeutronのようにヘッドを締める緩めるでGeneral, Turboモードみたいな運用。TN4Aのような電子スイッチ操作ができたら印象は変わったのかもしれません。
勿論。そんな事は望まないというかたもいらっしゃるかと思います。
商品をモニターさせて頂いて最後は末梢のところで文句が多くなってしまいましたが、あくまでも森のなかまの個人的な感想です。
「そんな細かい事は気にしない」
という方も沢山いらっしゃるかと思いますので御自身の基準で考えてみて下さい。実際。。洒落たデザイン、Ti3よりパワフルな各モードは良く出来ていると思います。
それでは!
あっ。。本当だ。。。NWもあるんですね。。といいつつも、モジュールを取り出せるので色々自由度のあるCWも最近はお気に入りになってきています。何せ蒸暑いので(笑)
UIは人それぞれ好みがあるので何とも言えないのですが、私はちょっとダメでした。「ジャンパー線をカットすれば」とかなっていると良いのですが(笑)他社でもこういったUIがあったりするので、市場要望としては強いのかなぁと納得しています。
メーカーの保証はないかと思いますがTi3のヘッドと置換可能です。250ルーメンオーバーのXP-Lはなかな素晴らしいです。もうペンライトではないですけどね(笑)
普段ペンをポケットに刺されているのでしたら、Ti4もいけるかと思います。2AAAなので丈が長いのでポケットの中で自立するので1AAAのEigerさんのようにブラ~ンとはしないかと思います。それでいてコンパクトでセクシー&シルキーな表面なので抜き差しがスムーズです。Eiger2AAAボディだと重くて長すぎるかもしれませんが。。。
ペンライトというと個人的にはStreamLightの元祖Stylusを切って2AAAAにしたものなら刺しても良いかなぁと思っています。看護婦さん御用達のショップとかを見ると暗めでよろしければ楽しいものが沢山るんですよぉ♪
http://www.lemoir.com/disp/CSfDispListPage_001.jsp?dispNo=001001006006&scd=001007
Nitecore MT01, Sunwayman P02Aなど色々でてきそうですのでTokoさんにピッタリなのが見つかると良いですね。値段を度外視すればチタンとか軽くて衛生面からもメディックに良さげですよね♪
昔からこのペンライト型というのには惹かれるものがあります。私が懐中電灯に興味をもったのが、お医者さんの使うペンライトだったというのもあるかもしれません。お医者さん自身に興味をもっていたら、また別の未来があったかもしれませんが・・・笑
これ、いいですね。Ti3とヘッドが互換なところとか面白いですね。
しかし、このモード遷移はちょっと難ありですね~森のなかまさんのおっしゃるとおり、ヘッドの締め具合でモード固定できるとありがたいのですが。ちょっと古いですけどFenixのE11なんかわかりやすくて好きです。
これって実際ワイシャツの胸ポケットに入れたらどうなんでしょうね。
前にEigerさんでやったことがあるのですが、どうしてもぶら~ん♪ってなるので。
ペンと一緒に刺して置いて、さっと使えるのが理想ですが。
NWもあるのがうれしいですね。
何だか見てると、Eigerさんの2AAAボディーが今さら欲しくなってきました。笑